7 呪いの王
魔法が発達している世界
主人公は世界で少ない魔法を使えない体質
魔結晶を採掘する仕事をしている。
環境は最悪、何故なら魔力が澱むと魔物が生まれ魔物の吹き出す呪いが人を蝕む。
魔結晶は魔力の塊。魔物も生まれやすい地だ。
魔法を使えば使うほど澱みの地は増え魔物が蔓延る
魔結晶と魔物から取れる魔石は魔法文明のエネルギー源
首を絞める行為とわかっていても止まらない。
主人公達は鉱山の崩落に巻き込まれる
崩落の被害は少なかったが澱みの充満しているその場所では人は生きられない
呪いに蝕まれ魔物に変化する鉱夫達
しかし主人公は自身が呪いになっていないことに驚く
魔物に追われ、命からがら逃げ延びた主人公
捕らえられ政府の研究組織に連れていかれ、検査を受けると予想外の結果に研究員が驚愕する
主人公は呪われていた、それも魔物になる基準値をはるかに越えた数値に
主人公への実験は進む、彼の血液を輸血すると魔物になる、澱みの地へ輸送され、檻に守られ放置される
彼の効果で澱みは薄くなることが判明。
彼の血液にも同様の効果があるが、一定値の呪いにより結晶化、魔石と同様の効果あり
主人公は澱みの地に束縛され、血液を抜かれる日々。
朦朧とした意識で魔法と呪い、自身の力について考え続ける
魔法も呪いもエネルギーである。皆は魔法を使え、呪いに蝕まれる。私はどちらの影響も受けない、いや呪いは体の中にある。皆は魔力を体に貯めておける。呪いを貯める。
……呪いを使える?
この後、彼は王となる