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第二世界  作者: 長月 萩
102/115

本文101 飴造り

 飴造りです。夕飯の後、グスタフさんの所に寄るように言われてました。


「飴の作り方を言うぞい。まずは生のリカバを100gじゃ……」


 リカバ飴

・材料

 生のリカバ:100g

(葉と茎を分けて茎は葉の長さに合わせて切る)

 乾燥したリカバの葉:100g

 すり潰した乾燥リカバ:100g

 リバイブの搾り汁:500g

 砂糖:150g

 水飴:130g

 魔力水(治癒・付与):550mℓ

 打ち粉:適量(完全に粉にした、乾燥リカバ)

 魔力水500mℓの水にリカバ(全種)を入れ、

 500mℓになるまで煮詰める。

 煮詰め終わったら漉しておく。

 砂糖・水飴・水50mℓを鍋に入れ、

 よくかき混ぜた後、混ぜながら煮溶かす。

 焦げないように注意。 

 完全に溶けたら①10gとリバイブ10gを混ぜ、

 更にかき混ぜる。

 完全に混ざったら、火から下ろしてかき混ぜる。

 少し重たくなってきたら鍋から出す。

 (打ち粉を振った作業台の上)

 細長い棒状に丸めながら伸ばしていく。

 熱いけど、冷めると固まるので我慢。

 適当な大きさに切っていき、丸める。


 …リカバそんなに大量に要らないじゃん。リバイブの搾り汁も五十倍って何よ?まぁ、一回分造るのは無理があるから、大量に出来てしまうのは仕方ないのか?にしても多くないか?今回は大量に造るからいいのか?


 これで大体20個程出来るそうです。…最終的な砂糖と水飴の量が怖い事になりそうだ。

 リカバをエムピ、スタミンに替えれば、エムピとスタミンの飴が出来る。


 台にあげるタイミングが難しいそうだ。早いとベチャっと広がるし、打ち粉の意味が無くなる。遅いとどんどん冷めていく。

 私は遅かったようだ。最後の方、危険でした。二個ほど手応えが違った。ちょっと角有るかも…。確かにこれ、時間との勝負ですね。


 てか、調合してる気は全くしませんよ?どう考えても、単なるお菓子造りです。甘ったるい匂いが充満している。食事前だと食欲なくなりそうだ。

 造るのが飴じゃなくて、クッキーならもっと楽だったんじゃないだろうか?タイマーは無さそうだから、焼き上がり時間は気にしなくちゃだけど。…オーブンが無いとしんどいのか?…オーブンらしき物は、家の台所には、あったとは思うけど、ここは工房だから、なくても不思議じゃないね。


 冷えた飴を包み紙で包んで、五つずつ袋に入れたら、完成。

 包み紙、黄色しか見てなかったけど、リカバ飴は緑、エムピ飴は桃色、スタミン飴は黄色です。

 …22個も造った、と思ったけど、袋詰めすると四袋にしかならないのね。ちょっと角の有る二個は自分で持っておけば良い、と言われました。やはりこれは無理か…。



「今日はこれだけにしておくかのう」


「〔工程省略〕ですけど、これ使ってグスタフさんが飴造ることって出来ますか?」

 これ、とは最初に造ったリカバ液の事です。


「…どうなんじゃろう?やってみて良いかのう?」


 どうぞ、どうぞ。

 グスタフさんは全部の材料を計って、鍋を用意して、薪まで用意してた。打ち粉も勿論用意する。

 光ったりも何もなく、台の上には飴がゴロゴロしている。…なんかエフェクト付けようや、運営さん。寂しいよ。


「…出来ておるの」


〔リカバの飴〕

 リカバのエキスが入った飴。

 なめている間、回復に必要な時間が短くなる。

 飴なので食べ過ぎに注意。


 …どれぐらい短くなるとか解らないんだ。…なめている間ってことは、飴噛み砕く人は回復が少ないのか?そんで、最後の一文要らんのと違う?


「〔工程省略〕は、材料さえ揃っておったら、良いのかもしれんのう。倉庫から出してきた物でも出来るからの」



 細かいんだか、細かくないんだか解らないよ、〔工程省略〕!設定造ったのは誰なんだよ!

