九十三弾 神への対抗
遅くなってしまってスイマセン。
まあ、暗い雰囲気は捨てていきましょう。
それでは本編へ。
待たせたな。俺だ。今は…謎の空間でいいか。取り敢えず戦ってた。
なぜ過去形?ナイフは?という質問が飛んできそうだから答えておこう。ナイフは受け止めた。そして今は文を気絶させて回復させてる。
何とかギリギリのラインだったが少し遅かったら死んでたかもしれない。ある意味ラッキーだな…ナイフが刺さった所の治りが少し遅い気がするけど別に問題は無いだろう。
取り敢えず、文を連れて此処から出るとしよう。ゲートが使えるなら、テキトーに外に繋ごうとすれば………?出来た。っつーことで戻ってきました幻想郷。シャバの空気はうめぇなぁ………
神「なんと、戻ってこれたのか。忌々しい上にしぶといものよ………減れば作業が捗るというのに………」
活躍「作業で殺されてたまるかっての。俺ぁお前を殺さねぇと気が済まねぇんだよ!」
神「やはりその脳内も穢らわしい………ならば残りが来る前に殺すまでよ。」
殺されてたまるか。都合のいい洗脳をさせておきながらそれを使い捨てのように使う奴に負けてなるものか。
神「我が直々に手を下すのだからな!有難く思いながら死ぬが良い!」
活躍「有難くねぇし迷惑だよ畜生め!」
右手にSMG、左手にハンドガンを持ち交戦する。射撃の暇を与えないように高速で攻撃を仕掛けてくる。だが、黑狂と戦ったから些か攻撃が遅く感じる。それに………
活躍「誰が手に持っている物しか撃てないと言った!?」
神「むっ!?」
視野の外側からアサルトライフルを乱射する。自称神はどうにかして対応しているが酷いくらいに戦闘能力が低いと見えた。明らかに自分を守る方を優先しだして、攻撃がかなり疎かになってきている。つまり潰すなら今!
活躍「散弾符「乱れ咲く乱弾」実弾使用!」
神「ま、まさか!?」
活躍「自称神、死ぬがよい!」
神「バカなぁッガボァ!」
はい、勝ちましたわ。なにこれ弱すぎ。これって本当に神様ですか?もう瀕死ですよ?しかも強力回復能力っぽいのが無さそうだから全然傷回復してませんよ?
神「何故だ、どういう事だ…この我が………」
活躍「いやいや、弱い事を自覚しろよ。あれくらい少しは対抗できるようになれよ。」
訛「せやかて。何でわてらに女を仕向けるん?力量的な問題含めてわてらが負けるとでも思てん?」
黑狂「無意味の一言。戦闘経験含め実戦には慣れている俺達が死闘をせずに弾幕ごっこをしている女に負ける筈が無いだろう。」
終作「黑狂言い過ぎ。まあ、実戦のほうが経験があるからね。考えれば分かることなのになにしてんのさ?」
活躍「あ、お前らも戻ってきたのね。」
訛「あたり前田の煎餅屋。処置までしてきたわ。ただ帰って来たのはさっきやな。」
黑狂「帰ってきた時に戦闘していたから茶を啜って観戦していた。」
終作「ずっと見てた。余所見で観戦してた。終わったから来た。おしまい。」
活躍「お前ら………」
神「ふ、フハハハハッ………」
訛「なんや?虚勢張るつもりか?今更やろうに………」
神「これすらも過程とは思わなかったか間抜け共め!!」
活訛黑終『はぁ?』
神「敢えてそうする事で我を強化させることが目的!お前たちが戦ったのは只の封印の映し身でしか無いのだ!」
終作「んな滅茶苦茶な………ご都合設定かな?」
活躍「メタやめい。」
まあ取り敢えず面倒くさいぞ………?
活躍「まあ取り敢えず………」
活訛黑終『憚るものは全て殺せ!!!』
さて、そろそろ結末に持っていくように動かさないと………
それではまた次弾。