本文41 薪小屋
訂正
「そっちによってした」×→「そっちにした」○
「寝室に希望はある?」
正直何も考えてないので首を振る。
「遠慮してるのではなく?そう…。本当に拘らない子ね。ここに来たのがあなたみたいな子で良かったと言うべきなのかしらね。化粧品にしても服にしても。台所もそうよね。こういったら失礼だけど、普通の女の子なら耐えられないような環境な気がするんだけど。そりゃゲームとしてなら良いわよ?でも、こんな状態で生活しろって言われたら、拒絶反応起こすわよ。しかも何時までかも解らないなんて…」
忙しさに紛れて何も考えてないだけだと思う。訳の解らない状態ではあるけど、色々と恵まれてるしね。こうやって気を使ってくれる人達もいるし。本来なら世話する必要も無いんだから。
「…三浦さん」
空気の木下さんが咎めるような声をだす。サーシャさんは肩をすくめた。
「ごめんなさい。それこそ言ってもしょうがないことだもんね。まぁどこに置くかは自分で決めて貰って、ベッドと布団だけ渡しましょうか」
「あ、畳ベッドを自作しようと思ってるのでベッドはいいです」
「「畳ベッド?自作?」」
「はい。木工するのは決まってるので、自分で作ってみようかと。いつになるかは解りませんが、このソファーも寝心地いいんで、それでもいいかな、と」
「拘らないは訂正するわ。拘り処が人とずれてるようね」
サーシャさんは呆れたような声をだした。
「確かにそうね。自分の家なら自分のしたいようにすれば良いのよね。…もしかして和室に囲炉裏のが良かったかしら?」
…選べたらそっちにした可能性大だったかもですね。またしても顔色読まれたようで肩をすくめられました。…悟りが更に増えた気がする。
でも囲炉裏の扱いが解らないのは変わらないのよね。それを言ったら暖炉もなんだけどね。〔灰かき〕までは覚えたけど〔煙突掃除〕は当分先だ。
「まぁいいわ。他にこれはどうしても欲しい物、これあったら良かったのに!ってものあるかしら?」
欲しい物は沢山あるけど…あ、そうだ!
「切れ味のいいハサミかナイフがあると嬉しいんですけど」
「ナイフなら…あぁ、切れ味が良いって所が大事なのね」
コクコクと頷く。布も切れないような刃物要りません。
「解ったわ。他には?」
「これはすぐ欲しいって訳じゃないんですが、石臼と薬研ってありますか?」
「やげん?あぁ、両手ですり潰す奴ね。有るけど割と良い値段するわね。石臼もそれなりの値段なのよね…」
「有るなら良いんです。有るかどうかが知りたかったたけです」
よし!お金溜まったら買おう。どっちが良いかは知らない。薬研は腰痛くなりそうな気もするけど。
「そう?他には?」
「…後はすぐさま必要な物は無いです」
「あったらいいな、と言うものは?すぐに必要でなくてもいいわ。教えて頂戴」
「えっと、バケツ、柄杓かじょうろ、たらいがもう一つですかね。あ、調合道具もですが、それだと薪が更に必要になっちゃうんですよね…。後は完全に余裕が出来てからですが、農具ですかね…年に一度ぐらい芝刈りが必要と言われたんですが、鎌でやるんでしょうか?」
「芝用の刈り込み鋏が有るけど、風魔法の〔鎌鼬〕でもいけるわよ。ただ、レベルが低いと範囲が狭いのが欠点ね」
風魔法か。覚えてないな。いっそ芝がなくなるまで一面畑にしてしまうと言う方法もあるか。一面のリカバ畑。…いや、それはそれで面倒な事に代わりはないのか?薬草に困らなくていいと言うのは大きい気がするんだけど…。
「あまり伸びて困ったら呼んでくれたら良いわよ。風魔法覚えてるの割といるから。木下も風魔法覚えてるし、鍛えさせておくわよ」
「はい。〔鎌鼬〕はレベル1魔法ですし、割と使うので大丈夫です」
なんと!それはそれでどうなんでしょう?いいのか?木下さんお人好しだね。まぁ、私も覚えておきますか。レベル1なら本読めば覚えられるしね。
「…では困ったら声かけさせて貰います」
「じゃ庭に行って薪小屋の場所決めましょうか」
「薪小屋がさっぱり解らないのでお任せします」
日当たりが良いなら南向きのがいいんだろうけど、大きさとかさっぱりだよ。ここは任せるのが一番でしょう。
「場所はここが一番良いのよね~。…ねぇ、畑ずらして良い?」
え?畑ずらす?どういうこと?…データだから簡単に移動出来るって事?よく解らないけど、別に畑の位置に拘りが有るわけでは無いので頷く…と、なんと言うことでしょう!一瞬の後に雨樋まで付いた立派な東屋が!畑も程よい位置まで動いています!…薪入れるだけでこれって勿体なくない?寒い地方なら薪って大事だろうけど、ここって結構暖かい地方なのよね?
「家で煮炊きするならもっと要るんだけどね。一日中部屋に籠もってるんじゃなければこれぐらいかしら?」
かなりの量積んでる気がするんですが、そうでも無いの?
