ふけいざい
いつもの悪役令嬢で婚約破棄もの。
こんな破滅? は、いかがでしょうか?
3/23
※ごめんなさい!! 頂いた感想のお返事を書き直そうとしましたら、感想そのものを消してしまいました!!
こんな大ポカをするとは思いませんでした! 本当にすみませんorz
なお、頂いたご指摘の返答になるかはわかりませんが、その部分はあとがきにて。
とある小さな半島国。
隣接する国はひとつだけ。
その隣国は農業大国として大いに栄え、周辺国家を食の面で支え、大きな影響力を持っている。
その隣国から海へ小さくポコッと突き出るように存在する。
碌な天測技術や航海技術なども無く、長距離航行が叶わず、海の向こうとの交流は望めない。
つまり交易相手は陸路か近海に限られ、良くも悪くも国同士のお付き合いは、その隣国のみしか存在しない。
そんな国、ヒビョールン王国が舞台。
~~~~~~
場所は貴族学園。
小さいながら豊かな国を目指そうと、国としての一体感を築き上げんが為に設立された。
その学園内で定期的に開かれる、半社交場と呼ばれる定例パーティー。
そこで起きた珍事。
モウソオーデス・ヒビョールン第一王子とミーマス・ゲンジツ侯爵令嬢。
絵に描いた様な王子様と、髪や瞳が黒く見た目に華やかさは足りないが聡明で、いずれは国を支えるに相応しい国母となるだろうと言われる令嬢。
ふたりは婚約者と言う間柄で、学園に入るまではお互い無難にやれていた。
やれていたはずなのに、事件が起きた。
隣国と接する侯爵令嬢の土地には、それを奪おうと時々侵攻されるほどの優良な鉱山が。
なぜそんな価値ある鉱山を公爵や国の直轄領とせずにいるのかと問われれば、体裁である。
基本王家の親戚である公爵の者や、直接国が治めている土地が攻め落とされたら? もし公爵が捕縛されて人質とされたら?
なので侯爵領なのだ。
ちなみに辺境伯の貴族位はない。
小さな国なので、辺境と呼べるほど王都から離れていないから。
「貴様は豊穣の女神様より祝福を頂いた少女をいびり倒したのだ! それは隣国に準ずる農業国の王家として、断じて許せない行いである!!」
モウソオーデス王子とミーマス令嬢が向かい合って対峙する構図だが、その王子の背後には少女がくっついている。
少女はユメデ村のイキテマス。
なんかもう色々とキャルンキャルンしている可愛い(白目)少女。
ある日に豊穣の女神様の夢を見て、周辺の植物が病に強く元気に育つ加護を授けると言われたそうだ。
事実ユメデ村の植物は元気に育ち、1ヶ月もあれば植えた種が花を咲かせる状態にまで育った。
ついでに各家屋が蔦に覆われて、踏みかためた道からも草が芽を出し、まるで廃村にみられるほどの強力な加護。
それを知った国王が家族ごと王都へ呼びよせ、みらいの希望として学園で勉強させている。
そして少女は第一王子と運命的(笑)な出会いをはたし、真実の愛(爆笑)をみつけ、こうして寝取るまでに成長した。
……この時代の農村では貞操観念はあまり厳しいものでない故、イキテマスはあまり悪いと思っていない。
なお、言い訳になるが――――
「ミーマス、貴様はあろうことか女神様より祝福を頂いたイキテマス嬢へ、矢鱈めったら口で責めて塞ぎこませた罪は重すぎる!」
これは確かにやっていた。
「罪だなんて大袈裟な。 その娘が目に余る恥知らずな行いをするたびに、止めて指導とお説教をして差し上げただけですわ」
それがどれだけ悪いか悪くないかは別として。
言っておくが、ミーマスの言い分は事実。
いつまでも御上りさんの気分が抜けず、田舎者で世間知らずなら何をしてもいい。
そんな気持ちが透けて見える様子が酷かったので、未来の王子妃として出張ったのだ。
その中に婚約者がいる異性への過度な接触も含まれているのは、言うまでもない。
それで誘惑して、殿方に高い物をねだるなんて当たり前。
