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約束・・・  作者: 茶々
第2章
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君にさよならを

このページは藍紅サイドの話です。

あの日から藍那とは一切会わないようにした。


もう藍那は僕に振り向かない。


僕も疲れた・・・。


こんなにも苦しいなら心なんかいらない。


藍那も思い出も記憶も全部無くなればいいのに・・・


そんな事を考えてたら。


「藍紅・・・悩みがあるの?」と藍那が顔を近付けた。


僕は「藍那?・・・」と顔をばっと上げた。


だけどそれは消えて行った。


加奈が目の前に居た。


「藍那なんか居なくなればいいのに・・・」と加奈は僕にキスをした。


僕は加奈を突き飛ばして急いで水道に口を洗いに行った。


口を制服の上から腕で必死に拭いた。


その時「恋人を悲しませてまで藍紅と一緒に居られない・・・」とあの日藍那が言った言葉が頭に浮かんだ。


加奈が後ろから「いつまで藍那の代わりをすれば藍那を忘れられるの?・・・」と抱きしめてきた。


僕は加奈を離しながら「加奈は藍那にはなれない・・・別れよう」と言った。


加奈は「別れるなんて嫌・・・加奈だって藍那より藍紅を好きだよ。」


「藍那は藍紅じゃなくて先輩を選んだじゃない!」と叫びながら僕の胸の中に入ってきた。


「加奈・・・もう藍那の事はいいんだ。」と僕が言うと、加奈は「なら別れなくていいじゃない」と涙を流した。


「だから・・・最後まで話を聞いて?」と僕は加奈の肩に手を置いた。


「これからは加奈とちゃんと向き合って付き合う。だから今までの付き合い方と別れて、僕と恋人になってくれる?」と首を傾げながら加奈に言った。


加奈は泣きながら嬉しそうに「本当に・・・?」と言った。


「嘘なんか言わない・・・」と僕が微笑みながら言うと、加奈は抱きついて「恋人になりたい・・・」と言った。


僕は藍那と・・・さよならするべきなんだと心に言った。











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