君の生きる意味(前半)
このページは藍紅サイドの話です。
俺は藍那の家で朝食を食べた。
そして今日は、藍那とデート!
気分はもう幸せの絶頂だった。
「藍那ーもう行くよー?」と部屋に着替えに行った藍那を俺は待ってる。
「待って・・・学生の頃に着てた服しかなくて・・・」と藍那は恥ずかしそうに出てきた。
「今日洋服も買いに行こう?」と俺は藍那の手を握って「じゃあー行ってきまーす!」とお母さん達に言った。
「気を付けてね?」とお母さん達は見送ってくれた。
俺は藍那を車の助手席に乗せシートベルトを付けた。
「シートベルトくらい自分で出来るよ・・・」と藍那は言った。
「今日は俺がしたいの!」と俺はドアを閉め運転席に回り乗った。
「じゃあ・・・まずは洋服を買いに行こう?流石に若すぎるもんね・・・その服。」と俺は言った。
「変わらないって言ってくれたのはお世辞だったのね・・・」と藍那は手で顔を隠して「グスン」と言った。
「はぁー泣き真似しても年は若くならないの!」と俺はため息をつきながら言った。
「いいもん!藍紅は優しくないからね・・・」と藍那は開き直った。
「買い物が終わったら病院だからね!」と俺は話を変えた。
「大、心配してるだろうな・・・」と藍那は俯きながら小声で言った。
「喜んでたよ!」と俺が言うと藍那は笑顔になった。
全く・・・一々反応が可愛いよな・・・と俺は心の中で思った。
俺達は洋服を買い病院に向かった。
病院に着き田中さんに会った。
「愛!あっ・・・藍那。体は大丈夫かい?」と田中さんは診察室に藍那を呼んだ。
「うん!大・・・心配ばかりかけてごめんね。」と藍那は田中さんに謝った。
「これからは栄養と睡眠を良く取ってね!」と田中さんが言うと「はい!今までお世話になりました。」と藍那が答えた。
「子供の事なんだけど・・・黙っててすまなかった。今回は残念だったけど、今度は元気な子を産みなさい。」と田中さんが言った。
「はい・・・」と藍那は答え「また遊びに行ってもいいですか?」と田中さんの家の鍵を見せた。
「是非おいで!」と田中さんは答えた。
俺達は病院を出た。
「じゃあ・・・藍那に退院祝い!何処に行きたい?」と俺は藍那に言った。
「藍紅・・・私。遊園地に行きたい。藍紅と観覧車に乗りたい・・・」と藍那が答えた。




