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第三十二話 親分さん、山頂でお会いしましょう(笑)
なし
翌朝、
さわがしい。
目を覚ます。
2階の住人が、出発の準備をしている。
うーん、
寝過ごす。
結局、午前3時には起きれず。
若干、
目を覚ますが、
霧につつまれ、
自分で御来光は無理だと
自己判断(笑)
ご隠居も起きてくる。
2階の住人は、なぜか急ぎぎみで
出発準備。
たろうは、寝ぼけているが
2階の住人は
階段を下りてきて、みな
たろうにだけ、
挨拶をする。
ご隠居にはしない。
なぜだろう。
急ぎ、出発していく2階の住人。
外に出てみるも
会話はない。
面々が旅立った後、
ご隠居がぽつりと
「恐れているな」(笑)
その意味深な笑いはやめてください。
「沈黙は金か、
親分、もうけましたね。
の後、
おれが、何もいわなかったのが
逆にすごみになったな」
「下っ端には、挨拶するが
親分には、恐れ多いのだろうなあ」
そういうことですかいっ。
しかし、
われわれもこの後、
百名山に登りますから、
山頂でお会いしますよ(笑)
なし




