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第二世界  作者: 長月 萩
44/115

本文43  ドミニクさんのお話

本文35の内容を設定変更により一部変更しています。

詳しくは活動報告に載せています。

一年36カ月を12カ月に変更したため本文を一部変更しています。

そこ以外には影響はないので読み返さなくても大丈夫です。


 グスタフさんに「今日はゆっくりだったの」と言われてから4級ポーションの作成に入る。持久力回復ポーションは(中)か。持久力回復ポーションと回復薬は級表示ではないんだな。ややこしい。昨日のうちにすり潰してあったからいきなり煮詰める作業に入る。図ったように三つ火にかけられるんですね…。持久力回復ポーション(中)は二種類の属性の魔法水を使うんだそうだ。だから帰りがけにもう一つ魔法込めたのね。回復ポーションはりんごを入れ忘れないように、と。

 水の量を気にしながら回復薬(小)の作成。

 ゴリゴリゴリゴリ…

 ゴリゴリゴリゴリ…

 なんかすり潰すのが早くなった気がするぞ?りんごを入れてから、水と蜂蜜を混ぜ混ぜ…。制丸器使ってる所で魔力回復ポーションと持久力回復ポーションは煮詰め終わり。回復ポーションももう少しだな。全部丸くし終わるぐらいかな。鍋を気にしながらグルグルグルグル。回復ポーションの鍋も火から下ろして、丸薬並べて終了です!っと、ポーション漉さなくちゃですね。とうりゃ~っとさて、後は冷めるのと、乾くのを待つだけです。


 さてと…グスタフさんはいずこに?さっきまで居た気がするんだけど?とキョロキョロしてたらドミニクさんと戻って来ました。


「おお、もう終わったのか。手際がいいの。ではこれに魔力を込めたら昼飯にするかの。ドミニクが話があるんじゃと」


 魔法石(空)×2。今日はなんの魔法にしよう?あぁ、風魔法覚えておけば良かったかも。生活魔法レベル4の〔保温〕が消費魔力7だからこれを6回×2で行くか。

 生活魔法のレベルが1上がった。…魔法は回数でレベルアップなのかな?なら消費魔力の少ない物を回数掛ければ早くレベルアップする?…いいや。使いたい魔法を鍛えることにしよう。




「明日魔綿の収穫をするのよ。それで手伝って貰えないかと思って。役所に依頼出してたんだけど、3人しか集まらなくって。ビバリーちゃんにもお願いしてあるんだけど、もう2、3人欲しいのよね」


 食堂に座るなりドミニクさんが話し始めました。

「まわた…魔物の綿の魔綿ですか?走って逃げ回ると言う?」


「そうよ、それ。知ってるなら話は早いわね」


「いや、布屋さんで話を聞いただけなので、実物見たことも無いです」

 あの時見てみたいなんて思ったから話が回ってきたんだろうか?出来れば当事者ではなく、遠くから眺めていたかっただけなのだけど…。


「そうなの?まぁ、大して危険な魔物じゃないから大丈夫だと思うんだけど。蹴られる事もあるけど攻撃力なんて殆ど無いしね。ただ、逃げ回られると面倒なのよね」


「綿を摘んだら大人しくなるって聞いたんですけど、どういう状態ですか?」


「ん~とね、実を破裂させるまでは普通の綿なのよ。でスッゴい破裂音をさせてそれから動くようになるの。生き物が近付くと走って逃げるようになるのよ。生き物がいなければ、そのままの場所に居るんだけどね。で、綿を摘み取ると、元居た場所に歩いて戻るわ。戻ったらもう動かないの」


「だから魔綿畑は畑の部分と追い詰める場所で出来てるわ。実が生った段階で畑は四方を逃げられないように囲むの。頼む作業は追い詰めるのと綿を摘み取って、摘み終わったら、色別に綿を分ける。以上よ。追い詰める作業に関しては明日全員集まってから説明するわ。摘み取るまでの作業は午前中に終わらせちゃいたいのよ」


「役所に出した報酬は午前中の綿摘みで500圓・午後の仕分けで300圓よ。自分のミスでは無く怪我した場合の回復は、こちらで保つわ。更に午前中の作業をした人には、昼ご飯はこちらで提供するわ。但し、午前中に綿摘みが終わらなかったら午後の仕分け分の報酬は無しよ。集合は朝7時に北門の前。畑は北東区にあるから門の外には出ないわ。どう?やる気ある?」


「昼食以外の報酬を、服の代金からさっ引いて貰えるのならやりますよ。受け取った服が幾らか聞いてないんですけど」

 ま、足りないでしょうね。まだ受け取ってないオーダーメイドの下着も有ることですし。


「あら?いいの?…そうね、じゃあ、この間の服代はそれでチャラね。今造ってるのから料金頂くわ。それでいい?」


「かなり安くして貰ってる気がするんですが…」

 あれ全部で800圓なんて有り得ない!


