報奨は?
「褒美はチームでひとつなのでみんなで決めあってください」
えええ!?マジか!それはみんなで合わせないといけんな。
「私は別に望むものなどありませんし、ヒロト様かソフィの欲しいものでいいですよ」
まあ、イロハさんはあんまり物欲とかも無さそうだし、僕達にそういうのは委ねるよな。
「私もあまり欲しいものなどはありません。しいていえば、イロハさんとヒロトさんとこれからも一緒に頑張りたいくらいですか」
嬉しいことを言ってくれる。もう早くこっちの家に来たらいいのにとか何回も思う。
じゃあ僕のお願いか~♪
何がいいかな?お金とか?
だめだめ。絶対に引かれる。
他に願いとか.......世界平和?
うん、バカにしてるな。なら、魔王倒せって話だ。
あ!!!学校、行ってみたい!!お姉ちゃんにお金の負担かけるのやだけど行きたいな~って思ってたんだった。
「学校に行きたいです!」
「ほほ~、学校とな。ヒロト殿は学校に行かれたことはないのかな?」
あっちの世界の学校はあるけど、こっちに来たばっかだしな。
「はい、ありません」
「そうか、そうか、それくらいなら余裕である」
おっしゃ!学校行ってこの世界の歴史や常識、魔法や武術も学べる。これほど嬉しいことは無い。
その時、
「すいません、私も学校に行かせてはもらえないでしょうか?」
ソフィがそう言った。
「良いぞ、良いぞ」
即決だな。でもなんでだろう?ソフィなら学校なんか行かなくても充分な知識と実力があるのに。
「.....やった、ヒロトさんと一緒に学校行けるよぉぉぉ (小声)」
あまりなんて言っているのか聞こえないが、とても嬉しそうだ。よかった。ボッチは回避した。
そして、もう1人学校に行きたいと言った人物がいる。
それは、イロハさん.....ではなく、部屋に入ってきた同じ年齢くらいの美少年だった。
「父上、私もそのものらと共に学校に行きたいです」
父上?ということは王太子殿下か。
「リヒトか!お前が願いをするなんて、珍しいな」
「いえ、イロハ様がお仕えされている者と学校に行ったら楽しいかもと思っただけですよ」
友達になりたいのかな?なりたいのかな?
キラキラと目を輝かせていると、
「やあやあ、こんにちは。私はリヒトだ。よければだが、友達になってはくれないだろうか?なにぶん、王宮教師がいたので学校に行ってなくてね」
自慢?こういうやつはうざ....あ、これマジだわ。自慢じゃなく、ガチで友達作りたいやつだ。
でも嬉しいや。
「いいですよ」
「友達になるなら敬語はやめよう。それに僕も位が高いが、君も英雄の主人で大会優勝者だしな。同じ立場で接してくれ」
おお、まともな人間っぽい。好感持てそうだ。
「りょうかい、これからよろしく、リヒト」
「うん、ありがとう、これからよろしく、ヒロト」
「あ、そうだ、こっちはソフィな」
「よ、よろしくおねがいします....」
「敬語はやめてくれ。ソフィも英雄の弟子だし....」
これは誤解だな。
「あ~、リヒト、それは誤解だぞ。ソフィは極度の人見知りなんだよ」
「そうなのか。それはすまない。ゆっくり慣れてくれたらいいからな」
ソフィは僕の後ろに隠れながらも、頷いている。リヒトはいいやつだな。
「それでだな…」
王様が少し困った顔をしている。
「入学式が近いんだがな、その入学試験が明日なんじゃよ」
なにいいい!?
「まあ、入学試験は、自分のスキルの性能を判断してのクラスわけっぽいし、3人とも実力は大丈夫だろう」
そして、僕達は家に戻り、明日の準備をする。
明日が楽しみだ。そう思いながら、寝ようとするヒロトであった。
-大会終了時点でのステータス-
ヒロト Lv.16
HP 920 MP 1650
スキル欄:補正スキル《派生》、通常スキル《召喚魔法》スロット1.ホブゴブリン2.フレアボア3.腐人グール4.バード 5.沖田総司、《剣術<中>》、《光魔法<小>》
武器:鉄の剣
イロハ Lv.81
HP4550 MP3020
スキル欄::補正スキル《合成》、通常スキル《光属性魔法<上>》、《回復魔法<上>》
武器:サブで鉄の剣、家においているが魔法剣も存在
ソフィア Lv.20
HP650 MP2000
スキル欄:補正スキル《プラス》、通常スキル《三属性魔法<中>》、《回復魔法<小>》
武器:森の杖
《プラス》の効果は、魔法の威力や効果がMPの量によって、増減する。
三属性魔法とは、水・火・土の3つである。
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