「…暖炉やコンロ使う時になったら使い方教えてください」
「了解~。っと倉庫はこの辺でいいかしら?」
今度は薪小屋と反対側に小さな箱をって倉庫?
「台所に倉庫有るけど、必要になった時に一々家の中戻るの大変じゃない。まぁ20種の小さい倉庫だからそんなに物は入らないわよ」
小さいって20種の99個スタックって物凄い量な気がするんですけど…。
「そもそも台所のが無駄にでかいのよね。一つ大きいのがあるより、それぞれの場所にそれなりの倉庫がある方が良いに決まってるじゃない。ねぇ?触らなくちゃ出せないんだから」
言われてみればそうだけだけど、ポーチもボックスもあって移動させるのが面倒では無い以上、たいした移動距離では無い気もするんですが…。まぁ、農具が外に有るのは便利ですけどね。
[ポーン]
《運営よりプレゼントボックスにプレゼントが届いてます》
木綿の下着(女性用上下)×3・木綿のシャツ×3・木綿の服×3・木綿のズボン×3・木綿の靴下×5・革の長靴・フェイスタオル×9・バスタオル×3・足拭きマット×2・薬缶(2ℓ)・ポット(2ℓ)・水差し(2ℓ)×2・焙じ茶(1kg缶)・湯呑み×3・石鹸(米糠・固形)×3・化粧水(米糠)×2・シアバター(缶)×2・トイレットペーパー×10・和布団(羽毛)一式(敷き布団・掛け布団・肌布団・枕・敷き布団カバー・掛け布団カバー・肌布団カバー・枕カバー)・布団カバー一式(敷き布団カバー・掛け布団カバー・肌布団カバー・枕カバー)・バケツ(ブリキ・10ℓ)・柄杓・竹(150cm)×6・竹(2m)・ハサミ・解体ナイフ・ベルト・リカバ草の種(100粒)
…え?聞いて無いのも結構入ってるような…。羽毛布団て、カバー一式って!バケツと柄杓もあるのはなんで?ハサミかナイフと言ったのに両方有るのはなんで?ベルトってなに?種ってなにさ。
「届いたかしら?農具はごめんなさい、無しね。たらいの大きさは?」
「いや、もう既に貰いすぎてる気がするんですけど…」
総額幾らよ?薪小屋で既に凄い金額になってる気がするのに!
「遠慮しちゃダメよ。フォローが遅れたお詫びも入ってるんだから。貰える物は貰っておきなさい。はい、たらいの大きさ!」
[ポーン]
《運営よりプレゼントボックスにプレゼントが届いてます》
竹のコップ×2と洗面器大のたらいが追加されました。
「あの、まず靴下と長靴って…」
「サンダルじゃ足寒くない?」
いやま、仰る通りで…。布団はベッドが無い分良いのにしたんだそうだ。ベルトはナイフぶら下げる用だそうだ。竹のコップは携帯用におまけだそうです。
…いいのかな?本当にいいんだろうか?
「リカバの種だけど、畑作る気ができたら、で良いわよ。てかあんなに綺麗に畑作らなくて大丈夫よ。芝剥がして適当にまいたら出てくるから。芝剥がさなくても大丈夫かもしれないぐらいよ。種をまいた後と差し木したすぐだけは水やりした方がいいけど、それ以外はしなくても大丈夫。芝が枯れるほど乾燥してるならあげたらいいわ」
「私からはこんなもんね。質問ある?」
いいえ、ありません。
所持金779圓(43,200圓+6,600圓)
【技能】技能ポイント14(84)+3
メイン
観察レベル7/生活魔法レベル11/会話レベル7→8/歩くレベル8/知識(道具)レベル3→5/魔法(無)レベル2/柔軟レベル4/知識(植物)レベル4/水汲みレベル1/鍬レベル1/栽培レベル1/調合レベル13/料理レベル0
サブ
採集レベル2/体術レベル0/読書レベル5/魔法(土)レベル1/捌きレベル1/当身レベル0/受けレベル0/杖術(短)レベル3/筆写レベル4/関節技レベル1/魔法(火)レベル1/耕耘レベル1/シャベルレベル1
取得技能
知識(材木)レベル0/知識(武具)レベル0/知識(服飾)レベル0/結索レベル0/洗濯レベル0/裁縫レベル2
特技
加熱レベル1
魔法
生活魔法(34)
着火レベル1/照明レベル10/畜水レベル12/発熱レベル3/はたきレベル1/箒レベル1/保冷レベル1/保温レベル1/拭き取りレベル1/灰掻きレベル1/集塵レベル1/防滴レベル1
無魔法(7)
空間把握レベル3/睡眠レベル1/簡易修復レベル3
土魔法(4)
穴掘りレベル2/隆起レベル1/鉱物探知レベル1
火魔法(3)
着火レベル1/火球レベル1/耐熱レベル1
☆新たに増えた
レベル8
職業
メイン:調合士レベル2/サブ:学徒レベル3
体力112/102(+10)
魔力114/104(+10)
力: 16(+1)
知恵: 16(+1)
精神力:15(+1)
生命力:14(+1)
器用さ:15(+1)
素早さ:14(+1)
幸運 :13(+1)
ステータスポイント:0
★任意振り分け




