君の生きる意味(中間)
このページは藍那サイドの話です。
私達は遊園地に来た。
今日は平日でお客さんが少なかった。
「お化け屋敷にでも行く?」と藍紅が笑って言った。
「もう懲り懲り・・・」と私は藍紅の服の袖を引っ張ってお化け屋敷とは反対の道に誘導した。
「つまんない・・・藍那に抱き付かれたかったのに」と藍紅は口を尖らせて言った。
「・・・・///」私は藍紅の手を握った。
「・・・まぁーこれだけでも俺は幸せだよ!単純でしょ?」と藍紅は笑いながら手を握り返した。
私達は観覧車に辿り着いた。
「2名様ですか?」と係りのおねぇさんに聞かれ「はい!」と藍紅が答えた。
私達は観覧車に乗り込んだ。
「藍那。どうして遊園地に?」と藍紅が言った。
「藍紅に話があったの・・・」と私は観覧車の外を見ながら言った。
「・・・告白以外は受付ないから!」と藍紅は真剣な顔で私を見た。
私も藍紅に目線を移した。
「藍紅・・・私は藍紅に感謝してる。藍紅と産まれた時からずっと一緒に居れた事。藍紅が私を好きになってくれた事。そして・・・約束を守ってくれた事。」と私は微笑みながら言った。
「こんな私に、藍紅はずっと変わらない優しさをくれた。」と言うと自然と涙が零れた。
「そんな当たり前の事に感謝する事なんか・・・」と藍紅が言うのを私は「藍紅・・・」と遮った。
「愛してる・・・」と私は言った。
その時観覧車は1週していた。
私達は観覧車を降りて近くにあるベンチに座った。
「俺何か飲み物買って来るからココに居てね?」と藍紅がベンチから離れた。
「藍紅・・・私の我が侭を許してね?・・・」と私は藍紅の背中に呟いた。
すると、ピエロが私に近付いて来た。
ピエロは悲しい顔をして泣き顔を作り出し風船を取り出した。
そして風船で1本の花を作ってくれた。
私は「可愛い・・・」と微笑むとピエロは笑って風船を差し出した。
私は「ありがとう!」と風船を受け取った。
すると、藍紅がピエロの後ろに立って居た。
ピエロが立ち去ると藍紅は何だか悲しい顔して私に飲み物を渡した。
「どうしたの?」と私は首を傾げた。
「藍那・・・お願いだから俺の側から居なくならないで?」と藍紅が言った。
私は黙ったまま俯いた。




