胡散臭いバトルゲーム
初めて投稿する作品です(*´∀`)
よかったらみていってやって下さい。
書き方がわかってないので下手に見えるかもしれませんが暖かく見守ってくれることを願います( ̄。 ̄;)
『あなたは緑の国の兵士に選ばれました』
ある日、そんな通知が届いた。
「当選した…」
僕は、これから始まるバトルゲームに参加する権利を手に入れたのだ。
数ヶ月前
学校が休みなので待ちにでて友達と遊んだ帰りの道で不思議なチラシを受け取った。
『賞金100万円!バトルゲームに参加して勝利できれば賞金はあなたの手に!!』
とても胡散臭い…
その日は気にもとめていなかったが、次の日、学校ではそのゲームの話でもちきりだった。
朝のHRが始まる30分前に僕は学校に着いた。
教室に着くなり友人たちは昨日のチラシについての話を持ちかけてきた。
「よう、菜穂!この話しってるか?」
"菜穂"とは僕のことだ。
伊吹 菜穂 《いぶき なほ》
今をときめく高校二年の女の子だ。
髪も短めだし、喧嘩も強い、なによりも一人称が"ぼく"のせいか小さい頃はよく男だとからかわれた。
からかってきた男どもは全員ボコボコにしてやったけど…
「昨日配ってた胡散臭いチラシのこと?」
昨日受け取ったチラシの内容を思い出す。
「そうそう。菜穂も応募するの?」
この胡散臭い話を信じているこの子は、
桐山 美樹
僕の親友ともいえる大切な友達だ。
「しないよ!こんなの詐欺かなんかに決まってるよ。もしかして美樹、応募するの?」
少々呆れながら僕は答えた。
「菜穂、石山財閥知らないの?このゲームあのお金持ちの家の主催だよ?」
石山財閥といえば相当な資産家だ。
だけど、こんなゲームを始めたりするだろうか。
結局僕は、美樹の熱意に押され一緒に応募することになった。
このゲームの定員が400人で競争率が結構高いということは応募してから僕は知った。