四字熟語が目立つ『夢夢表裏』
●書くきっかけ
この作品は『装い改めますればっ!』の掲載が終わってから取り組みました。
書くきっかけは…人が見る“夢”を題材にしたかったからといった所でしょうか。皆麻は昔からよく、いろんな夢を見てきました。日常生活でありがちな内容もありましたが、多くは“現実ではなかなか起こらなそうなこと”でした。そこから、“主人公達が人の夢に入り込めるたら”という物語の根っこができた具合です。
●執筆する上で
この作品を書く上で試みてみた事が、“心理学に基づく夢の分析”でした。そのため、心理学の本を一冊買って研究。心理学については大学でも概論程度は履修していたので、入り込みやすかったです!
あとは、登場人物の名前を考える上で、四字熟語をたくさん調べたりとか。
キャラクターの性格を考えながら四字熟語を探すのは、楽しかったです♪書く上で参考とした作品が、『青の祓魔師』。世界観とか、あの正十字学園町の雰囲気が好きなので、主人公らが通う高校も”学園都市”とした所です。
夢魔はいろんなメディア作品で少しずつ出ていたのもありましたが、ネット上での夢魔に関する事も一応調べました。夢の分析も心理学上ではよくあるものらしく、勉強するのは苦にはなりませんでした。ただ、キャラクターの個性がなかなか引き出せないのが難しい所…といった所でしょうか。
●今後の展開
タイトルにあるように、夢には良いもの(=表)と悪夢(=裏)がある。それは人間も同じ…というのが、この作品のテーマ。主要登場人物たちも物語が進むごとに、そういった表裏が顕著に現れるでしょう。ヒロインなんて、経歴からしてだいぶ重いし…。
高校生なので青春!なシーンも入れつつ、ブラックな内容が広がるよう構成を練り中。まとまったら、掲載を再開する予定です。
いかがでしたか。
久々にまとめてみた、これらの2作品。
次回は、現在執筆中の『得ると失うの狭間にあるのは』について書こうと思います!
ご意見・ご感想あれば、宜しくお願いいたします。