表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
約束・・・  作者: 茶々
第2章
9/58

君とWデート(後半)

このページは藍那サイドの話です。

藍紅と久々に話せる嬉しさから、私はたっちゃん達を探すのを忘れ藍紅と話していた。


突然、観覧車が止まった。


するとスピーカーから「只今観覧車はカップル様で満員になりましたので花火を打ち上げたいと思います。」「事故ではないので安心してください」とおじさんの声がした。


「ビックリしたぁー」と藍紅は言いながら


「大丈夫?」と私に聞いた。


「うん大丈夫だよ!」と言った瞬間・・・


ドーンと花火が上がった。


それは、とても綺麗だったが私は藍紅を見た。


花火よりも藍紅の顔が綺麗に思えて見惚れてしまった。


藍紅も私を見た。


「ぷっ・・・どうしたの?」と藍紅は笑って言った。


「藍紅が綺麗だったから見惚れちゃった・・・」と思った事を素直に言った。


その時、観覧車が動き出した。


「あっ!先輩達見つけちゃった・・・」と藍紅は寂しそうな声で言った。


観覧車を降りると、たっちゃんが走ってきて「心配したよ・・・」と少し疲れた顔で言った。


「心配かけてごめんね・・・」と俯いた。


たっちゃんは「何で観覧車に乗ってたの?花火が上がったからたまたま来てみたけど・・・」と藍紅をチラッと見た。


「2人で乗ってるなんて思わなかった・・・。」と私を見た。


「藍紅が上から探した方が早いって言ってたから、上から探してたの。」と素直に答えた。


「そっか・・・怪我は無い?」とたっちゃんは、少し悲しそうに言った。


「大丈夫。ありがとう・・・」と私は手のひらを見ながら答えた。


「そろそろ帰る?」と加奈が言った。


「なら藍那は俺が送って行くから沖田は加奈ちゃんを送って行きなよ!」とたっちゃんは私の手を強く握った。


「じゃあ・・・また明日ね。」と藍紅と加奈に言って2人に背中を向けた。


帰り道たっちゃんが「沖田と観覧車の中で何を話してたの?」と真剣な顔で聞いてきた。


私は黙って俯いた。


「俺には言えない?」とたっちゃんは私の両肩を強く握った。


「そんなんじゃないけど・・・あんまり覚えてなくて・・・」と嘘を付いた。


何でか、たっちゃんには言いたくなかった。


「藍那・・・」とたっちゃんがキスをした。


私は驚いて、たっちゃんを突き放した。


「ごめんなさい///びっくりして・・・。」と髪を耳に掛けた。


「今日は沖田に取られたなぁ・・・」とたっちゃんが呟いたけど、私の耳には届かなかった。


家の前に着くと私は「今日は本当にごめんなさい・・・。」とたっちゃんに頭を下げた。


その時「あっ!先輩。今日はありがとうございました。」と藍紅の叫び声が聞こえた。


藍紅も自分の家の前に居た。


するとたっちゃんは私に顔を近付けて小声で「沖田とはもう喋らないで・・・俺、独占欲強いからヤキモチ焼いてしまう。」と耳元で言った。


私は藍紅が目に入った。


藍紅も何だか寂しそうな顔をして私を見ていた。


「分かった・・・そうするね。」と私はたっちゃんに笑顔を向けて言った。


たっちゃんの顔が笑顔になっていった。


そして「沖田も疲れただろ?ゆっくり休めよ!」と藍紅に手を上げて叫んだ。


たっちゃんは私が中に入るまで見てくれてた。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