殿方から贈られた、宝飾品を何かのトロフィーと思っているのか、下品にジャラつかせている場面もしばしば見られた。
そうして指導と説教をうけ続けた結果、精神的にまいってしまったのは事実。
だがそれはイキテマスがモウソオーデスの後押しもあって“自分は特別”で“何をしても許される”みたいな思い上がりからくる、自業自得であるのもまた事実。
「その行為がやり過ぎ、行き過ぎだと言っている! 国の希望・イキテマスの負担になっていると、それがなぜ分からんっ! ミーマス!!」
このやり取りは、他の貴族子女も遠巻きに見ているが、ミーマスの味方は半数。
その中に直前まで元第一王子の側近をしていた子息達もいるのだが、その辺は今の話には関係ないので割愛する。
残りの半分は女神様の加護を率先して受けたい家の者だったり、傍観……中立や日和見と呼ばれる者達。
ミーマスの味方は大半が加護の力を正しく理解している者達。
対する加護を受けたい奴らは、単純に女神の加護だからと無条件で有難がっている純朴な者達。
つまり情報収集能力や未来を見据える能力がない者達。
例外として、祝福がどんなものか知っていてもソレにすがりたい者達も、少数ながら存在している。
「分かっておりますわ。 分かっているからこそ、貴族として、第一王子の婚約者として人の上に立つ者の姿を示さねばならないのです」
ど正論を吐くミーマスだが、モウソオーデス達は聞かない。
「せっかく貴様に反省の余地、きっかけをくれたつもりだったのだがな。 残念だよ、ミーマス」
ここでモウソオーデスが、決定的な言葉をついにミーマスへ叩きつけた。
「ミーマス・ゲンジツ侯爵令嬢! 貴様の行いによって苦しむ者がいる事を、もう見逃せない! 貴様とは婚約破棄だ!!」
叩きつけられたミーマスの眉が一瞬だけピクンと跳ねた。
対してモウソオーデスは満足そうに、後ろではなく横に来たイキテマスの腰を持つ。
「そして新しい婚約者を、加護持ちのイキテマスに定める! これは国王陛下を根気よく説得して了承をとったものだ!!」
イキテマスま幸せそうに、蕩ける様な微笑みでモウソオーデスへしなだれかかる。
……遠巻きに見ている者達の反応は差し控える。
「ミーマス様がただ“ごめんなさい”と言ってくれれば、それで許したのに……残念だわ」
こんな事を宣ったイキテマスに反応せず、ミーマスはゆっくりと瞼を閉じ、顎を上げてポツリと言葉をもらす。
「……ふけいざい、ですわね」
これを聞き付けたのはモウソオーデス。
まるで瞬間湯沸かし器みたく顔が真っ赤になり、怒鳴り散らす。
「ふけいざい? 不敬罪は貴様だっ!! 未来の王妃に向かって、今までどれだけの罵詈雑言を投げかけてきたと思っているっ!!」
補足するが、怒り狂う第一王子はまだ王太子ではないし、時系列もおかしい事にも気付いていない。
侯爵令嬢のみならず、王子の前でも失礼な事をしていたのはイキテマスの方で、それをなんとか修正しようとしていたのはミーマスである。
不敬なことなどしていない。
だが激昂している王子にはどうでもいいことで、ついに決定的な言葉まで放ってしまった。
「ええい、貴様など国外追放だ! 貴族の侯爵家もろともに国外追放の罰とする!!」
この発言には一同騒然。
なにせゲンジツ侯爵家はヒビョールン王国の重要な財源である、国唯一の鉱山を抱えた家である。
その家が国外追放されてしまえば、鉱山経営の運営手法が失われてしまう。
そのノウハウを再取得するまでに、どれだけの時間と金が無駄に使われるのか。
我が国の産業は農業・畜産・海産、それと少しの鉱物だ。
そして隣国も、規模は違えどほぼ同じ。
つまり外貨の獲得手段が無くなってしまう。
ゲンジツ侯爵領の後任が領地の掌握、確認が済むまでゴタゴタしている間に隣国から侵攻を受ける可能性だって低くない。
つまり、あんまりにもあんまりな悪手である。
国のためにも抗命をするのか?
