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第二世界  作者: 長月 萩
58/115

本文57 〔薬師〕と〔木工〕

 折角買いましたが、大半はしまっておくように言われました。今日はまず、庭の薬草採集からだそうです。生で使う分と、乾燥する分を採集して、洗って干す所からやるそうだ。

 確かに今までその課程、省略してましたよね。最初からきちんと…え?庭の薬草が増えすぎて邪魔になってきたから?えっと、草むしり要員?薬草は買わなくていい、と言われたのはそんな理由からでしたか。


 いやいや、自分で採集しに行ったらこれだけの量集めるのは大変でしょう。頑張らさせていただきますとも!南の通りに寄って買ってきた、生のエムピとスタミンも全部干しちゃうんですか?また明日買って来るんですね。了解です。量は?今日と一緒でいいんですか。…これ雨降ったら台無しだね。乾燥するまで晴れててください。


 さぁ!草むしりするぞ!


 暑くなくて良かったです。でも天気がいいので、帽子欲しいです。一瞬だけ、手拭い被ろうかと思いました。若い女性のビジュアルとして、それはどうかと思って踏みとどまりました。…暑かったら間違い無く被ってましたけど。


 3時間程で持久力がレッドゾーンに。鎌あって良かった。手でむしること考えたら…。外に採集に行くとしても、鎌あった方が良いですね。買おう、鎌。あれ?売ってるの武器屋?いや、道具屋だろう。…多分。 


 レベルアップですよ。…おぉ。〔薬師〕と〔毒師〕になれるようになってますよ。グスタフさんに報告だ。あ、運営さんにも。木下さんにメール送っておこう。

 毒なんて一切扱ってないけど〔毒師〕出るのね。技能に関連する職業なんじゃないの?〔調合士〕の上位職としてでるのかな。


「〔薬師〕になったとな?早いとは思っておったが、一週間で中級になったか。〔毒師〕もでておるのか?これはあまり出ない職業なんじゃがのう。流石わしの弟子じゃ」


 今日は午後からロイさんの所だ。キリが良いのかもね。お昼ご飯食べてるときにグスタフさんに、木工済んだらちょっと寄るように言われました。了解です。魔力込めてから行くかね。〔混乱〕×4、〔耐熱〕×10、〔風球〕×8、〔拘束〕×8。これ魔法のレベルが高くなると、込めるわけにいかなくなるな。上位魔法は魔法石での強化は無理っぽそう。




 さぁ、ロイさんの店です。何をどこからするのでしょうか?


「おぅ、来たな。まずは道具をどこまで扱えるかだが、鋸やのみを使ったことはあるか?鉋は?」


「鋸を触ったことがあるだけで、使えるとは言えないです」

 糸鋸なら美術の時間に何度か使ったことあるけど、鋸となると技術の時間にちょろっと使っただけだ。後は彫刻刀か。DIYは趣味にしてなかったです。一番触ったことのある工具はドライバーです。


「つまりは全くの素人って事か」


 そうなんですよね。一体何のお手伝いが出来るやら。今の段階で一番役に立つのは運搬のみとなっております。


「素人仕事でも問題ないし、物干し造るか。それみてからだな」


 あ~、木工の弟子首になったりするかもですか?


「嬢ちゃんの分は同じ高さで竿が二本掛けられたら良いんだろう?四角くするとバランスが難しいからな。これのが楽だろう」


 おお、普通の物干し台にみえます。足が「工」になってる真ん中に一本立てて、それを二つ造ればいいと。この竿をかける所はどう造るんですか?


「斜め切ったのを差し込むだけだ。まずはその角材を同じ長さに切るところからだ」


 説明終わり?斜めに切ったって?そんな簡単な説明なの?

 木材造る所から始まらなくて良かったかもですね。…角はともかく、丸はどう造ってるんだ?機械無いよね?手作業で、真っ直ぐ綺麗な円柱に出来るって凄くない?