「その変わり来週も手伝って頂戴。魔蚕の繭取りが来週有るの」


「まさん…お蚕さんですか?」


「そう。魔物の蚕ね。虫大丈夫?ヒューマンの女性ってたまに虫ダメな人いるわよね?」


「…お蚕さんで、しかも繭ならなんとかなると思います」

 虫は好まないけどね。でかいなら更に嫌だけどね。


「そう?じゃあその時は連絡するわね」


 とりあえず、明日の朝7時に北門か。明日は早起きしないといけないな。ステータスの時計に目覚まし機能付いてて良かった。…本来なら目覚ましではなく、イン時間の把握の為なのだろうけど。





 お昼から戻ったら、5級の回復ポーション作り。生の葉は乾燥した葉よりすり潰しにくいね。回復ポーションを煮詰めている間に生のエムピをすり潰し、魔力回復ポーションを煮詰めている間に生のスタミンをすり潰す。ここで持久力がレッドゾーンに。

 ちょっと休憩。グスタフさんも手が空いているようなので、増えた特技〔冷却〕について聞いてみる。これ使えば瓶に詰めるまでが早くなる気がするんだけど。


「最低1回は魔法も特技も使わずに造る事が大事じゃよ。まぁ火を付ける際は使ってもいいがのう。湯を沸かす時も使ってはいかんのじゃよ。一回完成させれば、後は使ってもいいがの。ずっと後になれば解ることじゃて、今はそう言うものだと思っておきなされ」


 と言うことは5級の回復ポーションと魔力回復ポーションは冷ましても良いって事か。まぁ持久力ないんでしませんけどね。


[ポーン]『サーシャ』

〈内時間で20時に役所前に来れる?〉


 グスタフさんに確認を取る。まぁ、何時から何時までするって決まって無いから、駄目と言われる事は無い気もするんだが。

 …弟子ってこんなに気楽にやってて良いものなのだろうか?とは思う。イメージとしての弟子は朝から晩までこき使われてるような…ってそれは丁稚奉公か。


[ポーン]『サーシャ』

〈夕飯は食べてこないでね。食堂に予約入れるから。残りの連中の紹介と夕飯を一緒にしちゃうわ。勿論こっちの奢りよ〉


 …私、朝食代以外使って無いんですけど、良いんですかね?奢られまくられですよ?生活用品が充実した今では、食事代はきっちり払うべきなんじゃないかなぁ。



 スタミンを煮詰めている間に午前中につくった回復ポーション(4級)、魔力回復ポーション(4級)、持久力回復ポーション(中)を瓶に移し替える。…納品がまた増えた。

 更に魔法(空)を二つ渡され、それぞれ違う属性の魔法を込めるように言われる。生活魔法の〔保温〕と土魔法の〔穴掘り〕でいいか。


 レベルアップもしておきましょう。…任意のポイントは幸運に降っとこう。ここまで来ると、幸運はあがらないんじゃ無いか、と言う気がしてきたね。そこんところどうよ?



 「調合レベルが20になると回復ポーションと魔力回復ポーションの3級が造れるのじゃ。それまでは造れるものを造っておけばよい」


 明日はドミニクさんの手伝いだから調合は出来ないとして、今日は5級造ったし、4級の準備でもするかな?今15時だし、後4時間位は大丈夫だ。とは言え、持久力が半分位なのよね。歩く分の持久力も残して置かないとだからどうしたもんか…。



「持久力が減っとるのかの?お茶にでもしようかのう。わしもちょっと疲れたわい」


 グスタフさんは別場所で毒の調合していたそうです。混じると良くないので、毒の調合用に別に工房作ってるんだそうだ。器具も全部別なんだとか。確かに回復ポーションで毒になったら洒落にならないわな。


「明日はドミニクの所に行くのじゃから、調合は休みじゃの。土曜は丸々休みにしていいかの?ちょっと用事が有るんじゃよ。今日が水曜じゃから明明後日じゃの」


 勿論、私の調合より、グスタフさんの予定のが大事でしょう。否は有りませんとも。…今日は水曜日でしたか。曜日感覚がさっぱりありませんよ。学生時代は時間割で曜日把握してたようなもんだからなぁ。卒業してから本当に曜日感覚が欠落してきた。


 ちょっと調合器具について聞いてみる。石臼や薬研についても聞いてみよう。グスタフさんは乳鉢と擂り鉢しか使ってないのは何か拘りがあるんだろうか?