固唾を飲んでミーマスを凝視する遠巻き一同だが、ここで今度はミーマスが決定的な言葉で未来をはっきりと示す。
「分かりました。 我がゲンジツ家は、この国から出る事に致しますわね」
あぁ…………。
遠巻きの多くが漏らした溜め息混じりのうめき声が、全てを物語る。
未来が想像できた一同の脳裏には、自身と家の者の髑髏が映った事だろう。
もしかしたら、モウソオーデス王子とイキテマスのふたりがカモメに見えたかもしれない。
が、そこは置いておく。
「では皆皆様、我がゲンジツ家はこの国を去りますが、どうかヒビョールン王国をこれからも支えていって下さいませね?」
国を去る決意を見せたと同時に、それはもう見事なカーテシーを決めてから、優雅に去ってしまうミーマス嬢。
その姿を見送ってから、とても満足げに、高らかに声を張り上げてモウソオーデスが場を支配する。
「これで邪魔者は消えた! イキテマスとの愛の勝利だ! このまま女神様の加護により、この地をより豊かにしていこう!!」
「はいっ、モウソオーデス様っ!」
盛り上がるふたりには、遠巻き達の盛り下がりに気付かない。
パーティーから離脱し始めている子女に気付かない。
「愛しているぞ、イキテマス!」
「愛しているわ、モウソオーデス!」
ふたりの世界に入っていて、全く気付かない!!
~~~~~~
あのあと。
ゲンジツ侯爵家の追放までは認めていなかった国王陛下と、認めさせたいモウソオーデス王子の大バトルが始まる。
そしてその隙にゲンジツ侯爵家は、分家と派閥の部下である寄子達とも連携して、隣国へと寝返り……造反を起こして国から離れる。
名目上は土地ごとヒビョールン王国から追放されたとして。
ゲンジツ領の領民も、治める領主が変わらないならと同意した。
これには隣国もにっこり。 ゲンジツ領と言えば、欲しくて仕方がなかった鉱山のある土地。
無血で手に入るなら、そりゃあ喜んで受け入れる。
ヒビョールン王国に残された者達は、そりゃあもう失望失望また失望。
ほぼ唯一の外貨獲得手段である、鉱山の喪失が大きい。
国への裏切り者だのなんだのと、馬鹿みたいにゲンジツ家を王家は悪く言いつのったが、お前が言うなと心の中で貴族達は(心の中で)大量のツッコミ。
なにせ真っ当な事をしていた側を、その働きを、まるっと無視して切り捨てたのだから。
そしてそれから内輪揉め。
ゲンジツ家へ国外追放をした事に対する責任追及からはじまって。
そこから色々飛び火して、揉め事の規模が大きくなった、まである。
揉め事が大きくなった一因に、モウソオーデス王子とイキテマスとの婚約も。
王都で大々的に発表したのだが、それがまずかった。
婚約発表式の事だ。
見物した民衆が、口を合わせて曰く。
式があまりにもみすぼらしい 有り様だった。
鉱山と言う財源の消失。
それでも、ミーマスとの式で使う予定だった物は全て捨てて、一新しろと命令がモウソオーデス王子から飛んでくる。
お金がないのだからミーマスとの式で使う予定だった由緒正しい物品を流用しようと、そっちの方が経済的だからと家臣が何度説得しても、王子は聞く耳を持たない。
婚約破棄になった女の物を使うなんて縁起が悪いと王子は言うが、実際はイキテマスがあの女の式で使う物なんて嫌だと、ダダをこねたからだが。
財源が減ったと言うのに節約しない、そのワガママっぷり。
結果として貴族達だけが集まって行う婚約パーティーは、ド派手だった。
なんという不経済か。
王子の横暴に呆れて、やる気を完全に失った臣下達。
それらが主な原因で緊縮財政を前倒しで決行せざるを得ず。
そのままの流れで国民への御披露目式は、悲惨のひとこと。
本来ならこっちに回すはずだった予算は、貴族用のパーティーで食い潰され、華やかさが全くない式となった。
そして噂で聞いていた相手とは違う婚約者なんて言う異変と、貴族たちの動きの変化に、嫌な予感を感じた民が暗い影を落とす。
派手な飾りは無く、派手な演出も無く、未来の反映を感じさせられない、とにかく無い無い尽くしの地味なイベント。
そんな声は折り込み済みだったのだろう。
だからその代わりとなるか分からないが、インパクトの嵩増しに恩赦で犯罪者の釈放を多めに行った。
結果?
