君の隣に戻りたい
このページは藍紅サイドの話です。
クリスマスの朝・・・
起きた時には藍那は隣に居なかった。
全部夢だったのかと、起き上がった。
だけど、そこには藍那に貰ったオルゴールが開いたまま置いてあった。
窓を見ると窓が開いてて夢じゃなかった事に喜んだ。
だけどこの日から藍那には会えなかった。
藍那は相変わらず先輩と一緒に居た。
僕は加奈に別れを告げた。
加奈は「加奈じゃ藍紅は幸せになれないもんね・・・?」と悲しい顔をして笑った。
「でも加奈は幸せだったよ・・・藍紅と恋人になれて」と加奈は涙を流した。
「藍紅が加奈の恋人になって欲しいと言ってくれたのは、少しでも加奈の事を好きになってくれたんだって思ってもいいんだよね?何度かしたキスは嘘じゃないよね・・・」と加奈は僕を抱きしめた。
「うん。嘘じゃない・・・ちゃんと加奈を好きだったよ」と僕は加奈を離した。
「初めて好きだって言ってくれたのが最後だなんて・・・」と加奈は笑った。
「ありがとう・・・藍紅」と加奈は僕から去って行った。
僕は先輩が卒業する何日か前に会った。
「沖田・・・最近加奈ちゃんとうまく行ってるのか?」と言われた。
「別れました・・・」と顔を下に向けた。
「俺さ卒業したら藍那と旅行に行くんだ・・・」と先輩の台詞に顔を上げると・・・
「沖田には絶対藍那を渡さないから・・・」と言って先輩は立ち去った。
「旅行・・・」と僕は先輩の言葉に頭が真っ白になった。




