君とWデート(中間)
このページは藍紅サイドからの話です。
藍那を追いかけて藍那の腕を掴んだ。
藍那は泣きながら僕の腕の中に入ってきた。
僕は「もう大丈夫だよ・・・」と藍那を胸に抱きしめた。
藍那を抱きしめた胸はドキドキが止まらなかった。
それから藍那は落ち着きを取り戻し「はぐれちゃったね・・・」と言った。
僕は別に構わなかったから何も答えなかった。
「加奈心配してるよね・・・?」と僕の心配をしてきた。
藍那も僕も遊びに行く時は携帯を持って行かない。
1回2人して携帯を失くして親に怒られたからだ。
だから加奈達と連絡の取りようがないのだった。
「探そう・・・?」と藍那が言った。
僕は目の前にある観覧車を指差して「上から探したら早いと思うよ」と答えた。
藍那は「そうだねっ」と同意した。
本当はまだ藍那と2人で居たかっただけだった。
「お二人様ですか?」と係りのおじさんが言った。
「はい。」と2人で答えた。
「お似合いの恋人ですね」と笑顔でおじさんが言った。
僕は「ありがとう」と答えた。
観覧車に乗り込み藍那は外を見渡していた。
僕は藍那だけを見つめていた。
久々に藍那をじっくり見た。
藍那がこっちを向いて「探さないの?」と言った。
「藍那が迷子になったんだから藍那が探して・・・」と答えた。
「うぅー・・・ごめん。ありがとう」「追いかけてきてくれなかったら今頃1人だったよ」と藍那は笑った。
「藍那がもし迷子になって世界の裏側まで行っても僕がちゃんと見つけてあげるから、泣かないでいい子で僕を待ってるんだよ?」と言いながら藍那の髪を触った。
「久しぶりに藍那って言ってくれたね・・・」と藍那は嬉しそうに言った。
観覧車が丁度1番上に着いた。その時突然・・・!?
観覧車が止まった。