「堅いから気を付けろよ。外に出しっぱなしになるんだから、水や日差しに強い木材にしてある。そう言うのは大抵堅いんだ。…下手くそだな。刃が斜めに入ってるぞ?」


「次はこの長さだ。…最初に堅い木にしたのは失敗だったか?…嬢ちゃんの分だ。頑張れ」


 注意をされながら、長いの二本とった残り短いの二本、更に細めの木材を四等分…え~微妙に長さ違いますね。おかしいな。線通りに切ったはずなんだか…。切り口がたがただし。


「その四つの奴はやすりかけなきゃ駄目だな」


 ですよね。で、私が思う鑢やすりは紙やすりですが、渡されたのは工具の金やすりでした。三本も。えっと、これは荒い方から順にかけるんですよね?で、どれぐらいで変えるんでしょう?

ゴリゴリゴリゴリ…




「次はほぞを造るんだが、解るか?」

 

 ほぞは知ってます。造り方は知りません。てかあれズレたらどうしようも無いんじゃないですか?てかやっぱり釘使わないんだ。西洋ベースじゃないの?和の匠?


「じゃぁ、見ておくんだな」


 木工のハードルが超あがった気がします。スケールと筆で計りながらちゃちゃっと書いていってます。…どうみてもあれ筆ですよね。筆もあったんだ。

 おそらく私だったらまだスケールを持っているであろう時間に既に鑿持ち出してます。うわ~何本あるの?どんだけ種類あるの?ハードルがどんどんあがっていくのはどうしたらいいの?


 感心してる間にどんどん造ってますよ?え?はめ込め?最後は木槌で叩いてはめ込むんですか?はい。渋い顔してますが、使い方悪かったでしょうか…。


 あっという間に全部ほぞ切り終わってました。


 完成?私何もしてないですが。あ、まだですか。これ塗るんですか?匂いますね。柿渋?柿渋ってこんなんなんですね。…最後まで和テイストですか。刷毛は戻さないんですか。常に一定方向に塗るんですね。乾かしてからもう一度ですか。…マスク欲しいや。



 その後言われるがまま、鉋がけ、鑿、彫刻刀とやり、今は籠編みです。竹籠ですよ。なんですか、この和テイスト。いや、籠はどこでも使ってたとは思いますけどね。竹ひご造ってる最中に〔木工〕生えました。



「今〔木工〕どれぐらいだ?」


 目を飛ばさないように編んでたら、聞かれました。籠編みって〔木工〕なのね。竹使ってるから?技能は今さっき生えたところですから、まだ1にもなってませんよ?


「そうか…。それはその位で立ち上げるか。こうやって……」


 四つ目だから底が四角くなるんですね。立ち上げて高さをあげていく、と。ふむふむ。



「その辺で終わるか。この位の長さを残して切っていけ。…これはこう編み込んでいく。…これを内側に沿って回して…これは外側…最後はこの細いので留めるんだ。こうやって編み込んで…」


 

 完成です!…何に使うのでしょう?別に用途はない?造らせただけ。あぁ、そうですか。持って帰っていいんですか?〔木工〕?まだ1です。結構色々してるんですがね。他の物に比べて圧倒的に遅い気がしますよ。


 物干し台の柿渋塗り二回目。…色が付くから色むらが…。塗装も下手っぴと言うこと?




「夕飯の後に矢を造るのを手伝って貰うかな」


 ええ?もうそんな時間なんですか?おかしい。幾ら手伝ってもらってるとは言え、あがらな過ぎじゃない?



「工具は危ないっかしいな。鉈はいけそうなんだがなぁ」


 そもそも持ち方も力の入れ方も解らないですからね。彫刻刀を使ったのは遥か昔の話だし。…道具を使うのが下手ってこと?私鈍くさい?





やじりを付けてもらうか。これは一番安い矢だから造りも簡単だ。ここにこう取り付けて、これで巻いて留める。留めが甘いとぐらつくからな。しっかり留めるんだ」


 鏃ってこうなってたんですね。弓道の矢はまた違いそうだけど。この手のゲームで矢を消耗する弓使いは初期の内は不遇職だったりするんだけど、違うのかな?


 おや?10本程造った所で変な物が…

「〔細工〕が生えました。〔結索〕もあがってるんですが、〔木工〕はあがってません」


「そっちが出たか…。〔結索〕なんか持ってたのか?」


 洗濯物干そうとしてて、生えたんですけどね。


「続けて〔木工〕か〔細工〕があがったら言ってくれ」


 了解です。グルグルグルグル。


 更に10本程取り付けたら〔細工〕があがりました。〔木工〕は?駄目ですね…。



「あ~、嬢ちゃんは多分木工に向いてないな。素材を見分けたから素質があるかと思ったんだが、見分けるだけだったか…」


 あ~。すみません。お眼鏡違いでした?お呼びでなかったりする?マジで弟子は首だったりします?凄くいたたまれないんですが。どうしましょう?


