大会一回戦ソフィー編
よろしくお願いしますm(_ _)m
試験官が目の前に来て説明を始めていく。その間僕とイロハさんは後ろの観覧席で見守るだけとなっていた。しかし、ソフィーならどんな試験でも大丈夫なはずだ。もともとステータスも高くスキルも強く、なによりいっぱい頑張ったからな。
「それでは説明する。君にやってもらうことはまず試験官との模擬戦闘、そして、丸い魔法具での魔法威力測定である。まずは試験官との模擬戦闘である。担当は私です。本気でかかってきてください」
「はい、わかりました」
「それでは開始!!」
そうして、試験官対ソフィーの模擬戦闘が始まった。この模擬戦闘ではあくまでも人を殺してしまうような威力の魔法は禁止で、いかに威力の低い魔法でうまく戦えるかの技術を見るという試験だった。
「ウォール!」
まずは、ソフィーが試験官の前に土壁を作り出した。そして、その作った壁で相手の視界をさえぎって横に回り攻撃を仕掛けるというものだった。
「フレア」
そういって、ソフィーは試験官に炎のボールを放った。そして、それは見事に命中した。
「おお、うまい!視界をさえぎって攻撃か。初見ならではの攻撃の仕方だな。見事だ!」
試験官は無傷でそう述べていた。魔法使いは自動的に自分の周りに魔法の膜を張っている。そして、それがバリアとなるわけだ。MPや魔法力が高ければ高いほどこの装甲も硬くなる。たとえ初級魔法といえども威力はある。無傷ということは試験官も相当の使い手だということだ。
「ミスト」
そういって、試験官が消えた。なにか唱えていたようだから、これも魔法なのだろう。そして、なにもないところから立て続けに水の弾が飛んでくる。
「アクアバレット」
最初はソフィーも考えながらよける一方だったがすぐにハッとしたようでなにかひらめいたらしい。
「フレアサークル」
ソフィーがそう唱えると、直径1キロくらいの炎の円ができた。すると、試験官の姿があらわになってきた。
「おみごと!うん、模擬戦闘はこれくらいで終了かな。模擬戦闘のほうは合格だね」
そう言われて、ソフィーは喜んでいた。
最後のほうが僕にはよくわからなかったので説明を求めた。
「わたしが霧を発生させて姿をくらましていたんですよ。しかし、それに気づいたソフィアさんが炎で水分を蒸発させて霧をなくしたんですよ」
なるほど.....魔法って奥が深いな。
「では、次に魔法威力の試験について説明させてもらいます。この試験ではあの丸い球体に自分が持っている中で最大の威力の魔法を当ててください。それで威力を測ります。なに、心配しなくても勇者の一撃をも耐えますからね。ところでソフィアさん、打てる分のMPは残っていますか?」
「はい!!」
「それはよかった。ではお願いします」
まずソフィーは集中に入った。集中したほうが威力が増すらしい。
そして、ソフィーの杖の周りにひとつの小さな球体が現れる。それを魔法具に向けて発射する。
「ダクト!!」
その球体が魔法具に当たった瞬間、とてつもない光と爆音とともに僕たちのほうに高温の熱風が吹く。
どがあああん
「あっつ!!」
そして魔法具は壊れなかったが、その周りが地面が少しえぐれていた。
その光景を見て、試験官は唖然とする。ほかの個室からもどうしたと人が集まってくる。
「こんな魔法ははじめて見ました。これはすごい。攻城級魔法ですよ!!どういう魔法か教えてもらってもいいですか?」
「はい、これは水属性と炎属性の上級魔法を組み合わせた複合魔法で爆発する効果があります。まだ3属性はできないし、2属性もこれだけしか習得してないんですけどね....」
「とりあえず、威力はと......10万!?」
「それは高いんですか?」
「だって、炎属性の極魔法レベルの威力ですよこれは。文句なしの合格ですね。逸材です。ほかのパーティーのみなさんも受かって王様に選ばれてほしいですね。では次の個室にどうぞ」
なんか、選ばれるとか聞いたけど何の話なのかな?まあいいや。とりあえず、僕たちはソフィーがクリアして次の個室に入っていった。
読んでいただいてありがとうございますヘ(*´v`*ヘ)))
これからもよろしくお願いしますm(_ _)m




