九十七弾
サボりの魔神こと終作が通りますよ。
年も越して知らぬ間に…早く終わらせねば。
それでは本編へ。
待たせたな。俺だ。場所なんて気にしてられねぇくらい厄介な事になった。簡潔にまとめて言うなら神(?)が最後っぽい覚醒をしでかしやがった。正直な所今の三人で対抗して勝てるかどうかも厄介だが、何を言おう、確実に能力的な面で対抗できない気がするんだ。
いや、だってよ?見た目が完全に触手とか禍々しい翼とか生やしてる神とは言えない姿をして力のオーラそこら辺にイカれた量垂れ流してるのに弱まる気しないし、そいつの近くの地面とか何かボロボロと消えてってるんだぜ?強制消滅とか聞いてないんだが。
活躍「訛、あれに勝てると思うか?そもそも残りどれくらいだ?」
訛「大体5、6分だな。勝てるかは…やってみないとなぁ!?」
活躍「あっ、お前待て!」
何と言うか本来の力を出すと戦闘狂化する怠惰が色々と身内での困りものだが…そんな思考を吹き飛ばし、この眼を凝視させる出来事が起こった。
自称神自身は何もしなかった。訛に見向きもせず、ただ俺の方を見ていただけ。訛は神の顔に左側からストレートを叩き込もうとした。
結果として、そのストレートを放った右腕が消し飛んだ。
決して他から介入があったわけではない。それはただの俺自身の認識不足かもしれないが、訛自身がありえないと叫びたそうな、驚愕が目に見てわかる表情をしていたからそう仮定をした。その後、神の周りにあった地面の強制消滅を思い出してそれを決定付けた。
まあ、簡単に表すなら神の覚醒(?)後の能力が恐らく「消滅させる程度の能力」だから、か。
神「邪魔ダ下郎ガァ!」
訛「なあッぐゥ!?」
訛が放たれた反撃を受け止めるも神の左フックはそのままめり込んでいき、そのまま吹き飛ばされた。って、呑気に思っている場合じゃないよなこれ!?
活躍「黑狂!ボケッとしてないで動け!訛の安否確認しにいけ!」
黑狂「お、おう!我に任せよ!」
活躍「さて、この大元を止められるか…?」
神「ヌカセ愚郎ガァァァ!!!」
叫びながら黑狂に見向きもせずに俺の方に一気に突っ込んでくる。少しは考えがあるかとも思ったが、覚醒というか暴走のせいでそこまでの思考ができないようだ。能力でどうせ消されるだろうが試すだけ試そうと色々な銃で弾幕やら銃弾やらを滅多打ちしてみたが意味を成さず、どうにもならないかと思った。
というより、もう大分思考が曖昧になってきている。体の自由もかなり利かなくなっている。足に力をかけることも、指にかかった引き金を引く事も、出来ないくらいになっている。原因となることが起きたのはいつからだ?戦闘中?それよりも前?そもそも何故そういう状態に陥っている?なんて、今の状況から目を背け、逃げようとしているのかもしれない。
黑狂「おい、憤怒!避けろ!」
神「モウ遅イナァァァ!?」
黑狂と神が一瞬のタイムラグを通して叫んだ事が理解出来た時、霞んだ視界にあったのは緑の草が削げて砂利混ざりの土だった。
今の思考速度じゃ何が起こったのかもわからない。ただ、遅くやってきた感覚から、痛みの場所から、自分の現状は分かった。
今、俺の心臓とその周りを軽く含む鳩尾がきれいな円柱を象ったように失くなっている。
だんだんとよく分からなくなってきた。もう今の思考じゃ支離滅裂な考えが羅列されていて一体何を考えていたかも、何をしようとしていたのかもわからない。そもそもの俺自身が持っていた異常な再生能力も何故か失われている。というより、なぜ俺はここにいる?そもそも俺は誰だ?それの前にいるはずのボンヤリとしたナニカは何だ?
ただ疑問を並べるだけの思考の端で出来上がった小さな、小さいはずの最後の処理されて頭に残った情報は、
「いかないで」という誰かの言葉だった。
この後からはちょっと前書きと後書きは控えて、本編を出来る限り書き込もうと思います。
急展開すぎて自分でも混乱してしまいそうですから、本編を書き込んで云々………
それではまた次弾。