治安の悪化。
急に決まった事なのであまり審査できず、本来恩赦でも釈放すべきでない、札付きまで野に放たれてしまったのだ。
無法者があばれ回り、流通は大混乱。
国内の経済活動はにぶくなり続け、かなり寒くなっているとのこと。
今までより治安維持に金がかかる様になり、治安が乱れた平民の被害者達へ出される見舞金が急増。
必要ではあるからこそ、出来るだけおさえたい余計な費用が、ガッツリかさむ。
なんだこの不経済っぷり。
それと、新しい婚約者がもつ豊穣の女神様より頂いた強力な加護により、王都周辺が緑に閉ざされかけた事も影響している。
なにせ加護で生長するのは、農産物だけでは無いのだ。
そこらの雑草、樹木も範囲内。 区別なんて無い。
それらによって、石積みの石畳も外壁も植物達に食い破られ、石やレンガの家だってボロボロのガタガタ。
放っておいても農作物が生え続けているために食べ物だけは困らないが、それ以外は除草や家の修繕とかにばかり時間をとられて、なにもできない。
こんな所にいられるか! ってなもんで、地方や隣国へ逃げる国民達。
国民達のみならず、ゲンジツ侯爵に続けとばかりに隣国へ取り入ろうと画策する貴族も。
鉱山が隣国へとられた今、残った産業は農業・畜産・海産。
しかし畜産は女神様の加護によって難しいかもしれない。
農産物の生育は良いだろうが、畑から違う植物がたくさん芽を出して、畑の管理に余計な労力が必要となる。
家の周り……下手をすれば床下や地下からも植物がコンニチハするだろう。
井戸にも植物の根っこが伸びて、水の汲み上げが余計大変になるだろう。
国内の踏み固められたり、石畳を隙間なく敷き詰めた街道の整備に、草むしりや樹木の伐採が常時追加される日も近い。
石畳は既に言ったが、街道の石畳では余計に大変だろう。
そんな事にもお金が、より多くかかる。
他の場所にお金を使いたいと言うのに。
まさに、不経済。
維持費ばかりかかって、内需拡大が目的の経済活動をする予算は減っていく。
国を捨てて隣国へ逃げた貴族の領地を運営する、その人材を雇うのも国の予算だ。
運営できる人材がいなければ、育成費用も必要だ。
治めていた貴族のノウハウすら無くなっているので、領地の調査を改めてしなければならない。
何をするにも、今まで以上に余計な金がかかる。
不経済オブ不経済。
ゲンジツ侯爵家を追放しなければ、ここまでの費用はかからなかったのだ。
あるいは、王子やイキテマスがもう少し冷静で、後先を考えたりできていれば……。
さらに隣国へ輸出して喜ばれそうな農産物もあまりなく、増やそうとする資金も捻り出せず、経済力は確実に衰えて行くだろう。
秘境探検とか言って、観光業でもやるか?
