戦いの後
慧「フレネさん!大丈夫ですか!?」
エ「大丈夫だ!魔力の使い過ぎだな!ハッハッハ!」
リ「しばらく安静にしていれば治ります。私達と王都に帰りましょう!」
凛「お願いします。」
(良かった!)
気を失ったフレーネと王都に帰った。そして、王都の病院へ行きフレーネをベッドに寝かせた。
凛「これで一安心ですね。」
リ「はい!時期に目が覚めると思います!」
慧「助かりました…あの…聞いてもいいですか?」
リ「なんでも聞いて下さい!答えれる事ならお答え致します!」
慧「魔王の幹部ってみんなあんなに強いんですか?」
リ「そうですね…怖いですか?」
慧「はい…僕は怖いです。殺し合いなんてした事無かったですし、今の僕じゃ足元にも及ばない…」
慧は体が震えていた。リナは慧に近づいてそっと慧を抱きしめた。
リ「大丈夫ですよ…私達も死ぬのは怖いです。でも、それ以上に守りたい大事な人がいてその為なら頑張れるんです。慧さんも心当たりがあるんじゃないですか?」
慧はハッとした表情をした。
慧「そうですね。ラファーとフレネさんが戦ってる時、フレネさんの力になりたいって思いました。その時は恐怖は無くて、いつもより力を出せました。僕、もっと強くなりたいです!」
リナはそっと慧から離れた。
リ「なら大丈夫ですね!私達はみんな仲間です!力が必要な時は頼って下さいね!」
リナは笑顔でそう言うと、病院から去って行った。
凛&慧(か、かわいい!)
フ「んん…ここは?」
フレーネが目を覚ました。
凛「フレネさん!ここは病院です!」
フ「魔力切れですね。迷惑かけました。それと、凛と慧には助けられました。ありがとうございます。」
慧「そんな事はありません。凛さんがいてくれたから力が使えたまでで…あのフレネさん!僕、もっと強くなりたいです。だから、エン・ボーガンさん達と特訓してきてもいいですか?」
フ「いいですよ。許可なんて要らないです。凛もですか?私はしばらく動けそうにないのですが…。」
凛「うーん。私はここに残ります。エンさんがあまり得意じゃないので…。」
フ「うふふ。凛は私と気が合いますね。なら、凛はメギドに修行をつけさせます。」
凛&慧「・・・。」
(フレネさんが笑った!)
フ「どうかしました?」
凛&慧「いや!なんでもありません。」
慧「僕はエンさん達の所へ行ってきます!」
凛「頑張ってね!私も強くなるから!」
慧「うん!必ず!」
2人は別れを告げた。
慧は第4騎士団を走って追いかけていた。
慧「エンさん!待ってください!僕も連れて行って下さい!強くなりたいんです!」
エ「ほう!それは良いが1ヶ月は王都に帰れんぞ?それに思っているよりも遥かに厳しい戦いになる!それでも来るか?」
慧「望む所です!」
エ「ハッハッハ!これは眷属殿失礼した!試すような真似をして!男が強くなりたいって時に野暮なことをしてしまったな!」
エンは笑いながら慧の背中を叩いた。
エ「よーし!第4騎士団聞けーーい!!眷属の慧殿が我等と共に遠征に行くと言っておられる!!恥をかかぬよう己を鼓舞し、戦い、もっと強くなるぞ!!」
第4騎士団「おおーーー!!!」
エンは第4騎士団を鼓舞して士気を高める。慧もその流れに乗って叫んでいた。
リ「慧さん。よろしくお願いしますね!」
リナが笑顔で話しかけてきた。慧は頬を赤らめながら「はい。」と返事をした。
隊列はエンが馬に乗り先頭を歩き、その後ろに副団長のリナと精鋭部隊がいる。その後ろに、物資の乗った馬車と騎士団達が乗っている馬車が走っている。1番後ろには、精鋭部隊と連絡できる魔法を持つ人達がいる。慧はエンの真後ろに乗っけられた。
エ「慧よ!お前さんは眷属だが、どういう力かわかってるか?」
慧「いえ。分かりません。」
エ「眷属の能力は勇者の持つ力を使う事が出来るんだ!全てをって訳ではないがな!それに、勇者と眷属に会うのは初めてだからな!言い伝えでしかわからんが!ハッハッハ!」
慧「思い当たる節はありますね。僕は爆発の魔法しか教わっていなかったんですけど、凛さんが光の魔法を使えた時僕も使えました。」
エ「それは凄いじゃないか!言い伝え通りだな!勇者が強くなればお前さんも強くなれるって事だ!だが、お前自身も強くならんとな!」
慧「そのつもりですよ!僕はみんなを守りたいです!誰も傷つかなくて良いように!」
エ「その調子だ!話をしてるうちに目的地に着いたようだな!スリングの国の国境付近のスミの村だ!ここで大量の魔物が発生して困っていると話があってな!人助けできる上に鍛えれて一石二鳥だ!」
慧達はスミの村に着いた。
一方凛は…
病院でフレーネと話していた。
フ「凛。勇者の力について話したおきます。勇者の力は想いの力で強くなれるという力です。」
凛「想いの力…確かにフレネさんの力になりたいって思った時に力が湧き出てきました…そういえばあの時詠唱無しで…あ!フレネさんもしてなかったですね?」
フ「前にも言いましたが、慣れれば詠唱は必要ありません。詠唱はいわば、属性を込める時のイメージと言えば良いのかもしれません。イメージがしっかり持てれば詠唱は必要無いのです。精霊や召喚獣を召喚する時には必要ですが…。」
凛「なるほど!」
フ「それと、精霊や召喚獣を召喚したらそのコストに応じて魔力を消費していきます。ですが、精霊や召喚獣が発動する魔法は精霊や召喚獣自体の魔力を使う事になるので、コストの魔法分発動していれば有利に戦えます。」
凛「精霊や召喚獣を召喚するにはどうしたらいいんですか?」
フ「契約を結ぶ必要がありますね。契約を結ぶにはその精霊や召喚獣に会いに行って、自分を認めてもらう必要があります。認めさせる方法はその精霊や召喚獣が条件を出してくるので、それに従う必要があります。」
凛「会いに行くんですね。アリスとミクはどう認めさせたんですか?」
フ「2人とも力を示してと言うので、戦いましたね。かなりの強敵でした。」
凛「今の私じゃ無理かもしれませんね。メギドさんに鍛えてもらいます!私ももっと強くなります!」
フ「期待してます。」
凛「はい!」
メ「失礼します!」
そこに丁度メギドが入ってきた。
フ「メギド。凛をお願いしますね。鍛えてあげて下さい。私も治ったら合流します。」
メ「はっ!」
凛「お願いします!」
(早く強くなるぞ!)
メギドと凛の特訓が始まった。
To be continued




