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約束・・・  作者: 茶々
第6章
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君は居なくなった

このページは藍紅サイドの話です。

田中さんを呼びに行って病室に戻ると愛の姿がなくなっていた。


「あの体で何処に?・・・」と田中さんは言って愛を探しに病室を出た。


俺はベットから目が離せなかった。


と言うか体が動かなかった。


ベットには体が透き通った幼い男の子が座っていた。


「藍紅・・・ママを助けて?」と悲しそうにこっちを見て言った。


「愛のお腹に居た子供なの?」と俺は男の子に聞いた。


「そうだよ・・・僕は、トキ。」


「ママは僕の事をママは思い出せないんだ。」と答えた。


「僕はママの事を守りたかっただけなんだ・・・

なのに、ママに会うとママはドンドン痩せてしまうんだ・・・

ママを苦しませたいわけじゃないのに

ママを僕は助けてあげられない・・・

それに、ママに嫌われちゃったし・・・」と男の子は涙を流した。


「そんな事ないよ。愛はトキを嫌いにならないよ・・・」と俺は微笑んだ。


すると「ママの名前は、愛じゃないよ?藍那って言うんだよ?」と男の子は言った。


「あ・い・な・・・・父親は先輩?」と男の子に聞くと


「そうだよ・・・でもパパを嫌いにならないで?」と男の子は消えて体が動ける様になった。


俺は病室を急いで出た。


「藍那・・・」と俺は走り続けた。


だけど、何処にも藍那は居なかった。


「何処に行ったの?藍那・・・」


ごめん。俺は愛の気持ちなんか全然分かってなかった。だから藍那が色々教えてくれてたんだろ?なのに俺は結果的に愛を傷付けてしまった・・・


「なぁー藍那。俺にもう一度チャンスをくれないかな?」と空を見上げると携帯の着信音がなった。


通話ボタンを押すと「藍君?・・・」とお母さんからの電話だった。


「・・・・・・・・・・・・・・。」


俺は急いで実家に戻った。










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