君と平和な日々を
このページは藍那サイドの話です。
私は全てを思い出した。
今、藍紅は隣で眠っている。
「藍紅・・・ありがとう。何度も私を好きになってくれて・・・」と私は眠ってる藍紅にキスをした。
そして私も眠りについた。
そして夢を見た。
「ママ・・・僕のせいでママを苦しませてごめんね・・・」とトキが言った。
「トキ・・・あなたを産んであげられなくてごめんなさい。だけど、トキは私の大切な子だよ。もう2度とトキを忘れないわ・・・」と答えた。
「ママ・・・今パパが苦しんでるの。パパはママを好きだよ?パパを嫌いにならないで・・・」とトキは言った。
「知ってるわ。私はたっちゃんを見捨てない。私はたっちゃんを苦しめてばかりだった・・・」
「私はまた、たっちゃんに笑ってほしいから。私はあなたのパパの所に戻るわ。」と答えた。
「藍紅は?・・・」とトキが言った。
「藍紅とは、また一緒になれるから」と私は笑って答えた。
「ママ・・・僕もう行かなきゃ・・・ママ・・・」と言うトキの言葉を私は中断させた。
「ママはトキの事大好きよ。トキ・・・ママの事助けてくれてありがとう。ママがそっちに行くまで良い子で居てね?」とトキを抱きしめて言った。
「ママ・・・大好き///」とトキが言って、私は夢から覚めた。
目を開くと藍紅は、起きていた。
「おはよう。今日は藍那に置いて行かれないように先に起きた!」と藍紅は私の頬を抓った。
「クリスマスの日藍那が居なくて寂しかったんだから・・・」と私を抱きしめて藍紅が言った。
「藍紅・・・私トキに会ったの。」と私が言うと・・・
「俺も会ったよ。」と藍紅も夢の話を聞かせてくれた。
「ねぇ・・・藍紅は何で俺って言うようになったの?僕の方が可愛かったなぁ・・・」と私は藍紅に聞いた。
「あぁ・・・会社で後輩が出来た時に変えたんだ。それに学生の頃は可愛かったけど、今はカッコイイでしょ?俺・・・」と藍紅は笑って答えた。
「モテモテで浮かれてるんだね・・・」と私は頬を膨らませて言った。
「でも藍那しか見えないよ・・・」と藍紅は真剣な顔で言った。
私は恥ずかしくて顔が赤くなった。
「今日は俺と一緒に居て?」と藍紅が言った。
「仕事は?」と聞き返すと「有給!」と藍紅が言った。
「ほら・・・起きて!家に戻って着替えて待ってて!前みたいに玄関から迎えに行くから・・・」と藍紅は私を窓から追い出した。
私は部屋に戻りママの居るリビングに行った。
「おはよう・・・」と言うと
「藍那おはよう!」とママが答えた。
リビングには藍紅のママとパパも居た。
「あれ?パパは?」と辺りを見渡した。
「あぁ・・・さっき隣の家に藍那を探しに行ったわよ」とママが笑いながら言った。
「・・・?」私はママからジュースの入ったコップを受け取った。
「昔、大人が皆潰れた時があってね。朝起きると、家に藍那ちゃんと藍君が居なくて騒ぎになった事があったの」と藍紅ママが言った。
すると藍紅パパが「あの時は焦ったな!」と笑って「なら行って来る」と私の頭をポンポンとして仕事に行った。
「皆で探して藍紅君の家で2人を見つけたの。」とママが話を続けた。
「藍君の布団で2人寝てるんだもん・・・可愛かったわ」と藍紅ママは微笑んだ。
「昨日も藍紅君の所で寝たでしょ?あの日から大人が集まると決まって藍紅君の所で寝てたからね。」とママが言った。
「知ってたんだ・・・」と私が呟くと、「藍那ー」とパパが帰ってきた。
「藍那!もう大人なんだから藍紅君と寝るのは止めなさい・・・」とパパは嘘泣きをした。
「パパ!遅刻するわよ。」とママが言うと、パパは「藍那お帰り!」と笑って急いで家を出た。
「行ってらっしゃい」と私は見送った。
「皆、藍那の事が好きなのね・・・」とママは笑って朝食を出した。
「いただきまーす」と言った同時に「ピンポーン」とチャイムがなった。
ママが出て「藍那ーお迎え来たよー」と叫んだ。
「今、食べ始めたのにー」と叫んで言った。
「藍紅君も食べて行きなさいよ!」とママは藍紅を中に入れた。
藍紅はリビングに入って私を見て「まだ着替えてないの?」と頬を膨らませて言った。
「だってお腹が異常に空いてたんだもん」と私は言った。
「俺ポッチャリが好きだから沢山食べて早く太ってね!」と藍紅は笑って私の隣に座った。
「今日も藍君は藍那ちゃんLOVEなのねー」と藍紅ママが言った。
「俺は藍那しか駄目みたい・・・」と藍紅は私を見た。
私は顔を赤くして俯いた。
「藍那ちゃんもまだ若いわね・・・」と藍紅ママは笑った。
「もう・・・ママ達の前で言わなくてもいいのに・・・」と頬を膨らませると・・・
「藍那が遅いからだよ?」と藍紅は笑って言った。