需要なんてなさそうだが。
つまり、不景気な未来が約束されたヒビョールン王国が衰退をのがれる道はない。
そんな国に、どれだけの人が着いていこうと言うのか。
ヒビョールン王国の行く先には、困難が手薬練引いて待っている。
ふけいざい。
不敬罪と不経済。 これを掛けて言葉遊びしたかっただけ。
指摘を頂いたのですが、意味を検索したら無駄に費用等がかさむこととありましたので、その意味で使っております。
言葉遊びのふけいざいより女神の加護の方が強烈だったから、そのままの展開で良いのかちょっと悩みました。
~~~~~~
蛇足
ミーマス・ゲンジツ
現実を見てます。
イキテマスの加護の強力さは、調査して知っていた。
正直、国を跨いであっちこっち旅をさせた方が益になるだろうと、旅に出るなら全力で応援する気だった。
それが叶わず、だったら隣国へ逃げる。 それに抵抗は無く、むしろ当主もそう考えていた。
隣国へ寝返った後は辺境伯の爵位をもらった家の令嬢として、領地の者と結婚した。
ふけいざい発言は、イキテマスなら今までの行いから、王子と結婚したら私欲のみを満たすだろう。
王子の溺愛っぷりから、厳しい財政でもお構い無く出費を重ねて、国庫を圧迫するだろう。
加護は強力で便利な力とならず、ひとつの所にとどまっていたら余計な仕事(無駄金)が増えるのは確実だろう。
そんな予想から。
モウソオーデス・ヒビョールン
妄想です。 名前の通り夢見がち。
女神様の加護を持った少女と一緒になれば、王太子になれるんじゃないかと妄想した。
それで少女と接触したらとても可愛かったので、野望が余計にふくらんだ。
結果? 王太子は弟へ。 加護持ちの少女と、腰を落ち着けられぬ永遠の旅人となった。
ユメデ村のイキテマス
夢で生きてます。 名前の通り、夢の住人。
最初は“色んな所を旅したい”と言う夢から始まり、それに応えて少女を気に入っていた女神が加護を授けた。
そこから王都に来て王子を見て“王子様と結婚したい”夢を見てしまった。
本編後は、基本ひとつ所に2週間もいられない、小さな国でたらい回しにされ続ける人生。
生きた植物用肥料な旅人生で、結婚した王子と子供を作る暇さえない。
もし出来ても、過酷な旅でストレスがたまり、お流れし続ける。
女神の加護
本来はその加護があればどこへ行っても歓迎されるだろう、誰かが守ってくれるだろうと思って授けられた。
つまり旅をしている間なら使える加護だった。
しかし“王子と結婚して王妃になるのもステキ!”なんてなったから、その加護が呪いに変わった。
決まった所に居たら、たんなる“大自然の脅威”の発生源である。
コンクリートやアスファルトを割って生えるほど、強い植物の生命力。
であるならば、文明が植物に取り囲まれて沈んでいくのは、またそれも植物の持つ側面。
カオツチケェロ・ヒビョールン
本編中で、名前が出てこなかった国王陛下。
カオマッカ とか カオマッツァオ にしようか迷ったけど、土気色に決定。
こんなオチを警戒して、モウソオーデスとイキテマスの婚約を渋っていた。
国の未来が見えてしまったので、頑張って抵抗していた。 が、残念ながら無駄になった。
もちろん顔は、予想通りの惨状となったので土気色に。
イキテマスの家族
作中には存在だけこそっと出てた。
行き過ぎた加護の力を実感していて、両親は頑張って娘のフォローをしていた。
恐ろしく増える雑草や、やたらと伸びる樹木を排除して回って。
王子との婚約後に褒賞なのか口止め料なのか知らないけど、家族が一生食うに困らない金を口から定期的にもらえるように。
しばらくは王都中で活動をしていたが、その活動を認められて、植物の氾濫対策の指導員として過ごす。
イキテマスの妹も似たような感じ。
歳の近い子供を引き連れて、遊びと称して雑草抜きとかしてた。
その内子供をまとめるカリスマとなり、気が付けば孤児院に近い施設を設立して、また気が付いたら小学校や職業訓練校みたいな施設になる流れとなっていった。