表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/7

第1話: ゲームばかりしていた僕がある日突然異世界にTS転生してしまったのですが私のステータスがあまりにも酷かったので低ランクザコ敵を倒しまくることを決めました

僕はゲームが好きだ。毎日毎日ゲームをしてる。アクション、RPG、シューティング、レース、ノベルゲー、と色んなジャンルのゲームをしてる。今日もいつもと変わらずゲームをしていた。


「...ん?何か変な音する」


突然変な音がなったと思い、ゲームを中断して窓を見たら


「おいおいおいおいなんだありゃ」


なんとトラックが空を飛んでいた。空飛ぶトラックを見て唖然としていたら空飛ぶトラックはこっちに向けて突進してきた。


「ウワァァァァァァ!死ぬぅぅぅぅぅぅ!」


恐怖のあまり叫んでいたら知らない天井。最初は病院なのかと思ったけど、明らかに天井が豪華。そう考えてるうちに王子みたいな服装の男と姫みたいな服装の女が駆けつけてきた。


「大丈夫か!?アウレラ!」

「アウレラ!?大丈夫!?」


どうやら私は異世界転生したようだ。名前は、アウレラ、だそう。そして私の目の前にいる二人は父と母だという。このあと記憶が曖昧でとか適当な理由を付けてメイド服を着た人...いやメイドさんに私のことや私の家庭について聞いたところ、私のフルネームはアウレラ・ゼスフォード。そして私達ゼスフォード家は、この世界では有名らしい。どうやら父が元勇者で物心付いた時から剣の修行や、魔法の修行をしていたらしい。それでなんやかんやあって魔王を倒したらしく、今では割と普通の生活をしているらしい。話を聞いているうちに体に少し違和感を感じた。気になって自分の体を見てみると


「あれ?女の子になってるぅぅぅぅぅ!?」


こうして私の異世界生活がスタートした。



転生から1週間して、少しづつこの世界での生活に慣れてきたので、外に行ってみることにした。そこで、冒険者ギルドと書いてあるのが見えて入ってみることにした。


「いっぱい人いる...」


そこにはたくさんの冒険者がいた。入ったばかりで初めて依頼をやるようで緊張している冒険者、酒ばかり飲んではしゃいでる冒険者、爆睡している冒険者。あまり気にしないで私は受付嬢に話しかける。


「あの、冒険者になりたいんだけど」


「はーいではついてきてください」


受付嬢についていくと、地下室と思わしき場所についた。そこには水晶が置いてあった。


「では、そこの水晶に触れてください。」


私は水晶に手を置いた。すると、赤、青、緑、黄、白、紫と光った。ちょっと綺麗だと思った。


「ぜ...全属性!?」


受付嬢は驚いていた。どうやらこの世界の魔法は、基本的に1属性、多くて3属性だそうで私のような全属性は勇者以外見たことないという。


「で...ではお次はこちらの紙にお名前を」


私は名前を書いた。すると受付嬢は驚いたような納得したような顔をしていた。おそらく勇者とは父のことだろう。その父の娘とあれば全属性も少なくとも無い話ではない。


「では正式に冒険者として認定します。ギルドの依頼コーナーの隣にある四角いところに手をかざせば自身のステータスを確認できますので是非確認してください。」


私は地下から出て、ステータスを確認した。


アウレラ・ゼスフォード レベル0

体力:10

物理攻撃力:5

魔法攻撃力:5

魔力:1

スタミナ:1

物理耐久:−1

魔法耐久:−1


「これはひどい...でもスキルは」


スキル:無し


「...」


そのあまりにも酷いステータスを見て私は絶句した。そして私は決めた。


「低ランクのザコ敵とか倒しまくればそのうち強くなるわよね。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