「グスタフさんでも、飴は倍量だけなんですね」

 出来上がってる飴を数えたら、42個だった。


「言ったじゃろう?そんなに造れんと。これより多いと丸めるのが間に合わんかったんじゃ。まぁ、間に合わんかった分は、また煮溶かして使えばよいがの」


「ノルマ的には、グスタフさんが一日三回〔工程省略〕すれば、充分な数なんですね」

 飴を包みながら言う。


「割り当て的にはそうじゃな。料理人がどこまで造れるか解らんし、どうせだから、効率の良い方法でも探すかの。明日は残りの二種を造ったら、嬢ちゃんの時間切れになるだろうしの。なんぞ考えてみるかのう」


「幾つか質問が。今回一人で造って、22個でした。二個角がありますけど。この場合、〔工程省略〕はどうなりまか?」


「この後一回も造らずじゃったら、全く同じ物が出来るの」


「じゃあ、丸めるのを手伝って貰ったら?」


「そもそも〔工程省略〕が発動せん」


「リカバ液は一人で造ってますよね?今日は飴を造らなかった、としてこれを倉庫にしまわず、このまま置いておいて、明日も飴を造ったとしたら?」


「時間が開いたものは無理じゃな。〔工程省略〕で造れるのはリカバ液だけじゃ」


「時間が開く、と言うのはどういう状態ですか?何時間位とか解りますか?」


「それは正確には解らんの。大体半日開けたら無理じゃ、といわれておるの。工程上しょうがないのでなければ、わざわざ時間を開けて造ろうとは思わんじゃろう?別工程を一つに纏められないか、努力する事はあっても、一つで済む工程を分ける必要は無いんじゃ。途中の工程までが必要なら、特技を使った方が魔力の節約になるんじゃし、別なもんを造ろうとするのなら、一からやらんと、そもそも〔工程省略〕は働かんのじゃ」


「…そうですね。知ったからどうだ、と言うのは確かですね」


「好奇心があるのは良いことじゃがの。わしは〔工程省略〕を覚えてから、新たに覚えた処方は無いんじゃよ。新たな処方が出来ないか、色々弄ってはおるのじゃが、成功した事は無いの」


 あれ?世界人て創造力に欠けてるんじゃなかったっけ?


「〔工程省略〕は便利じゃが、これを使うと〔工程省略〕以外は一切伸びん。大量生産する必要の有るものか、緊急で必要なもの以外は殆ど使わないのう」


「ビバリーさんもあまり使わないって言ってましたね。じゃあ、次です。材料を多く用意した場合と、足りなかった場合はどうなりますか?薪なんかは気温とかで、だいぶ量が変わるような気がするんですけど」


「多かったら余る。足りなかったら発動しないの」


「…無駄になるんじゃなければ、多めに用意した方が良さそうですね。では材料に関係無い物まで用意してたら、それは丸々残るって事でいいですか?」


「そう言うことじゃの」 


「これで最後です。回復ポーションですが、グスタフさんの処方って、本の10倍ですよね?どっちもの量で造った事がある場合、どっちになるんですか?」


「量が10倍で用意してあれば、10倍の方じゃな。じゃが、ちょっとでも足りんもんがあったら10分の1の方になる」


「なる程。やはり材料は多めぐらいのが良いみたいですね。ありがとうございます」


「なんの、なんの。嬢ちゃんが〔工程省略〕を使えるレベルになるのは、いつ頃かのう」


 …そこまでレベルがあがらなくって、停滞したりして。





「…グスタフさん」


「なんじゃ?」


「〔包装〕と言う特技が生えました…」

 グスタフさんの造った飴を包み終えて、ふとステータスを見たら増えてた。


「〔包装〕か。職業としては〔商人〕〔使用人〕系じゃったかのう?関係のある職業は。確か、無駄なく綺麗に包む事が出来るようになるはずじゃ。わしもあるのう。こういう物を造った時に増えたり増えなかったりじゃな」


「…放っておけば、良いですね」

 …今回初めての飴造りの皆さんにも生えるのかな?