「まず石臼を必要な程、粉になるまですり潰すのは回復薬だけじゃの。回復薬だけで4種類じゃ。同じ物しか擦らないのなら構わないんじゃが、違う物を擦ろうとすると掃除が大変での。考えてみると良い。上の石を持ち上げて、隙間の粉を全部綺麗にし、次は下の石じゃ。更に受け皿もじゃの。それぞれに石臼を用意すれば問題は無くなるが、石臼は結構値が張るのでの。駆け出しにはとてもじゃないが手が出ない。乳鉢用意した方がよっぽど安あがりなんじゃ。石臼を買えるようになる頃には、必要無くなっとったんじゃよ。調合レベルが30になると特技〔破砕〕を覚えるでの」


「薬研じゃが、これも粉にするまですり潰す道具じゃが、使い方が難しいんじゃ。見た目からして前後にすり潰すように思うんじゃが、実は下ですり潰しているのではなく、円形の部分と受け皿の横ですり潰してるんじゃよ。名前の通り、薬を「いで」いるんじゃ」


「〔薬師〕〔毒師〕になると擦る物も増えるし、手入れの問題だけでも乳鉢と擂り鉢が一番楽なんじゃよ」



 なんと!薬研の使い方間違ってましたよ。時代劇とかではただ前後に動かしてるようにしか見えなかったのに。それで円盤部分があんなに細いのに潰せてるんですね。お勉強になりました。

 石臼も納得だ。高いならしょうがないよね。石臼四つは無駄だね、確かに。…全くの一人でやるなら、世界人はボックス持ってないからポーチに入る分しか持ち歩け無いし、入らない分は手荷物にするにしても石臼は無理だわな。うん。乳鉢最強。…グスタフさんの乳鉢も擂り鉢も、大きいし重いけどね。




 

所持金3,779圓-10圓


【技能】技能ポイント7(87+10)

メイン

観察レベル7/生活魔法レベル11→13/会話レベル8/歩くレベル8→9/知識(道具)レベル5/魔法(無)レベル2/柔軟レベル4/知識(植物)レベル4/水汲みレベル1/鍬レベル1/栽培レベル1/調合レベル13→18/料理レベル0→1



サブ

採集レベル2/体術レベル0/読書レベル5/魔法(土)レベル1→2/捌きレベル1/当身レベル0/受けレベル0/杖術(短)レベル3/筆写レベル4/関節技レベル1/魔法(火)レベル1/耕耘レベル1/シャベルレベル1


取得技能

知識(材木)レベル0/知識(武具)レベル0/知識(服飾)レベル0/結索レベル0/洗濯レベル0/裁縫レベル2/知識(動物)レベル0/知識(魔物)レベル0☆


特技

加熱レベル1/冷却レベル1


魔法

生活魔法(34)+4+2

着火レベル1/照明レベル10/畜水レベル12/発熱レベル3/はたきレベル1/箒レベル1/保冷レベル1/保温レベル1→5→7/拭き取りレベル1/灰掻きレベル1/集塵レベル1/防滴レベル1

無魔法(7)

空間把握レベル3/睡眠レベル1/簡易修復レベル3

土魔法(4)+3

穴掘りレベル2→5/隆起レベル1/鉱物探知レベル1

火魔法(3)

着火レベル1/火球レベル1/耐熱レベル1


☆新たに増えた



レベル9→10

職業

メイン:調合士レベル2→3/サブ:学徒レベル3


体力123/112(+11)+11→135/123(+12)

魔力125/114(+11)+12→138/126(+12)


力:  16(+1)

知恵: 16(+1)+1→17(+1)

精神力:16(+1)

生命力:14(+1)

器用さ:15(+1)+1→16(+1)

素早さ:14(+1)

幸運 :14(+1)+1→15(+1)★

ステータスポイント:0


★任意振り分け

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