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第二世界  作者: 長月 萩
38/115

本文37 基本10倍です

生活魔法を除く属性魔法の消費魔力を変更いたしました。

本編に影響はありません

「今日は魔力回復ポーションと持久力回復ポーションじゃ」


 グスタフさんの所で回復ポーションを詰め終わるとそう言われた。回復薬はもうちょっと乾燥が必要らしい。


「これがエムピ。こっちがスタミンじゃ」


 エムピは見た目はアンズ。中身は白くて種はリンゴみたいな身だった。スタミンは見た目緑のミカンで中身が赤い。…違和感半端無いです、スタミン。


「身だけで見るとアンズやミカンと間違える事もあるんじゃ。〔目利き〕か〔鑑定・物品〕を持ってなかったら、露天で買うのはやめた方が良いぞ。特に安売りしているような所はの。たまに詐欺師が混じっとるからの。木が全然違うから木に成っとったら間違えないがの。割ってみれば中身で一目瞭然じゃ。」


 詐欺師が居るんだ…。昨日見せて貰ったエムピの葉っぱは楓に似てたし、スタミンは団扇みたいな楕円形をしてた。確かに違うね。アンズの葉は桜に似てるし、ミカンの葉は濃い緑で尖ってたはず。この辺は間違えないように配慮されてるのかもな。でも実だけだったら確かに解らないだろう。そして、葉っぱが無ければ木みても解んないんだろうな。


「処方を言うぞぃ。まずは魔力回復ポーションじゃ。エムピの実500g、皮も種も入れて500gじゃ。魔力水10ℓを半分になるまで煮詰める。続いて持久力回復ポーションはスタミン500g、これも丸ごとじゃ。魔力水10ℓに入れて半分まで煮詰める。以上じゃ。沸騰した湯の中に放り込めば良い。水からなのは生の薬草のみ、つまり回復ポーションの5級のみじゃの」


 …水10ℓって多分普通の処方の10倍よね?グスタフさんの基本量は10倍なんだろうね。なぜそうなった?やるならガーッとやっちまえ!みたいな性格してらっしゃるの?


「生で使うのは5級ポーションのみじゃ。4級以上は全て乾燥させた物を使う。生でも作れなくは無いが等級外になって、役所での買い取りはしてもらえんのじゃ。昨日4級以上は相応の〔調合〕レベルが必要じゃと言ったの?レベルが足りなくても造れる事は造れるのじゃが、どう頑張っても等級外ポーションになってしまうんじゃよ」


「等級外ポーションは〔鑑定・物品〕を持っていれば解るが±が付いたポーションじゃ。役所では買取をしてくれん。自分で販売するか、使うかしか無いの。販売するのなら値段付けに気を付けるんじゃぞ?商人を敵に回して良いことは無いからの」


 +でも-でも等級外なんだ。自分で商売する気もないし、余り等級外を造らないように気をつけましょう。って今まで出来たこと無いけど。処方通りに造ってたら出来ないのかな?何かが足りないとか何かが多いとか無ければ。


「では、エムピとスタミンのすり潰しからじゃの。さあ、頑張ってすり潰すのじゃ!」


 了解で有ります!

 ゴリゴリゴリゴリ…薬草が無い分楽ですね。種がちょっと固かったですが、割と早く終わりました。既にに火にかけてあったお湯の中に放り込んで煮詰まるのを待つばかり。


「煮詰まるまでに、これとこれをすり潰すのじゃ。3級と2級の回復ポーションの絞りカスじゃよ。これで〔回復薬(中)〕が出来るのじゃ。造り方は昨日やった〔回復薬(小)〕と同じじゃよ。覚えておるかの?」


 昨日の丸薬ですね。覚えてますとも。ってまたすり潰しかい。

 ゴリゴリゴリゴリ…

 すり潰しながら下ろし金と薬研について聞いてみると、どっちも有るそうです。ただグスタフさんは持って無いそうだ。あったら便利そうなのにね。乳鉢、すり鉢で事足りると言えばそうなんだけど。

