ひとやすみ
少し遅れました。どうぞ、お読みくださいです。
帰りはそれほどモンスターの数も少なくスムーズに王都に戻ることが出来た。
まず、王都に着いた僕達は、自分たちの家に帰ることにした。ソフィは一人暮らしをしているとのことだったので、自分の家に来ないか誘ってみた。
しかし、ソフィは家賃を半年分払ってしまっているということなので、半年後に保留となった。
僕は家に戻った。イロハさんは先に買い物を済ませてからということだったので、先に帰らせてもらった。
家に帰ると、ヴィルとアスハさんが出迎えてくれた。
「お帰りなさいませ、ヒロト様」
「お帰りなさいませ、ヒロト様」
「さぞ、お疲れのことだと思います。今日は、ご飯の準備をすぐ致しますので少々お待ちください」
その時、
バタン
扉が開く音がして、イロハさんが買い物袋に色々入れて帰ってきた。
はやっ!?
流石に早すぎる。僕、道草も食わないでまっすぐ帰ったのに.....
「ただ今帰りました」
「イロハさん、お疲れ様です」
アスハさんが労いの言葉をかけている。
「では、料理いたしますので、少々お待ちくださいね」
イロハさんとヴィルが台所に行く。
それにしても、イロハさんの体力が底知れないな。僕は、残念ながら足がパンパンだ。
そして、ソファーになだれ込んだ。
「ヒロト様、そんなにお疲れでしたら、料理ができるまで私の膝でお休みください」
ええ!?はずかしっ!!でも、疲れすぎて、動けない。そんな僕をわかってか、許可もなく、膝枕をしてくる。
膝枕というものはずるい。膝はぷにぷにしてて、枕より気持ちよく寝やすい。
そして、寝ようとすると、アスハさんが顔に両手を当てて、顔を上に向けようとする。
抵抗しようとするが、うまく力が入らない。
アスハさんに寝顔を見られながら寝るとかどんな羞恥だ!!
でも、さすがに疲れていたせいか、何も気にすることなく、眠ることが出来た。
目が覚めると、太ももの感触はなかった。どうやら、ベッドの方に移されたようだ。それはいい....しかし......今僕は誰かに抱きしめられたまんま、寝ている。
一体誰がこんな.....お姉ちゃんしかいないな。
案の定、お姉ちゃんであった。
「ヒロト、おはよう?」
「おはよう、お姉ちゃん、苦しい....」
「ヒロトったら、寝てる時にわたしにだきついてきたんだよ?ほんと可愛いやつだなぁぁ!」
うそだあああ。僕がお姉ちゃんを求めるなんて......
「嘘だよ?そんな深刻そうな顔をしなくても!」
アッハッハと笑ってる。
ピキッ
「お姉ちゃんのばか〜」
ポカポカ!
「全然痛くないよ~♪」
寝起きだからうまく力が入らない。くっそぉぉ。お姉ちゃんめええ!!
トントン
扉が開いて、アスハさんが入ってきた。
「ヒロト様、起きになられましたか?お食事の方ができました。クラリス様もあまりヒロト様をからかいすぎると嫌われますよ?」
「えええ、それはやだぁぁ!!アスハのいじわるぅぅ!」
「.....お姉ちゃんを嫌うことなんてありえない(ボソッ)」
「何か言った?ヒロト」
「な、なにもないよ?」
今の聞かれてたら、やばかったな。
「まあ、聞こえてたんだけどね。ありがと!」
やっぱり、お姉ちゃんは嫌いだぁぁぁ!
「照れちゃって、かわいいなぁ」
「とりあえず、ご飯食べに行こ~」
話を変えてやる。タイミングはちょうどよかった。
そして、僕達はご飯を食べて、寝ることにする。ご飯前に寝たせいで、少し寝るのに時間がかかったがそのおかげで、お姉ちゃんが僕のベッドに来るのを防ぐことが出来た。
今回からは主人公が最初から所持していたスキル「召喚魔法」について説明していきます。
一応、主人公の「召喚魔法」は一般の「召喚魔法」とは違った効果を発揮します。
理由は異世界人だからと説明するのが簡単でしょう。元来、異世界人とはそういうもろもろを超越した存在なのです。
ヒロトの「召喚魔法」には「派生」というスキルのアシストがつきます。スキルの選択肢を作るスキルなのですが、1項目目のものをレベル5にあげることで派生を使い、2項目目以上のスキルの性質を決めることが出来ます。
この「召喚魔法」のはスキルポイントが存在しており、レベルが上がる事に溜まっていきます。それを振り分けることで、レベルアップさせて、次の項目を増やすわけです。
この「召喚魔法」だからこそであり、他のスキルの技や魔法は使う分、洗練されていくという感じです。
続きの説明は次話で書きます。