「貴族の〔使用人〕とか貴族に納品するような〔商人〕でなかったら、必要無い技能じゃのう」


 そんな予定はどこにもありませんね。




 流石に飴造りでは〔調合〕はあがらなかったようだ。すり潰す物も少なかったからな。

 結構時間がかかったので、ポーションの詰め替えは一部で止めておく。売りに行くのは、全部詰め替えでからでいいか。多分これを売れば鉈の代金に届くはず。



 



所持金65,684圓

財布0圓


【技能】技能ポイント9(352)

報酬経験値:3

メイン

調合レベル43/観察レベル34/歩くレベル17/採集レベル18/会話レベル17/柔軟レベル12/杖術(短)レベル10/投擲術 (ボーラ)レベル4/投擲術(投槍)レベル2/投擲術(微塵)レベル2/捌きレベル4/掴むレベル9/結索レベル6/走るレベル1/遠目レベル0/隠密レベル0/生活魔法レベル23/魔法(無)レベル22/魔法(土)レベル8/魔法(風)レベル7/魔法(水)レベル4/魔法(付与)レベル12/魔法(火)レベル2/魔法(治癒)レベル4/知識(道具)レベル16/知識(植物)レベル9/知識(武具)レベル6/知識(魔物)レベル7/知識(材木)レベル1/知識(動物)レベル1/細工レベル4/木工レベル2/鉈(小)レベル2/鑿レベル0/玄翁レベル0/鋸レベル0


サブ

筆写レベル6/読書レベル6/投擲術 (ブーメラン)3/投擲術(投石)レベル3/投擲術(投網)レベル0/水汲みレベル5/鍬レベル4/耕耘レベル4/料理レベル2/洗濯レベル2/裁縫レベル2/シャベルレベル1/栽培レベル1/知識(服飾)レベル2/知識(鉱物)レベル0/魔法(光)レベル1/魔法(闇)レベル1/解体レベル1/木登りレベル0/蹴りレベル0/鉈(大)レベル0/関節技レベル1/当身レベル0/受けレベル0/体術レベル0/縄ないレベル0☆


取得技能



特技

加熱レベル4/冷却レベル1/焙煎レベル1/保温レベル1/脱水レベル1/乾燥レベル2/沸騰レベル1/破砕レベル2/圧搾レベル1/熟成促進レベル1/発酵促進レベル1


就職可能職業

学徒レベル13/魔術師(無)レベル9/魔術師(土)レベル8/魔術師(風)レベル8/毒師レベル2/戦士(杖術)レベル6/学士レベル1/魔術師(付与)レベル9


魔法

生活魔法(89)

着火レベル1/照明レベル17/畜水レベル19/発熱レベル17/はたきレベル1/箒レベル1/保冷レベル1/保温レベル17/拭き取りレベル1/灰掻きレベル1/集塵レベル1/防滴レベル1/洗浄レベル6/脱水レベル1/ワックス掛けレベル1/磨くレベル1

無魔法(80)

空間把握レベル24/睡眠レベル15/簡易修復レベル3/麻痺レベル16/隠れるレベル1/野営レベル9/混乱レベル3/開錠レベル1/鑑定レベル2/気絶レベル3/罠解除レベル1/周辺警戒レベル2

土魔法(33)

穴掘りレベル10/隆起レベル7/鉱物探知レベル3/埋めるレベル1/拘束レベル11/砂かけレベル1

火魔法(11)

着火レベル1/火球レベル1/耐熱レベル9

風魔法(29)

送風レベル1/鎌鼬レベル13/追い風レベル10/消風レベル1/反射レベル1/風球レベル3

水魔法(22)

水球レベル11/散水レベル4/水中行動レベル7

光魔法(3)

照明レベル1/光球レベル1/消灯レベル1

闇魔法(3)

消灯レベル1/闇球レベル1/暗視レベル1

治癒魔法(25)

回復(微)レベル14/解睡眠レベル11

付与魔法(53)

耐睡眠レベル10/防御力強化レベル11/防御力低下レベル11/耐沈黙レベル6/速度強化レベル6/速度低下レベル6/耐暗闇レベル1/攻撃力強化レベル1/攻撃力低下レベル1



☆新たに増えた


レベル31

職業

メイン:調合士レベル15/サブ:薬師レベル2


体力374/340(+34)

魔力385/350(+35)

          

力:  24(+2)

知恵: 24(+2)

精神力:21(+2)

生命力:24(+2)

器用さ:25(+2)

素早さ:25(+2)

幸運 :27(+2)

ステータスポイント:0


★任意振り分け



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