39. 南大高
20時20分、南大高駅に到着。大高市かと思いきや名古屋市緑区だった。ついに、名古屋まで来た。2~2.5時間にひと駅のペースで進んでいるので、次の下車駅で年越しを迎えよう。
改札は1つで、出口は左右に分かれているが西口と東口。改札付近に地図はなく、西口には大きめの商業施設があるものの東口は真っ暗。ここは敢えて、東口に行ってみよう。
階段を下りると地図があり、近くに蝮池 (まむしいけ)という池があるようだった。しかし、縮尺がないので距離が分からない。ここは一旦、落ち着いて調べるために西口に行ってみよう。
西口に出ると、左に大きな商業施設があったが、右の「よってって横丁」に釣られてそっちに寄ってみた。少しの階段を下りるとあったのは、パン屋とトレーニングジムを複合させたようなお店。コンビニサイズの店舗の中には確かに、イートインのためのテーブルと奥にトレーニング器具があった。食べた後に運動して健康になろうということだろうか。店内の電気が点いている一方で人はおらず、中にも入れなかった。
その先にある、よってって横丁自体への入口は通過できた。飲食店がいくつかある他、デイケアや介護支援事業所など、食と健康の施設になっているようだった。4~8階の「おたがいさまの家」は何だろう。どの店舗も開いていないが、人がたまに通るので、夜は市民の通り道となっているようだ。
2階へのエスカレーターも動いていたので上がってみると、テーブルや椅子が並んでおり中高生ぐらいの人たちが勉強していた。家にいると手伝いとかをやらされるのだろうか。それにしても大晦日の夜に・・・学生も、楽ではないようだ。
これに便乗し、この場で蝮池への距離を調べ、宿も確保することにした。大晦日の夜に、地域の若者たちとデスクワーク・・・これが「東海道線五十三次」の醍醐味だ。エスカレーターの無機質な連続音が、集中力を連れて来る。
蝮池は近くにあるようだった。ネットの地図では名前が付いていないが、位置的にこれだと思う。それと、この北東には大きな公園が広がっていた。「大高緑地」というらしく、テニスコートや野球場に水泳場 (池に見えるけどプール?)、ドッグラン、キャンプ場、蝮池よりも大きな池、「ディノアドベンチャー名古屋」なる施設もある。
かなり広いので、蝮池を見た後は、線路の所まで戻って線路沿いを進み、この緑地の西端部にある「恐竜広場」に行くことにしよう。
続いて宿の確保。公式サイトも旅行サイトも明日の分からの受付だったが、電話したら空きがあって予約できた。これで安心して、蝮池と恐竜広場に行ける。
再び東口に向かい、駅前の信号を渡って左へ。その先で、最初の信号を右に曲がって新幹線路をくぐる。すると目の前に白い門で閉ざされた施設があった。門まで近づいてみると、一般企業の事業所のようだった。そこで右で、しばらく真っ直ぐ。
左カーブに差し掛かったところで蝮池が姿を現した。5分あれば一周できそうなぐらいの広さ。木の柱に吊るされているプレートによると、釣り場や菖蒲園、「六角堂四阿」などがあるらしい。
一番近くの「六角堂四阿」まで行ってみた。途中にあった釣り場は、なるほど、水面のすぐそばまで降りられる。名の通りマムシが出ないことを祈ろう。「六角堂四阿」は、ただの六角形の屋根付きベンチだった。名前いったのか・・・?
蝮池を後にし、新幹線路をくぐった所まで戻り、在来線と新幹線の間の大通りを北上。
この通りに乗ったまま新幹線路をくぐると、恐竜広場はすぐそこだ。一言で言うとちょっと大きめの公園で、シーソー、波打ってる低めのウンテイ、プラ製のトンネルすべり台がいくつか付いた大きめの遊具などがある。
恐竜要素は・・・? と思って奥に進むと、2つの恐竜型すべり台が登場。大きい方は高さ3メートル以上はありそうだ。
せっかくなので、誰も盗まないだろうとビクビクせずに荷物を置き、通報されないだろうかとビクビクしながら大きい方のすべり台で遊ばせていただいた。何をやっているんだか。大晦日の夜に1人ですべり台で遊ぶなんて、もう二度とないだろう。その記念に、妙な暗視機能のあるカメラで2つの恐竜型すべり台を写真に収め、駅へと引き返した。