 鍬とシャベルも借してもらえるようです。リカバ草は挿し木(草でもそう言うのか?)でも増やせるそうな。茎を刺しておけばそこから根が生えてくるとか。しかも芝並みの強さと生命力が有るとか。根がのびた先からも生えてくるって竹ですか?流石ファンタジー植物、植生もファンタジーです。挿して増やせるなら、前に採集して倉庫に入れっぱなしの薬草を植えるとしよう。売ったり使ったりしなくて良かった。



 ポーションは冷めるのを待つだけ、回復薬は乾燥させるだけになったところで、更に追加の丸薬造りがきました。


「これは〔回復ポーション(1級)〕の絞りカスじゃ。これで〔回復薬(大)〕が出来る。こっちは〔回復ポーション(特大)〕のカスと乾燥させた〔薬草〕じゃ。この二つで〔回復薬(特大)〕が出来るのじゃ。まぜこぜにせんように、後二種類の丸薬を造るのじゃ。わしゃ向こうで作業しておるからの。終わったら声をかけるのじゃぞ」


 いきなり二つ一気にきましたか。でもやることは同じ。すり潰して混ぜて成形と。やりますよ。やらせていただきますとも!

 ゴリゴリゴリゴリゴリゴリ…




「終わりました~」

 やっと終わったよ。終わってからステータスみたら調合は10になってるし調合士のレベルもあがってた。


「ポーションも冷めておるの。では魔力回復ポーションはこっちの瓶に、持久力回復ポーションはこっちの瓶に詰め替えじゃ」


 ポーション毎に瓶が違うんですね。回復ポーションは円柱、魔力回復ポーションは角柱、持久力回復ポーションは台形。瓶見ただけで区別が付くのは良いですね。等級毎はどうなんだろう?


「瓶が違うのは種類でのみじゃの。回復ポーション系は鑑定不能にはならんから見れば等級も解るようになっておる。瓶の形が違うのは作業効率を良くするためのみじゃよ。売るのでなく自分で使う分には、どんな入れ物に入れようと構わんのじゃ。竹筒でも構わん。入れ物が違うと、ポーチや倉庫に入れた場合、別のアイテムとして扱われるデメリットが有るぐらいかの」


 瓶の違いは作業効率の為のみなんですか。確かに全部同じ瓶だったら混じって面倒な事になりそうだもんね。ついでに増えていた特技〔加熱〕について聞いてみる。


「ほほぅ。もう調合レベルが10になったのか。早いのう。…〔加熱〕は生活魔法の〔発熱〕と余り変わらん。はっきり言って最初のうちは〔調合〕では殆ど使わないんじゃ」


 なんですか、それ?


「今まで作業したように、ポーション造りの基本は『煮詰める』なんじゃよ。沸騰させっぱなしで時間があれば出来るのじゃ。〔加熱〕は文字通り熱を加えるのじゃが、レベル1では初めの一回は40℃まで出せるが、温度を保てるのは5分じゃ。5分過ぎたら火から下ろしたのと同じく冷めていく一方での。更に対象が40℃以上だとそれ以降は5℃刻みでしか加熱できんのじゃよ。繰り返しかければそれだけ温度をあげることも可能じゃが、沸騰させるまでに何十回も、更に沸騰させ続けるのに5分に一回以上使い続け無くてはいかん。更に〔加熱〕には一回に10の魔力が必要じゃ。魔力が有り余ってるのなら出来るじゃろうが、普通の人間では魔力が続かないじゃろう。なら最初から火を使った方が楽じゃ。火にかける水の温度を高くしておいて、時間短縮と薪の節約に使うぐらいじゃよ。特技のレベルが上がれば加熱温度は上がるし、継続時間が伸びるんじゃが、火にかけておるならわざわざ加熱する必要も無かろう?」


