プロローグ
さて、ログインの準備は出来たかい!
いざ、異世界へ(;`・ω・)ノ
っと、言いたいが待たれよ(;・∀・)
今日は、授業も終わりバイトに行こうと立ち上がる。
「いよぉーう、隼人!暇かぁー。」
「残念な話、今からバイトだ。大地は、これからどうするんだ?確かお前、部活にも入ってないよな?」
学生鞄を持ち、スマホで時間を確認して歩きだす。
「お前さ、スマホゲームとかする?」
「うん?あぁ、あんまりログインしないけど前はRPG系のオンラインゲームしてたよ。」
「よっし!」
すると、何故か大地がガッツポーズをする。
「何だ?ゲームの、お誘いならお断りだぞ。」
「そこをどうにか、たーのーむーよぉー!相棒!俺さぁ、誰もゲーム内にリア友が居なくて寂しいんだよ。」
「あのなぁ、お前が一声掛ければ俺以外なら誰だってダウンロードしてくれると思うぞ。お前、イケメンだし。」
そう言って、バイト先に行くためにバスに乗る。
「でっ、何でお前も居るんだよ。」
「何となく?それに、お前の淹れる珈琲うまいし。」
隼人は、ため息をついてカフェ木漏れ日喫茶に入る。
「マスター、こんにちは。」
「はい、こんにちは。さて、仕事着に着替えたらこのチーズタルトと紅茶を3番の席に持っていってくれるかい?」
「わかりました。」
「俺は、ガトーショコラと珈琲で良いから。」
「かしこまりました。」
それから、数時間後………。パッポー♪
「それで、何て言うゲームなんだ?」
「おうっ、聞いてくれるか友よ。」
嬉しそうに、笑ってスマホを取り出す。
「リアル・ディフェレントワールド・ファンタジー!略して、RDFだ!とっても、自由度が高くリアル感はんぱないオンラインゲームなんだぜ!なぁ、やろうぜー!」
凄い勢いで、現実・異世界・幻想とやらを力説してくる。うーん、あんまりゲームログイン出来ないんだけどな。
「あのさ、そのゲームってあんまログインしないとクランから除名とかペナルティーとかあんのか?」
「まぁ、クランによりけりだな。だけど、隼人は大丈夫だろ。だって、俺のクランにぜってぇー勧誘するし。」
「あぁ、丁重にお断りするわ。」
清々しい笑顔で、頭を下げる。
「何でだよ!」
「ウソウソ、冗談だ。」
笑って、鞄を持つ。
「と言う事は………。ありがとー、さすが相棒♪」
「バイトの都合で、あんまりログイン出来ないんだけどそれは許してくれよな。詳しくは、明日教えてくれ。」
「了解だ!明日は、バイト休みだろ?お前の家で、良いかな?俺の部屋、汚すぎて足の踏み場もない。」
「掃除くらいしろ!」
思わず、突っ込んでバスに乗り込む。
「そのうちする。」
「いや、そのうちじゃなくって近いうちにしろよ!」
「おう、頑張る。」
「あぁ、頑張れ。」
二人でバスを降りて、手を振り別れて俺は帰宅するのだった。スマホの時計は20時13分であった。
読んでくださり、ありがとうございました。
さて、次からゲーム世界も入るぜ!
(* ´ ▽ ` *)