本文25 試合
ごめんなさい抜けてた分です。
予約投稿を失敗していたようです(><)
「そこまで!」
呆気なかったです。振り上げたのに合わせてど真ん中突かせていただきました。寧ろ自分でつっこんで来た気もします。鳩尾には入らなかったと思うんだけどな~。
「もう一回!」
正面で慎重に構えてます。長剣って両手剣だっけ?盾無いから別に両手でもいいか。長さは木剣と変わらないかな?ってこれも木剣だ。顔面がら空きなんですが、そこ突くのは非道すぎるよね~
突きの構えに持ち替えたらまた正面からつっこんできました。素直な方ですね。半歩ずれただけなんですけど。身体ごと振り下ろした後頭部ががら空きだけどここも外道だよね。寸止めします。ゴチンって当たったらごめんなさい。
「そこまで!」
無事寸止め出来ました。
「もう一回!」
こちら外道にならないよう、気を使ってるのに。元気ですね。
「あ~いいかの。嬢ちゃん、無手も出来るじゃろ?次は武器無しじゃ。杖のが長いから嬢ちゃんのが有利じゃったしな」
確かに杖のが長いですね。長剣と言っても腰に下げてぶつからない長さだから、持ち手含めて1m無いだろう。身長はあまり変わらなさそうだしね。
でも無手って長さ0じゃないですか。得物無しに長物に向かうなんて!
正面打ちしかし無い人でした。ごめんね、顔面当て身入れちゃった。流石に怖くてつっこみすぎました。
今下でバタバタ暴れてます。地面にも顔打っちゃたですね。それは…やはり私が謝るべき?
流石痛覚カット。よく暴れます。でも、これ危険じゃない?痛くないから無理な動きして、間接壊しそう。肩と肘決まってるんですけどね。これ、力強い人には利かないわ。覚えておこう。
てか、練習の稽古ではなく、ちゃんと稽古しないと危ないですね。誰かに教わるか…お金要るよね…。
「そこまで!」
「なんだよ!あれ!」
何が?何を聞かれているのでしょう?
「最後動けなかった奴だよ!」
「押さえ技です。関節技になるんでしょうか?」
三教も関節技扱いでしたからね。
「関節技持ってるなんて言わなかったじゃないか」
「他は0だと言いましたよ?」
言ったよね?
「0?」
「はい。人とちょっと練習したので持ってましたけどレベルは0でしたよ?」
「…あんたリアルでなんかやってるか?」
「ええ、まぁ」
合気道してました。
「段持ち?」
「はい。一応は」
二段ぐらい珍しく無いんですけどね。知らない人は凄いと思うようですが。
「それでか。ここはリアルのプレイヤースキルがそのまま使えるんだよ。知らなかった?」
リアルでこっちに来てるんですけどね。
「知りませんでした」
「魔物相手には何とかなったのに。何でだろう?PvPで負けたんだよね。だからここに来たんだけど」
ちょっとなんかやった事ある人にはカモだったことでしょう。隙だらけでしたから。
「あいつには何発か当てたんだけどなぁ。あんたには全くだった。何がいけないと思う?」
「それを知るために訓練に来たのでは?私は西洋剣の使い方知らないのでなんとも言えません」
何もかもとは言えないので綺麗に纏めます。てかあれ喰らったのが居るの?負けたの運が悪かっただけじゃない?
