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32. 三河三谷

 17時06分、三河三谷駅に到着。「みかわみや」と読み、ここも蒲郡市だ。

 もう、歩く力はあまり残されていない。休憩できる場所を探すのもひと苦労なので、ホームのベンチで休憩だ。私には、新所原の駄菓子と豊橋のちくわがある。


 小腹を満たしながら、今日の宿を探す。次の下車駅で調べると、旅行サイトよりもトップに公式が出てきた。いいですねえ。しかし、あまりに駅から遠かった。

 やむなく旅行サイトを見ると、壊滅状態。まるでこの駅を避けてるんじゃないかと言うような配置だった。旅行サイトの便利なところは、地図上にまとめて表示されることにある。使えるものは使わないとね。

 2つ先の下車駅で調べると、普通にあった。ホテル名で調べなおして、公式サイトから予約。朝食もコインランドリーもあり、完璧だ。ただ、到着は遅くなりそうだな・・・。


 タブレットを開いたついでに、この辺り一帯の地図も検索。ここも三河湾が近いようなので、行ってみよう。もう日が暮れたので、夜の三河湾が見られるはずだ。

 何気に北口の方に牛丼に餃子に喫茶店のチェーンがあったが、いいや。ちくわも食べたし、夕食は次の駅にしよう。近くにホテルのない駅だけど・・・。



 三河湾に向けて出発。ここから南に真っ直ぐだ。改札の手前に「三谷温泉」の横断広告。温泉で休憩なら、いいかも。近くあって開いていればだが。

 駅を出ると周辺図があった。まず、温泉は遠かった。今のコンディションで歩ける距離じゃない。そして三河湾の方だが、地図サイトでは書かれていなかったが漁港のようだ。それは構わないのだが、沖の方に長い防波堤があるようで(これも地図サイトにない)、この分だと水平線は見えなさそうだが、仕方ない。地域の安全が一番だ。とりあえず漁港に行ってみよう。


 駅前の酒屋さんが開いており、3人のおじいさんが缶ビール片手に談笑していた。年末ですねえ。普段も変わらないかも知れないけど。

 進むと、精肉店も開いていた。惣菜もあるようで、次の駅で食事ができるか怖くなったので、牛すじ入りカレーコロッケと野菜かき揚げを購入。三河湾を目指しながら食べた。

 途中、個人商店も開いており、「大判焼」の文字。もし帰りにも開いていたら、買おうかな。


 その先でも割と、精肉店や洋服屋さんなどの個人商店が開いていた。年の瀬の日没後でも、地域のみんなのために頑張っているんだ。大手の飲食店よりも、よほど応援できる。次の下車駅にも、ちょっと期待。


 その洋服屋さんが突き当たりで、すぐ右にはまた南に向かえる道があったので、そちらへ。曲がったところで、


 ワン! ワンワワワン!!


 めっちゃビビッた。犬がいた。そしてドアが開き、飼い主と思わる人が「ごめんね~」と言いワンちゃんを中へ。許しちゃう。



 地域の人どころか動物とも交流したところで、漁港に到着。堤防の階段を上がると、海と、いくつか船が泊まっているのが見えた。街灯がそこそこ点いており、明るい。左の方は漁港組合の建物に塞がれて見えないが、さすがには入れないので駐車場に下りるのみに留める。


 やはり防波堤があり、その奥は見えないようだ。でもあれがないと、この狭い部分に波が寄って来そうで大変だ。付けるべくして付いたものであろう。


 駅へと引き返す。6時を過ぎても大判焼のお店は開いており、1ついただき、食べて温まりながら駅を目指した。


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