 それは確かにそうですね。


「ただ、状態異常回復薬と毒薬を造る際は有った方が便利じゃ。沸騰させてしまうと成分が変化してしまう物があるでの。魔力が余ってる時に使ってレベル上げをしておくと後で楽だの。火にかけつつ、沸騰させないように気を配るのはかなり面倒じゃからの」


 …魔法のレベル上げに特技のレベル上げ、どっちも魔力が必要と言うことですか。こまめに使うようにしないと駄目ですね。


「調合レベルが10になっておると言うことは4級ポーションを造れるのう。じゃが魔力水を造っておらんから、4級ポーションは明日に回すかの。嬢ちゃん、魔力はどれぐらいあるかの?80有るなら魔力水を40ℓ造れるんじゃがの」


 と魔法石(空)を二つ渡されました。…つまり20ℓの瓶が二つはある、若しくは40ℓ入る瓶があると言うことですかね?風呂釜かよ!

 

「おっと、言い忘れておった。〔治癒魔法〕と〔付与魔法〕は使ったらいかんぞぃ。〔治癒魔法〕と〔付与魔法〕の魔力水を使うと+が付いてしまって等級外ポーションになるからの。別属性魔法は同じ石には入らんからの。後に込めた属性がキャンセルされてしまうんじゃ。同じ属性なら別の魔法でも構わないんじゃが、〔魔法石〕を造らんようにの。〔魔石〕を造るのじゃぞ」



 回復魔法覚えて無いので関係無いですけどね。覚えておいて損は無いことなんでしょう。一番鍛えたいのは生活魔法なんだけど生活魔法のレベル1を使うと〔魔石〕になってしまう…

「少し多いぐらいなら良いんですよね?一つに〔生活魔法〕の〔畜水〕14回だったら大丈夫ですか?」


「ふむ。大丈夫じゃが魔力は足りるのかの?」


 魔力3×14回×2=84。魔力は90有るので大丈夫。14回ずつ込めた魔石をグスタフさんに渡す。…20ℓの瓶が二つ有ることが判明しました。水汲みレベルがやっと上がりましたよ。


 …おおっ!流石に28回も魔法を唱えると生活魔法が一気に上がりました!レベルも上がる。任意分は精神力と生命力へ振るとしよう。そして相変わらず幸運は上がらない。任意で振れるとは言えなんか悲しい…。


 


 


 

所持金779圓


【技能】技能ポイント5(53+12)

メイン

観察レベル5→6/生活魔法レベル3→7/会話レベル6/歩くレベル8/知識(道具)レベル1→2/水汲みレベル0→1/調合レベル6→10/魔法(無)レベル2/料理レベル0/知識(植物)レベル2→3

サブ

採集レベル2/体術レベル0/読書レベル5/魔法(土)レベル1/捌きレベル1/当身レベル0/柔軟レベル2/受けレベル0/杖術(短)レベル3/筆写レベル4

取得技能

知識(材木)レベル0/知識(武具)レベル0/知識(服飾)レベル0/魔法(火)レベル1/関節技レベル1


特技

加熱レベル1☆


魔法

生活魔法(10+13)

着火レベル1/照明レベル5/畜水レベル1→10/発熱レベル1/はたきレベル1/箒レベル1/保冷レベル1☆/保温レベル1☆/拭き取りレベル1☆/灰掻きレベル1☆

無魔法(7)

空間把握レベル3/睡眠レベル1/簡易修復レベル3

土魔法(3)

穴掘りレベル1/隆起レベル1/鉱物探知レベル1

火魔法(3)

着火レベル1/火球レベル1/耐熱レベル1


☆新たに増えた



レベル6→7

職業

メイン:調合士レベル1→2/サブ


体力85/78(+7)+12→99/90(+9)

魔力90/82(+8)+12→103/94(+9)


力:  15(+1)

知恵: 15(+1)+1→16(+1)

精神力:13(+1)+1→14(+1)★

生命力:13(+1)+1→14(+1)★

器用さ:14(+1)+1→15(+1)

素早さ:13(+1)

幸運 :13(+1)

ステータスポイント:0


★任意振り分け

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