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第二世界  作者: 長月 萩
18/115

本文18  狩り

 門番さんに挨拶して門からでた。


「ここは北門だ。人が少ないだろう?東西の門はポップ待ちで凄いことになっているだろう。人のが多いぐらいになっているだろう。こっちは少しレベルが高めだ。だが実は外壁から10mほどは群れに逢うことは殆どない。ポップも少ないから人も余り来ない。念のためにこれを渡しておこう」


 〔身代わり石〕×5


「即死を防ぐアイテムだ。ポーチに必ず一つ入っているようにしておけ。複数持ってても壊れる時は一緒だから残りはボックスに入れておくように。武器も手に持っておいてくれ」


 外壁を右手にしながら草むらをサクサク歩く。

 西門さんは指揮棒みたいな棒。魔法使いかな?木下さんは長剣を持ってる。私は鉄刀木の杖を取り出した。


「これが〔薬草〕だ。周りを見ておくから、集めるといい。なるべく下の方で切るように。それとたまに技能の確認をするんだ。インフォ無いから気が付かない事が多い」


 見本を渡してくれる。…間違えて大量に雑草採るのはお約束よね。よく見よう。葉の生え方は互い違い、茎にも葉にも和毛が付いてるな。葉の裏は黒い…白ちゃうんや。切り口から薄荷っぽい匂いがする。よし、こんなもんか。…そこそこ生えてそうだ。


 インフォメーション無いって不親切ですね。あぁ、不親切が売りだったか。そんなもん売りにしてていいもんなんだろうか?


 持久力を結構使うらしい。いや自分の持久力が低いだけか?休憩しつつ採集、採集。


 ん?これは白いな。…採っとこう。ポーチを確認すると〔???〕×18〔???〕×1とあった。…雑草とかどうなるか気になる。幾つか適当に採ってみよう。〔採集〕も生えてたのでセットと…


「お客さんが来たぞ」


 ひょっこり現れたのはウサギ。…首刈って来ないよな?


「さて、残酷描写から行くか。杖だと撲殺だから、木下にやって貰うとしよう。倒したらカーソルが消える。もうカーソルは見えるな?木下、お前は描写をオフにしてるな?行け」


 スパーン!とあっさりウサギさんは二つになった。…こんな呆気ないの?


「この剣βから引き継いでるんです」


 なるほど、結構いい武器なんですね。


「さて、死骸だがどう見える?」


「胴体と首が泣き別れて、骨まで見えます。血は出てますけど、ウサギ小さいですし、血の量は余り多そうじゃ無いですね。…実際に二つになったウサギなんか見たこと無いので普通かそうでないなんか解りません。胴体切って貰った方が解りやすかったんじゃないかな、と。残酷描写なら内臓出て来たりしないでしょう?」


「それもそうだ。多少の流血表現は有るからな。木下、次はあまり綺麗に倒すな」


 ウサギさんには悪いけどな。ごめんなさい。木下さんが剥ぎ取りナイフを突き立てるとウサギさんは消えた。


 暫く草むしりをしていたらまたでました、ウサギさん。

 木下さんがウサギさんに向かう。…ちっこいし、すばしっこいから当てにくそうだな~。…投石器とか投槍器のが良さげな気がする。ロイさんに投槍器あるか聞いてみよう。木工の分野だろうし。


 そんな事考えてたら真ん中で二つに分かれたウサギさんが…南無~。血溜まりに内臓とか見えてる…。自分で言っといてしまったと思ったです…


「内臓出て見えますね。これでオフならオンはどんだけ、という気がします…」


「僕には内臓が見えません。二つには分かれてますが、血が少しでているだけです」


 はい、残酷描写オンでした。


「では最後、君の戦闘と回復と痛覚だな。回復は持久力の方でも良さそうな気がするがどうする?」


「確かに持久力と空腹度は減ってます。でもやはり体力回復の確認は必要だと思うんですよね。…しっぺって体力減りますかね?」

 しっぺで減るとなるとしっぺで死ねることになってしまうが、そんな事あるのだろうか?


