序章
あらすじで早くも挫折しかけた遥希です。正直あんなあらすじでいいのかという疑問がわいてきます。
僕にとってこれが処女作となります。
先ほど書いたように更新が不定期なのは様々な理由がありますが一番大きいのは死番虫に食われたかの如く設定に穴が空きまくっているからです。…知ってます?死番虫。不吉なのは名前だけなんで興味がわいた人はぜひ調べてみてください。僕は漫画で見ただけなので詳しくは知りませんけどね。
こんなぼくですが最後までお付き合いいただけますようよろしくお願いします。
「ママーッ!!…ママーッ!!」
少年というには幼すぎる子供の泣き声大型複合ショッピングセンターに木霊した。正確には周りでも悲鳴や怒号が飛び交い、さながら阿鼻叫喚のようだった。遠くの方ではガラガラと瓦礫の崩れる音がする。青い業火がここの端から端まで飛び散って燃え広がっている。見ればこの子の周りも今にも崩れそうになっていて、火は周りを囲み始めている。
「ママーッ!!!」
一際大きな子供の声が響きわたる。その後もその子は力が抜けたようにママ…ママ…と呟き続けている。ふと、この子の目が瓦礫に埋もれた一点に目がいった。
「ママッ!!」
その子の母親がそこにいた。体は瓦礫に埋もれてしまっているが顔が少しでている状態だ。よく見ると瓦礫と瓦礫の隙間に体があるらしく死んではいないが、気絶していた。その子は母親を引っ張り出そうとしているがその子の力が足りないのか、体のどこかが瓦礫に引っかかっているのか抜ける様子はない。しばらく、引っ張り出そうと試みているものの疲れてしまったのかその場に座り込んでしまった。そして、嗚咽し始めた。母親を助けたいのに力が足りないと嘆くかのように。いや、実際そうなのかもしれない。
その時
(童よ…母親を助けたいか?)という声が聞こえた。だが、周りを見渡してもこの子に話しかける人はいなかった。それに気づいていないこの子は
「わっ…ぱ…?誰のこと?僕?」
と問いを問いで返した。
(あぁ…そうだ。……もう一度問う…母親を助けたいか?)
その声にこの子は首を縦に振った。
(命を懸ける覚悟はあるか…?)
「命を懸ける?」
(命を懸ける覚悟はあるか…?)
「それでママを助けられるの?」
(あぁ)
「お願い!ママを助けて!!」
(では、童、お前の名は?)
「僕の名前?僕の名前は――――」
(そうか…では――よ。まずはこの名を叫び全てを教えてもらえ…その名は―――)
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