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約束・・・  作者: 茶々
第5章
35/58

君は幸せだった?

このページは藍紅サイドの話です。

俺はそれから頻繁にあの子に会うようになった。


藍那と居る様な気がして心から楽しかった。


「お邪魔しまーす」と愛さんは緊張しながら俺の家に上がった。


俺は自分の家に愛さんを呼んでいた。


俺は「好きなとこに座って?コーヒー飲める?」と聞くと「コーヒーは苦手なんです・・・」と愛さんが答えた。


そう言えば藍那も飲めなかったよな・・・と思い出しながら思わず笑うと、


「あぁー今子供って思ったでしょ?」と愛さんは頬を膨らませた。


その言葉も藍那と同じ・・・でも愛さんは藍那じゃない。


「ごめん。コーヒーしかなくてさ。近くのコンビにまで買いに行って来る。チョット待ってて!」と俺は家を出た。






「ごめん。待った?」と走って帰ってきた俺に「汗掻いちゃったね?」と愛さんは、ハンカチを出した。


俺は「あぁ・・・ありがとう。」とハンカチを貰い「洗って返すね!」と言った。


愛さんは「はい。」と微笑んだ。


そして俺は聞いた。


「愛さんの探し物って何ですか?」と・・・


「それは私の記憶です・・・」と寂しそうに答えた。


「記憶?・・・」と俺は聞き返した。


「はい。私には記憶がなくて・・・」と話し出した。


・・・・・


「俺が見つけてあげるよ・・・」と俺は愛が話し終わるのと同時に言った。


「・・・はい。」と愛さんが少し間を空けて答えた。


「次は沖田さんの大切な人ですね・・・藍那?さんでしたよね?」と真剣な顔をして聞いてきた。


「うん。名前は斉藤藍那。顔は愛さんと同じだよ・・・俺が間違えるくらいそっくりでビックリした。」と俺は愛さんを見た。


「本当に好きなんですね・・・」と愛さんは切ない顔で微笑んだ。


「だけど俺は約束も、藍那自身も守れなかった・・・最低な男だよ。」と言って俺は笑った。


「藍那さんは幸せな人なんですね・・・」と愛さんは言って「今日は帰りますね」とお辞儀をして家を出た。


「藍那・・・君は幸せだった?」と俺はオルゴールを見た。









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