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ミッション開始

すみません、風邪を引いてしまい寝込んでました。

((〃´д`〃))


馬鹿は、風邪を引かないって言いますけど。私、馬鹿じゃなかったよww


皆さんも、季節の変わり目ですので気を付けてくださいね。(;・∀・)

ログインすると、森のなかに立っていた。


まず、この地図に無い場所から出るには2つのミッションをしなければならない。


1つ目は、ロリ賢者リリスと共闘してこの場所のボスを倒すこと。ちなみに、時間制限がある。


2つ目は、リリスの願いを1つ叶えることである。と言っても、素材集めと会話のみである。


さて、まずはロリ賢者リリスと会わなければ。隼人は、森の奥へ走り出す。本当に、何もない森だ。歩きながら、隼人は自分のステータスを見る。




name:隼人


level:1


job:ジョブマスター


ジョブ説明

ジョブマスター、それは全てのジョブを極めし最強の者に贈られる最強のジョブ。このジョブを、設定している時は簡単に色んなジョブにジョブチェンジ出来る。レベルが、上がるほどチェンジしやすくなる。装備も、最高の物が自動装備される。


レベル10:ボタン操作でジョブチェンジ


レベル50:意識すればジョブチェンジ出来る


レベルMax(99):無意識にジョブチェンジ出来る


ジョブ固定について

ジョブチェンジして、チェンジしたジョブだけで遊びたい場合に無意識にジョブチェンジ出来なくなるシステム。これは、ボタン操作でしか出来ない。固定した場合、他の人から見てもジョブマスターとは表示されなくなりジョブを隠すのに便利である。




ふむ、ジョブ固定は使えるな。フレンド登録したとき、ジョブマスターだとばれるととてもまずい。そう言う時の、対策があるのはありがたい。


さて、かなり歩いたけどそろそろ何かイベントが起こらないだろうか?退屈になってきた。


「お主、私を助けるのじぁー!」


沢山の、魔物を引き連れ走ってくるロリ賢者。まったく、俺はまだレベル1なんだけど。


「ジョブチェンジで、取り敢えず剣士にして……」


スマホを操作して、画面を見ると世界感に吸い込まれる。自分が、森にいるという感覚がする。


「はやく、助けるのじゃ馬鹿たれ!」


「はいはい、たっくうるさいな。」


剣を前に一振りすると、地面が割れて魔物も壊滅状態である。シーーーン………。ロリ賢者、ポカーン。


「やべっ、やり過ぎた……。」


「本当に、やり過ぎじゃアホォー!」


ぜぇぜぇと、息を切らしながら叫ぶロリ賢者。隼人は、まぁ良いかと開き直りロリ賢者を見る。


「なぁ、ロリ賢者リリス。この場所から、出たいんだけどどうすれば出れる?教えてくれ。」


「私は、ロリではなーい!れっきとした、女性じゃぁ!女性なのじゃ!あの、異世界神めぇー!」


なるほど、ロリ賢者もあいつと面識があるのか。まぁ、今はどうでも良いけど。さて、話が進まない。


「見た目が、子供っぽいんだから仕方ないだろ?それに、その姿の方が俺としても話しやすい。」


「そっ、そうなのかのぉ?」


「あぁ、可愛いし俺と同じ子供だからな。」


暢気に、言って座る。リリスは、顔を赤らめる。


「かっ、かかかかかっ可愛いじゃと!?」


うん、顔に出やすいな。まぁ、NPCがこんな表情を出来るはずがないのだからある意味これもまた現実リアルなのだろう。金髪ロリ系賢者か……。


リリスは、金髪に少しつり目な紫の瞳で青いリボンでツインテールにしており綺麗なピンクのローブをまとっている。うん、ロリっ子だな。


「それで、どうすれば出れる?」


「この場所のボスを、倒せば良い。私も、手を貸そうではないか。その代わり、後でお主も力を貸してはくれまいか?そうすれば、始まりの町に送ろう。どうじゃ?その、嫌か?それとも、何か要求を……」


「でっ、ボスは何処に居るんだ?力を貸すのは、構わないぞ。だって、力を貸して貰うんだし。」


ボスと聞いて、少しウキウキした表情でロリ賢者リリスを見る隼人。そこに、嫌な感情は無い。


隼人としては力を貸して貰うなら、こちらが手を貸すのは当たり前だろ?嫌なんて、ちっとも思わないんだけど。要求?興味ない!それより、ボス戦だ!と言う思いが強いだけなのだが。


