〜登場人物紹介〜
スカーレット・パーカー
本編の主人公。
顔だけが取り柄。頭が悪い。さらに運動神経も悪い。
数年前、前世でやっていた乙女ゲームの世界に転生し、以後庶民として暮らした。だが、ある日突然、王子に、顔がそっくりな天才悪役令嬢、フローレンス・クロフォードと勘違いされ、なんやかんやで、その悪役令嬢として生きていくことに。
アルバート・ホワイト
主人公の婚約者。王子。乙女ゲーム内ではヒロインの攻略対象。
冷え冷えとした印象を受けるほど整った顔を持つ。
方程式などの話をするのが好きな天才。フローレンス(主人公とは別人)と話が合った。
カイル・ホワイト
アルバートの弟。王子。乙女ゲーム内ではヒロインの攻略対象。
ほんわかとした雰囲気の美少年。背が低い。
また、猫耳が生えている(様に見える)。
ルーク・フィリップス
侯爵令息。アルバートとは幼なじみ。乙女ゲーム内ではヒロインの攻略対象。
とても整った顔立ちだが、とにかくチャラい。
女の子ならだいたい誰でも大好きで、女たらしの様に思われることも多い。だが、本当はいい人。
アレン・ハワード
侯爵令息。ルークとは幼なじみ。乙女ゲーム内ではヒロインの攻略対象。
真面目。誰もが見惚れるほどの美貌を持ち合わせる。
小さい頃は親に愛されず、寂しく過ごしたため、少し人と話すのが苦手で暗い印象。
アリーナ・ベネット
男爵令嬢。乙女ゲーム内でのヒロイン。
天使の様な美しい顔を持つ。成績優秀。
だが、学園内ではフローレンスにいじめられる(乙女ゲームのシナリオでは)。
カトリーヌ・ワトソン
侯爵令嬢。才色兼備、清麗高雅の完璧令嬢。令嬢の鑑と呼ばれる。
カイルが好き。その為、乙女ゲーム内ではヒロインのライバルの様な存在だった。
フローレンス・クロフォード
主人公と勘違いされた公爵令嬢。乙女ゲーム内では悪役令嬢。
主人公と顔がそっくりだが、オーラが違う(スカーレット曰く)。
学者並み(もしくはそれ以上)の天才。
乙女ゲーム内ではヒロインをいじめ、結果、婚約破棄されるはずだったが、実際は公爵令嬢という立場を捨て、自由に生きることを望んだ。