「生産の作業は他の職にも使えるものが多いのは解るよな?流用出来る分は、より適性の高い方に持ってかれる事が多いんだ」


「明らかに〔木工〕な作業をしないと〔木工〕はあがらない?」

 明らかに木工な作業ってなに?木を切るとか?


「そう言うことだ」


「えっと、私役にたちませんか…」


「〔木工〕の分野では今の所そうだな。明日は何してもらうか考えておく。今日はもういいぞ。物干し台は持って帰っていいぞ」


 アリガトウゴザイマス。



所持金72,039圓

財布0圓


【技能】技能ポイント7(239)+7+7

メイン

調合レベル33/観察レベル19→21/歩くレベル14/会話レベル12/柔軟レベル10/体術レベル0/杖術(短)レベル7/捌きレベル4/受けレベル0/投擲術ボーラレベル3/投擲術(投槍)レベル2/投擲術(微塵)レベル1/掴むレベル6/水汲みレベル4/洗濯レベル1/結索レベル1→2/生活魔法レベル22/魔法(無)レベル14/魔法(土)レベル6→7/魔法(風)レベル6→7/魔法(水)レベル4/魔法(火)レベル1→2/知識(道具)レベル12/知識(植物)レベル6/知識(武具)レベル4/知識(材木)レベル0→1/木工レベル0→1☆/細工レベル0→1☆


サブ

採集レベル7→12/筆写レベル6/読書レベル6/当身レベル0/関節技レベル1/投擲術ブーメラン3/投擲術(投石)レベル3/投擲術(投網)レベル0/鍬レベル4/耕耘レベル4/料理レベル2/裁縫レベル2/シャベルレベル1/栽培レベル1/走るレベル0/魔法(治癒)レベル1/知識(魔物)レベル3/知識(服飾)レベル2/知識(鉱物)レベル0/知識(動物)レベル1


取得技能



特技

加熱レベル3/冷却レベル1/焙煎レベル1/保温レベル1/脱水レベル1/乾燥レベル1/沸騰レベル1/破砕レベル2/圧搾レベル1


就職可能職業

戦士(杖術)レベル3→4/魔術師(無)レベル5/魔術師(土)レベル5/魔術師(風)レベル5/薬師レベル0☆/毒師レベル0☆


魔法

生活魔法(84)

着火レベル1/照明レベル16/畜水レベル19/発熱レベル17/はたきレベル1/箒レベル1/保冷レベル1/保温レベル17/拭き取りレベル1/灰掻きレベル1/集塵レベル1/防滴レベル1/洗浄レベル2/脱水レベル1/ワックス掛けレベル1/磨くレベル1

無魔法(48)+1

空間把握レベル10/睡眠レベル10/簡易修復レベル3/麻痺レベル12/隠れるレベル1/野営レベル9/混乱レベル1→2/開錠レベル1/鑑定レベル1

土魔法(27)+2

穴掘りレベル10/隆起レベル7/鉱物探知レベル3/埋めるレベル1/拘束レベル5→7/砂かけレベル1

火魔法(9)+2

着火レベル1/火球レベル1/耐熱レベル7→9

風魔法(26)+2

送風レベル1/鎌鼬レベル12/追い風レベル10/消風レベル1/反射レベル1/風球レベル1→3

水魔法(20)

水球レベル11/散水レベル4/水中行動レベル5

治癒魔法(3)

回復(微)レベル1/解睡眠レベル1

☆新たに増えた


レベル22→23

職業

メイン:調合士レベル9→10/サブ:学徒レベル8→9


体力273/249(+24)+11→286/260(+26)

魔力281/256(+25)+10→292/266(+26)

          

力:  22(+2)

知恵: 22(+2)

精神力:18(+1)

生命力:21(+1)

器用さ:22(+2)

素早さ:21(+2)+1→22(+2)

幸運 :20(+2)+1→21(+2)★

ステータスポイント:0


★任意振り分け


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