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旧友

お久しぶりです。最近、年末の仕事のせいでダウンしてました。多分また、途切れる事も有りますがすみにでも覚えておいてください。( ´;゜;∀;゜;)

さて、プレイヤーにとって嫌なことは何か。俺は、少し考える。乱入は、勿論嫌だがその上でやって欲しく無いこととは何か。やっぱり、戦場をごちゃ混ぜにするとか?いや、あれが良いかな。俺は、ニヤッと笑い仮面を着けてジョブチェンジする。


さて、大地と戦ってるようだ。うん、負けるのも時間の問題だな。と言うわけで、お邪魔しまーす!


おぉ、カボチャ仮面ばかりだな相手さん。俺は、封力の腕輪も外しフィールドにはいる。


「えっと、助けてくれるのか?」


大地が聞くが、ごめん無視な。


「ジョブチェンジ、レンジャー。」


すると、エデンのメンバーは青ざめる。大地は、驚き勝機を感じて笑顔になる。


「恨むなら、仁、翔太、啓、銀二と言うメンバーを恨め。俺の、仕事の邪魔をしたな。スキル、百発百中!これでも、俺は優しい方なんだからな。」


結果を待たず、足早にフィールドをでる。同時に、エデンのリーダーの首が地面に落ちる。


「しょ、勝者、白銀の刃!」


「おい、待ってくれよ。ありがとうな。」


大地が、近づいて来る。俺は、素っ気なく言う。


「気にするな。気に入らないから、邪魔しただけだからな。あと、それ以上は近づくな。」


「おう、ごめんな。それにしても、やっぱり居たんだなジョブマスター。クランは?」


俺は、面倒になり振り向いて言う。


「俺の事を、詮索するな。煩わしい……。」


白銀の刃のメンバーは、怒った表情である。


「あのさ、俺らを助けた本当の理由は何だ?」


「…別に、さっきの通りだ。」


やっぱり、面倒だ。あっ、リーダーが戻ってきた。


「うちの奴らが、本当に申し訳ない!」


頭を下げる。俺は、ため息をついて言う。


「リーダーなら、仲間の管理くらいしろ。楽園エデンの名が泣くぞ。」


去ろうとする。


「もしよければ、うちのクランに来ないか?」


「お断りする。」


この状況で、よくスカウト出来るな。


さて、冒険者ギルドに行く前にギャラリー達を撒かないとな。捕まって、スカウトパレードは辛い。


そうだ、あいつに頼もう。


「ジャック……。」


「お呼びかな、我が信頼する友よ。」


ふわっと、横に並ぶジャックオーランタン。


「済まないが、離れた場所に俺を連れていってくれないか?どうも、面倒な事になりそうだ。」


「モテ期ですか?羨ましい♪」


「な訳有るか!お前の頭は、どうなってるんだ。」


小さい声で、ジャックに突っ込みをいれる。


「勿論、空っぽに決まってるじゃないですか。」


だよなぁー。確か、中身をくりぬいて目や鼻や口を穴を開けて作るんだっけ?じゃなくてだ!?


「もういい、一人で帰るよ。」


「フフッ、冗談ですよ。」


「どっちが?」


「勿論、な……げふんげふん。モテ期の件です。」


今、中身が空っぽの件って言おうとしたなこいつ。


「そうか。」


「では、行きましょう。それでは皆さん、ハッピーハロウィン!良い夜を……。」



さて、冒険者登録だ。あれ、あいつは確か。


「あれ?君、強そうだね。」


金髪のロール髪を、アップで2つに結ぶ。可愛らしい青い瞳は、好奇心にキラキラと輝いている。


うわっ、何でまた……。


「カレンさん、その人の邪魔しないでね。」


受付嬢さんが、苦笑して止めてくれる。やっぱり。


カレンは、前に俺がやっていたゲーム通称『RDF』で・・のクランの副リーダーだった。


RDFとは、このゲームの初期版だ。伝説異世界ファンタジーの英語頭文字でこう呼ばれる。ゲーム通からは、最強の無理ゲーと呼ばれるほどの高難易度でランキング制度やいろんなシステムがあった。


だからこのゲームは、最強の無理ゲーを勝ち抜けてきたあいつらにとっては楽しいものだろう。さて、受け付けに行こう。あっ、無理そう……。


「待って、話の途中ー!」


走って、抱き締めようとする。半歩ほど、体を引いて回避すると受け付けに急ぐ。


シーーーン。ざわざわ………。


「うちのリーダーが、大変失礼しました。」


「おう、気にするな。」


苦笑して、冒険者カードをもらう。


「もしかして、さっきの避けかたは。」


ポツリと呟く。そして、ニコッと笑うカレン。


「相変わらず、素早い回避だね隼人くん。」


はい、アウト!これは、もう逃げられんな。


「えっ、元リーダー?」


その声に、周りの人々は驚きざわめく。


「お久しぶり。出来れば、会いたくなかった。」


「お久しぶりです。復帰したんですか!」


おっ、おう……。そんな、キラキラした目で俺を見るなよ。と言うか、周りの視線が痛い。


「最近な。じゃあ、俺はこの辺で……。」


「待て!待て!待て!逃げんな、隼人。」


うおっ、囲まれた。と言うか、行動速すぎだろ!?


「隼人さんや、冒険者カード見せて。」


「嫌だよ。て言うか、入らないからな。」


「どこか、決まったクランでも?」


その言葉を聞いて、少し心で迷いがでる。大地のクランは、俺の居場所としてどうなのか。このまま、カレン達と居た方が良いのではないかと。


「隼人くんでも、迷うことって有るんだね。」


「まぁな……。ちょっと、とあるクランのリーダーには歓迎されてるみたいだけどメンバーからは信頼が無いみたいなんだよ。だから、少し揺らぐ。」


苦笑混じりに、近くの椅子に座る。


「なるほど、それは辛いね。」


カレンは、暢気に笑って聞いている。すると、勢い良くギルドのドアを開く。反射的に、俺とカレンがドアを見ると大地が立っていた。


「その話だけど、仲間は全員OKを出した。」


大地が、真剣に言う。息切れしてるから、探し回ってたのかな。さて、どうしよう。


さて、多分ここに居る全員が思っただろう。


これは、修羅場だ。


えっと、俺はどうすれば良い?


「でも隼人くんは、まだ迷っているようだし一週間後にうちらのクランに全員揃ったら返してあげる。と言うわけで、行こうか隼人くん。」


「ふぇっ!?ちょっ……。」


守護戦士ガーディアンの、熊さんが俺を掴んで抱える。そして、走り出す。


「うわぁっ!?走るなぁあー!」


「それじゃあ、一週間後ね。皆、行くよー!」


大地は、ポツンと残されてしまった。

次回、俺の運命どうなる。


カレン:初めまして、作者さーん。


作者:カレンさん、隼人くん拉致ったんだって?


カレン:いやはや、相変わらずイケメンだよね。


作者:本当に、それだけ?


カレン:まさか、少しあーんな事やこーんな事を……


隼人:(なっ、何する気だ!?誰か助けて……。)


作者:隼人くんよ、我小説の生け贄となれ。


隼人:…………。(詰んだな……。)

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