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登場人物紹介 サブキャラ・ゲストキャラ

伊月ちゃんの友人や、合コン相手達などの紹介です。

〈伊月の友人達〉


藤塚ふじつか 

 高校一年C組所属。高校入学以来の伊月の親友。

 その名前の通り、非常に美しい容姿をしている。美少女というより美女という表現が正しい。

 柔らかい雰囲気ながら、芯はしっかりとした女の子。世話好きなお姉さん。けれど、三田がやきもきすることを知りながら、伊月が合コンを参加するのを積極的に手伝うなど、お茶目な部分も持ち合わせている。

 伊月のことは、自分の妹のように可愛がっている。彼女をナデナデするのは自分の特権だと思っている。それをクラスメイトの男子が羨ましいそうに見ているのに、内心ドヤ顔になっている。

 他校に通う幼馴染みの彼氏を持つ。中学時代から付き合い始めていたので、二人が一緒にいると夫婦のようなほのぼのとした空気が流れる。


葉山はやま 奈々《なな》*

 高校一年生C組所属。伊月の友人。

 少しくせっ毛の入った髪を持つ。ツインテール。

 ちょっと猫をかぶってはいるが、それが周囲に悪いふうにとらえられないお得な子。性格は歪んではいない、が腹黒。にこにこと笑いながら、意外と冷静に人間観察を行っている。

 伊月を含め、女子友達三人が大好きでそれを日常的に言っている。

 また、特に伊月がお気に入りで、彼女と会うたびに伊月はギューッとダイブ混じりに抱きしめられている。

 今時の女の子。休日は薄ーく化粧をしたり、髪をまきまきしたりしている。

 子供っぽい独占欲が強く、合コンの参加理由も男性陣が女友達の皆にふさわしい相手かを見極めるためだったり。

 三田とは仲が悪い。というより、一方的に奈々が三田に噛み付いており、彼はいなして相手にしていない。伊月とは異なり、彼女は三田の琴線に触れない模様。


遠野とおの 咲子さきこ

 高校一年C組所属、伊月の友人。

 ポニーテールの活発な女の子。兄弟構成として下に弟と妹が一人づついる。

 我の強い友人達の行動に振り回され、ツッコミを入れ続ける。苦労人。最近の口癖は「ダメだこの子たち。なんとかしないと」である。だがおそらく、もはや手遅れだろう。

 水泳部所属。クロールが得意種目。甘いものが好きで、太らないために高校に入ってから水泳部に所属したが、思いのほか部活が楽しくはまっている。

 同じく運動部所属の大悟とは話があい、合コン後もたまにメールを取り合う仲に。おそらくそのうち、唯一の合コン成立カップルになるはず。

 あけっぴろげな発言をし、空気を読むのが得意。運動部の上下関係を気にするところから、彼女の社交性はきている。

 三田の伊月拉致からいち早く立ち直って仕切りなおしたのは彼女。功労者。

 結美同様、伊月のことは第二の妹のように感じており、どこかほっておけない。

 合コンは友人達の動向をセーブするために参加した。接待のつもりで参加したものの、思いのほか大悟という恋人候補に知り合えたり、他のメンツが結構友達として面白い人たちだったのでホクホク。




〈結美の彼氏・景の友人達〉


田崎たざき けい (伊月通称:景さん、結美通称:景ちゃん)*

 高校二年生(伊月達とは異なる高校)。結美の幼馴染み兼彼氏。

 優しい性格の癒し系。ぽわぽわとしていて、ちょっと天然気味。美形ではなく、美人。

 結美には、景ちゃんと呼ばれている。一歳年下の彼女が可愛くって仕方がない。結美のお願いは内容を聞く前に了承する。

 『サンタくんのうわさ』でも、結美の合コンセッティングの要請に、「いいよー」と二つ返事で承諾。その当日には友人達に予定を取り付ける素早さ。結美コンと言っても過言ではない。

 伊月とは一度面識有り。彼女の子供っぽい言動と行動から、結美同様妹のように扱う。小動物好きなのも、その行動の要因の一つ。

 合コンの場に乱入され三田が伊月を拉致らちり、結美以外の人間が唖然あぜんとしている中で、平然と結美とイチャつく猛者もさ。というよりも、彼女が嬉しそうなので「よかったねぇ」とスルーをした。


宇崎うざき 大悟だいご

 景の友人兼クラスメイト。急な合コンの誘いにも関わらず参加。

 がっしりとした体格の、体育会系。陸上部所属。長距離が得意らしい。

 兄貴タイプ。寡黙かもくなわけではないが、女子と口を開くのが若干苦手。そこそこ整っているのでそれなりにモテるが、本人は女子をどう扱っていいのか分からず困惑気味。

 合コンは最初、景の誘いが断りきれずに友人付きあいで参加した。


かしわ 祐也ゆうや

 景の友人兼クラスメイト。

 髪を茶髪に染め、言動も軽い。だが、意外や意外、中身はウブで遊び慣れていない。と、いうか女子に対してあがり症で、大悟以上に話せない。返事が「ひゃいっ!」になるなど、舌を噛みまくってしまう。

 合コンは「マジで! ひゃっほぉおおおっ! イクイク!」と、喜び勇んで承諾するも、それが空回り気味。

 景のグループのムードメーカーの役割を果たしており、女子が絡んでこなければ調子の良いことを言って、周囲を笑わせることもしばしば。

 高校デビューに失敗した良い例とは、三田談。

 三田の当て馬になってしまった。あわれな人物。樫木は犠牲になったのだ……。

 きっと大学生になれば、その女性対人スキルが上昇して、可愛らしい素敵なお嬢さんと交際する……はず? そうだといいね。


とく西にし ひろ

 景の友人。クラスメイトではない。高校一年ではクラスメイトだったが、高校二年でクラスが離れてしまった。景とはクラスは異なるが三人とは昼休みに共に昼食を摂るなど、交友はある。

 眼鏡男子で読書好き。グループ内の一番のツッコミ役。

 三田とは異なり、メガネはデザイン重視の太い赤いフレームの物を着用。オシャレさん。髪はツンツンとセットしてわざとはねさせている。身長は四人の中で一番小さいものの、165cmはある。

 常識人を自他共に認めており、グループ内で話題や指針を定めるリーダーに近いポジションを占める。

 どこぞの変態眼鏡サンタとは大違いで、サドな言動と行動は全くしない。そのことに感動、驚嘆した伊月が、「眼鏡って変態になるための道具じゃなかったんだ!」と大声で叫んで、全員が黙った。その後、顔を引きつらせた彼は何も悪くない。

 顔立ちは平凡だが、その性格の良さで女子の評判はそこそこ悪くはない。ただ、本人は恋愛に対してシビアなので、まだ女性に対してそういった思いは抱けない。

 合コンはたまには休日に遊ぶか、という気分転換の思いと、他校に知り合いを持つのも悪くないか、という考えから。そのため、祐也が気に入った女性がいれば、取り持ってやろうと考えていた。

 しかし、三田という思わぬ伏兵ふくへいに驚き、これはうまくいかないに違いないと確信し、すぐさま慰める会の準備をしようと決意をした。









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