「う~ん。小数点以下で減るか?少しでも減れば、1は減るわけだけだが、下手すれば回復のが早くなって減らない可能性もある。どうする?」


「痛覚の確認ということでやってしまいましょうか。異邦人から危害を加えられるかの確認にもなります」


【ステータス】の【体力】を見ながら腕を差し出すと…痛い!普通に痛いです。恐らくカットされてない痛みでしょう、これは。数値は1減ってます。ヒリヒリしてる。二本の指の後がくっきりとみえる。


「痛いし減ってますね。多分カット無しの痛さでは無いかと…でも回復どうしましょう?時間回復かアイテムで回復したか、解らないですよね?」


「ウサギの攻撃を受けて貰うか。あれが持ってる攻撃は〔体当たり〕〔後ろ蹴り〕〔噛み付き〕だけだ。首刈りは持ってないから安心しろ。1回で半分ぐらい持っていかれるが、即死は無い。フォローはするから心置きなく喰らうといい」


 1回で半分なら2回は受けられないですね。っと出て来ました。


 さぁ、来い!…鳩尾に来そうだったのでガードしましたが、ガードごと吹っ飛ばされた。結構な衝撃だ。体小さいのに。だけど飛んでくる距離はさほどでも無い。もう一度頭から突っ込んできたのを捌いて後ろから叩き落としたら…動かなくなった?あれ?カーソルが無くなったってことは倒した?意外とあっさり、と言うより、杖の攻撃力が高いのか…店売りの癖に、詳細見えないんだから…


【ステータス】をみると体力が9/15(+1)。回復薬を飲むと16/15(+1)。全快だ。味?飲み込んだからしません。回復薬は丸薬です。

「回復薬効きました」


「ウサギに触ってボックスに入るか?…入ったな。これで検証は全て終わりだな。技能はどうなった?」


【技能】技能ポイント:8

 メイン:杖術(短)レベル1/観察レベル3/採集レベル2/歩くレベル2/知識(木材)レベル0

 サブ:受けレベル0/捌きレベル0

 また二つ生えてます…


「技能の数はかなりの数が有るからな。余りにリストが増えて邪魔なようならダブルタップで隠せるから、今後絶対必要無いと思う物は隠しておけばいい」


「では戻るか」



「一寸いいですか?しっぺも痛かったんですが、本当に制限かかって無いのか解らなかったんで、技掛けて欲しいんですよ。それなら違いが解りそうなので」


「ふむ。PvPの確認ついでにやるか。木下、引き出しが増えるのは良いことだろう。やってみろ。申し込まれて、承諾したら開始だ」


「…先に繋がらなさそうですけどね…『通常対戦を申し込みます』」


「『受けます』」


 何かドームみたいな物に覆われた。ってことは対戦も出来るって事ですね。


「どうすればいいんでしょう?」


 基本痛くないのが多いからなぁ。痛いのは嫌がらせで痛くしてるか、掛け方失敗してるかだ。無茶されても関節壊しにくい三教にするかな。これも上手く掛ければ痛くないんだけど、痛くするのも結構簡単だ。素人さんに掛けられると痛いだけで体は浮かない。丁度いいだろうって、木下さんが凄いセンスの持ち主だったらどうしよう?


 こうやってこう、と教えながら掛けて貰う。

 …木下さんは素人さんでした。痛いって。


「はい。普通の痛さです。オフですね、っと、この後どうしたらいいでしょう?」


「双方が止める意志を表明すれば終わります。『中止を求めます』」


「ありがとうございます。『止めます』」

 ドームが解除されました。



「〔関節技〕と〔柔軟〕が増えました…」


 どうすんの、これ、と言う声で木下さんが言いました。あちこち伸ばすからね。私にも両方増えた。これは鍛えておいた方が良さそうだ。


「〔関節技〕覚えると武器無いとき便利かもしれませんよ?ほぼ人型に限りますけど」


 所詮人事です。でも、対人戦には有効なんじゃないかなぁ。相手の武器取り上げて、押さえ込むとか。対戦が終わらないか?いや相手の心が折れるまで押さえ込み続けたら…どんな達人ですか、それ。……鍛えたらいけるのか?


「では戻って夕飯にしよう」


 内時間19時になろうとしてました。



所持金200圓


【技能】技能ポイント7(7)

メイン

観察レベル3/知識(材木)レベル0/杖術(短)レベル0/歩くレベル2/採集レベル2

サブ

受けレベル0☆/捌きレベル0☆/関節技レベル0☆/柔軟レベル0☆

取得技能


取得可能技能


☆新しい技能


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