「くくっ、あははははっ。お主、私の正体を知ってて何も要求せぬとは愉快愉快じゃ。」


「そうか?もう十分チートだし、少しは自分で強くなりたいだけなんだけどなぁ。」


「ふむ、だがな。強くないと、いざ仲間を守る時に後悔するぞ?だから、切り札の1つや2つは常時用意しといた方が良いぞ。これは、私からのアドバイスじゃ。お主には、後悔して欲しくない。」


少し、悲しそうに寂しそうにそう言う。


「……なるほど、肝に命じるよ。大切な仲間のために、今、俺に出来る事を頑張る。後で、考えてみるよ。俺だけの、最高の切り札をさ。ありがとな。」


「さて、ボス戦じゃったな。まずは、転移門ゲートへ向かうのじゃ。それからじゃな。」


「なるほど、ロリ賢者。手を繋ぐぞ。」


すると、ボフッと頭から湯気を出して目を回すロリ賢者リリスがいる。隼人は、地図マップを使って一気に転移門ゲートに向かうつもりだったのだが。


「おい、どんだけ男に免疫無いんだよ。」


ドヨーンとして、ロリ賢者を抱えて走り出す。


「はっ、ここは……」


ロリ賢者リリスは、ハッとして隼人を見る。パチッと、隼人と視線が合う。自分が、お姫様抱っこで運ばれているのに気付く。だんだん、顔が赤くなる。


「あっ、やっと起きた。すまん、今は暴れるなよ?さすがに、お前を落としてダメージを与えたくないんだ。それに、もうすぐ転移門ゲートに着く。」


「う、うむ……」


「俺は、隼人。通りすがりの迷子だ。」


隼人というのか。隼人、良く見れば格好いいではないか。それに、近い。とっても、近い。なんじゃろう、この感情は恥ずかしすぎてその…嬉しい?うわー、何を考えておるのじゃ私は!無言の一人葛藤。


「ん?どうした、ロリ賢者。」


「なっ、何でも無いのじゃ。」


「ふーん、さて転移門ゲートに着いたぞ。」


そう言って、ロリ賢者をおろすとロリ賢者は少し名残惜しげな表情をして頷く。


「うむ。ここからは、魔物達がうようよおるのじゃよ。油断は、命取りになると思うのじゃ!」


ロリ賢者は、杖をだし隼人は剣を抜く。


「では、行くのじゃ!」


「おう!」


二人で、転移門ゲートを走り抜けるとゴブリン達が襲ってくる。二人は、無視して走る。二人のステータスならゴブリン程度なら大したダメージは受けないからだ。だが、進む際にこのゴブリンは多すぎて移動しづらい。二人は、剣や杖を振るいゴブリンの集団を突っ切る。


「ううむ、くどいのじゃ!」


「そっか、リリスは女だから繁殖目的で最優先に襲われる。そして、メインが魔法だから体力ゲージが少ないためスタミナ切れを起こしやすい。これは、少しまずいかもな。ジョブをレンジャーにチェンジして。当たったら、すまんロリ賢者!」


レンジャーのスキル、乱れ撃ち。


グギャ!ゴギャ!


ゴブリン達は、ロリ賢者から離れ逃げていく。


「たっ、助かったのじゃ……。弱いとはいえ、侮りすぎた。もう、油断はせぬ。」


「そうだな、自分が言った言葉くらい守れ。」


少し、苦笑して進む。ジョブを、剣士に戻す。


「あっ、次が来たぞ。リザードマンとコボルト、どちらも面白そうだけど回避するか?」


「いや、無双するのじゃ!じゃないと、お主のレベルが上がらんしコンビネーションもままならんままのボス戦はかなりまずいのじゃ。」


「了解だ。援護任せた!」


走りだし、コボルトの噛みつく攻撃をひらり回避しながら一撃を入れる。その隙を狙う奴らは、ロリ賢者リリスが魔法で牽制している。


3時間後


「おっ、終わった。まったく、リアルタイムで12時か。ボス戦してたら、明日に響くな。セーブして、いったん帰ろう。リリスも、自分の家に転移するアイテムがあるんだろ?」


「うむ、わかった。それにしても、隼人はプレイヤーだったのだな。寂しいが、また来るのじゃぞ。」


寂しそうに笑い、手を振るリリス。


「あぁ、また来る。」


ニコッと、笑って隼人はログアウトした。


「さて、少しでも進めるかのぉ。」


リリスは、真剣に歩き出した。

さて、次回


ボス戦だぁー!


隼人:そう言えば、ボスってどんなの?


作者:それは、お楽しみww


隼人:ふーん、あれ?ロリ賢者が、居ない……。


作者:えっ!?

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