君は誰?(前半)
このページは藍那サイドの話です。
「んー今日もいい天気・・・」と私は背伸びをした。
「愛・・・今日も出かけるんだろ?俺は仕事だから気を付けて行って来るんだよ!」
「うん!探してくる自分を・・・」と笑って答えた。
私は1年前にココに居る人に拾われた。
拾ってくれた人の名前は大。
病院で働いてる医者で年は40歳。
私は記憶がなくなっていて、名前も大が付けてくれた。
私の名前は「愛」皆に愛される様にと拾ってくれたときに大が付けてくれた。
私達一緒に生活している。
私に行き場所がなかったから。
「今日は桜を見に行こっかな・・・」と私は家を出た。
チョット遠い所まで私は行った。
「わぁー綺麗・・・」と桜の木を見上げていた。
その時・・・「これから先何があっても藍那を守りたい・・・」と頭に声が聞こえた。
「・・・?」私は振り返った。
「あい・・な?」と知らない男の人が言った。
「人違いですよ・・・?」と私は笑った。
「すいません知り合いに似てたものだから・・・」と男の人は頭を下げた。
「私は愛・・・LOVEの愛・・・あなたは?」と聞いた。
「藍紅・・・沖田藍紅と言います。」とその人は笑って答えた。
「あいく?」と私は心臓が高鳴った。
「ふふ・・・顔真っ赤ですよ?」とその人は笑った。
「あなたがかっこいいからかな・・・」と顔を手で隠しながら言った。
「私に似てる人は沖田さんの恋人ですか?」とその人を見た。
「大切な人なんです・・・」と真剣な目をしてその人は答えた。
「・・・・・ぐぅー」と私のお腹がなった。
私は恥ずかしくなって「それでは・・・」とその場を逃げ出そうとした。
すると「一緒にご飯食べに行きませんか?」と腕を握られた。
私は「いやっ・・・」と握られた手を振り解き涙が流れた。
「ごめん・・・痛かった?」とその人は慌てていた。
その姿が可愛くて思わず「お腹空きました・・・今日は1人なんです。」と涙を拭きながら意地悪を言った。
そして「ごめんなさい。人に触られるのが駄目みたいで・・・」とその人を見た。
「俺も今日は1人なんです。良かったらご一緒しませんか?」とその人は微笑んだ。