「丁度いいです。アドルフさんとチャドさんに模擬戦やって貰いましょう。アドルフさんは先生になれる腕ですし、チャドさんも門番さんですから強いですよね?」
なんとなく、なんとなく残りの三人のが強いというオチがありそうな気がするんですが、ここで振るべきはこの二人だ。
「あ~嬢ちゃん?門番は剣を使わないぞ?使うのは棒術だ」
「長さは?」
「三、四、六とある。三、六がメインだな」
単位は尺だな。…この世界尺貫法?ここの運営さんならやりかねない気がするけど。いや、処方はg表記だった。
「なんだよ、その数字」
「尺です。長さの単位の」
「魔法杖を除く杖と棒と刀は尺で表すんじゃよ。たまに㎝表記もあるがの」
ありがたい仕様ですね。…慣れてる人に限るだろうけど。とするとインチとかポンドとか出てくるかもだな。きっと真珠の重さは匁に違いない!真珠あるか知らないけど。
「え?一尺て何㎝?」
「凡そ30㎝じゃ。細かいのは気にせんでよい」
「てことは90㎝と120㎝と180㎝?」
「四尺はこれです」
私は杖を見せる。
「ふ~ん。僕の剣よりは長いなと思ってたけど、120㎝もあったんだ」
「誰か長剣使える人で手の空いてる人いません?」
訓練所暇って言ってたよね?いや、私は棒術みたいので構わないんですけど。彼のためにはねぇ。じっくり稽古するなら型稽古でもいいけどそうじゃないなら、対戦のが見てて楽しかろう。
「実はな長剣使いはこの街にあんま居ないんだよ。そりゃ素人さんに教えられるぐらい使えるのはゴロゴロいるが、専門にしてるのは居ないんだよね」
「王都の騎士団ぐらいじゃないか?」
アドルフさんチャドさんぶっちゃけました~
「え?なんでですか!?」
うんうん。解るよ。ファンタジーと言えは剣だよね。私の使うパーティーは剣使い居なかったけどね。主人公固定でも無い限り、剣使いは蔑ろにしたよ。
「そりゃ戦う相手が鎧着てないからな。魔物だって剣なんかで切ったら実入り減っちまう。小物ならいけるが大物はそう簡単に倒せないからな。いい剣ならそんな事無いんだろうが、同じランクなら切るなら刀のが上だし、叩っ切るんなら斧が一番だ。突くなら槍かレイピアのが突きやすい」
「ハンマーやメイスもいいが、一発はでかいが次に行きにくいからな。複数で一匹狩るんじゃなきゃ辛いな」
「農家だと鎌やら鋤やら鍬やら使う連中もいる。これは自分の身を守ることを優先して毛皮なんか知ったこっちゃねぇって時だが」
「俺らにしたって切っちまうわけにはいかないからな。衛兵も棒術だぞ?」
あらら、呆然としてますよ。あんた達ぶっちゃけすぎ。運営さんも拘りすぎ。…嫌いじゃないけどね、そんな拘り。
袖を引っ張って、小声で世界人が倒した場合、死体が残る事を教える。どんなに綺麗でも、どんなに無茶苦茶してもアイテムドロップ変わらないですからね、異邦人は。解体を自分でする人以外は倒すことしか考えてないだろう。
「ね~え、お腹空いたわ。お昼まだなのよね。お昼ご飯食べに行かない?そこの坊やも、アドルフも一緒に」
「元々嬢ちゃんの腕前見たら昼飯のつもりじゃったからな。弟子の分は師匠が持つから先立つモノは心配せんでよいぞ。じゃろ?アドルフ?」
「あ、あぁ。まだ何にも教えちゃいないがな。聞きたいこともあるし、どうだ?訓練料は受付に言って返すように言うぞ」
剣の少年、大人しく流されるか、きっぱり断るかのニ択しかないですよ。
…この流れ良いんだろうか?ちょっと運営さんに聞いてみよう。今インしてるのは西門さんと木下さんか。…西門さんかな。
[ポーン]『サイモン』
〈世界人が自主的に動いているなら構わない。君が触媒になっている可能性もあるが、積極的に君が働きかけていないのなら問題無い。プレイヤーが第二世界を理解しようとするのは歓迎すべきことだ〉
…お客さん減っちゃうかもなのに良いのかしら?単に楽しませてなんぼの世界では無いってことかな。拘ってるみたいだし、推想社全体で。
どうやら話は纏まったようです。所で皆様私の腕前とやらはもうよろしいのですかね?そんな人様に自慢出来るような腕ではないので、これで終わりで良いのならそれはそれでいいんですけど。杖は素振りか型しかできないし、合気道も相手いないと動きのおさらいか、受け身ぐらいしかできないからな。
所持金121圓
【技能】技能ポイント5(32+3)
メイン
観察レベル5/捌きレベル0→1/会話レベル1/歩くレベル6/柔軟レベル0/受けレベル0/杖術(短)レベル0→1/関節技レベル0→1
サブ
採集レベル2/筆写レベル3/知識(植物)レベル2/読書レベル5/魔法(土)レベル1/生活魔法レベル2/魔法(無)レベル1/調合レベル4
取得技能
知識(材木)レベル0/水汲みレベル0/体術レベル0☆当身レベル0☆
魔法
生活魔法(3)
着火レベル1/照明レベル2
無魔法(5)
空間把握レベル3/睡眠レベル1/簡易修復レベル1
土魔法(3)
穴掘りレベル1/隆起レベル1/鉱物探知レベル1
☆新たに増えた技能




