念力使いの苦難
気付けば暗い場所におり、四肢を拘束されていた傘良木陸人。知らぬ間に改造されたようで、彼はサイコキネシスと賢者の如き知性を得ていることを、覚えのない男の声に教えられる。その後脈絡もなくあり得ない大きさの狼と戦闘させられ、一方的に追い詰められるが、サイコキネシスの使い方を習得した途端、軽々と狼を倒した。それから実験として様々な生物と戦わされたり、投薬されたりの日々を彼は過ごすことになる……物語が大きく動く鍵となる、"彼”と出会うまで。
1 眠りが覚めたら
2016/07/05 20:05