明日への決意
3人は王都についた。
メ「丁度良かったです。おかえりなられたんですね。フレネ様。緊急で騎士団長は城に集まれとの事です。」
この男 メギド・フィルス 第3騎士団副団長 18歳
二つ名 『黒眼』 趣味は凝った料理
フ「うん。わかった。凛、慧、メギド・フィルス。副団長。」
凛「副団長のメギドさんですか!よろしくお願いします!」
慧「よろしくお願いします!」
(身長高いな〜。羨ましい。黒髪も似合ってる。俳優とかモデルにいそう。)
メ「よろしくお願いします。勇者の凛様と眷属の慧様ですね。噂を耳にしておりました。では、先に城で待っていますので…フレネ様すっぽかしなされませんように!」
メギドはフレネに念を押して去っていった。
3人は城へ向かった。城へ着くと兵士に案内され会議室へついた。
慧「僕達はどうしたらいいんですかね?」
フ「一緒に行きましょう。」
凛「フレネさんがそう言うなら…。」
(正直凄く緊張する)
凛と慧はドキドキしながら扉を開けた。扉の先には椅子と机があり7人、人が座っていた。
メ「良かった。来られたのですね!」
エ「おう!フレーネ!来たか〜!それに、勇者と眷属も!」
エン・ボーガン第4騎士団団長 26歳 男性
二つ名『炎爆の使徒』 趣味 修行 団員の訓練
リ「エン様、声が大きすぎます!」
リナ・ハウンド 第4騎士団副団長 23歳 女性
二つ名『赤の番犬』 趣味 スイーツ巡り
エ「おー!すまん!すまん!」
フ「相変わらずですね。」
マ「これだから第4は嫌いなんだ!研究のモルモットにしますよ?」
マディエスト・ペテン 第7騎士団団長 年齢不詳 男性
二つ名『人造怪人』 趣味 研究
ク「時間が勿体無いですわ!早くしてくださる?」
クロネ・テンタル 第8騎士団団長 年齢不詳 女性
二つ名『不死の魔女』 趣味 研究
オ「わかっておるわ。ミカ!」
オデュラ・コンゴウリキ 第1騎士団団長 50歳 男性
二つ名『軍鬼神』 趣味 盆栽
ミ「はい。」
ミカ・サンダエル 第1騎士団副団長 30歳 女性
二つ名『大天使』 趣味 読書
ミ「皆様に集まってもらったのは、ヘカイトスの森林で謎の大爆発が起きた事です。直径にして約1キロです。」
エ「ほう!そりゃすごい!」
ミ「感心している場合ではありません。これはもしかすると、変異種が現れた可能性が考えられます。」
エ&マ&ク「それは面白い!」
エ「強いやつと戦える!」
マ「何を言っとるんだ!変異種は希少なんだ!捕まえてモルモットにする!」
オ「うるさいわい!黙って聞かんかい!」
オデュラの一喝で静まりかえる。
ミ「あくまで可能性の話です。調査した時にはもう何もいなかった為、現在変異種であった場合どこにいるかわからないので大変危険な状況です。あの森にはエルフの隠れ里があります。早急に討伐隊を組む必要があります。」
慧「あ、あのー。少しいいですか?」
慧は恐る恐る手を挙げた。
オ「童!発言を許す。」
慧「その、爆発の件なんですけど多分僕です。3人で魔法の練習にとヘカイトスの森林に行ったんです。それで僕が詠唱を間違えて魔力が暴発しちゃって…。」
オ「ほう。童がやった事ということか…。」
慧「はい。」
オ「なら良い。この話は終わりじゃ。解散!」
各騎士団団長、副団長は解散した。
フ「私達も移動しましょう。旅に出る前にもっと基礎を磨きましょう。」
凛&慧 「はい!」
3人は図書室へ移動した。とても広く、円柱状に本棚が上に伸びている。
フ「ここで、勉強します。まず、今のこの世界についてです。国は大きく分けて5つあります。四角を思い浮かべてください。左上の角のところがスリング国、その下にザーマ国、右上の角はアウタム国、その下にウィンル国があります。全ての国に隣接する四角の中央に存在する国が私達の今いる中立国家リフダムという国になります。」
凛「中立国家?」
フ「はい。昔4つの国しかありませんでした。領土や私利私欲の為戦争が各地で起きていたそうです。その時代に魔物や魔族が各地で目撃されるようになり、次第に魔物や魔族の被害が大きくなりどこの国も衰弱していきました。魔王と名乗る魔族が現れその力はとても強大でした。なんとか対抗しようと各国で強者を集め、魔王と戦い倒しました。その者は初代勇者。そして英雄となりました。英雄の名は『ヘラクロス・ナスパイム』その者を讃え各国は土地と民を分け与えました。それがこの国リフダムです。各国から作られたので自然と中立国家になったのです。」
凛「待ってください!魔王は一度倒されてるんですか?それに、英雄は王様ということになりますよね?」
フ「魔王は倒されると次の魔王が誕生するようです。その度に新たな勇者が誕生し戦ってきました。英雄はもういません。英雄は王族をつくり、王族に国を治めさせ、魔王との戦いで殉職されました。今の王様はその王族の末裔です。」
慧「英雄は負けたんですね…。魔王がいるのはどこなんですか?」
フ「魔王は私達の5つの国の更に上の大陸にいます。魔族や魔物が住んでいます。」
凛「そこに行って倒せばいいんですね!でも、私達が倒せるんでしょうか?それに、魔王を倒してもまた次の魔王が出てくるんですよね?」
フ「大変かもしれません。ですが、大切な者を守る為に戦うしかないんです。こんな言い伝えがあります。『これから約1000年後異世界からの力を持つ者が集まりし時、世界が変わるだろう』と。」
凛「私達の事…ですかね?」
フ「きっとそうです。凛も慧も魔法の才能はあります。戦いはまた後で訓練します。私よりも第1騎士団団長オデュラ様よりも強くなっていくでしょう。勇者とその眷属なんですから!私は2人の力を信じています。」
凛&慧(簡単な問題じゃない。もしかしたら死ぬかもしれない。でも、フレネさんの為にも魔王を倒さなきゃいけない。)
フ「次に魔法を詳しくいきましょう。魔法の基礎は話しました。得意な属性は1つに限りません。人によっては複数持っています。私も水と氷の属性の2つです。お2人は恐らく複数持っていると思います。また次の機会に試しましょう。」
凛&慧「はい!」
フ「次に得意ではない属性についてです。努力次第では使える様になりますが、得意属性より遥かに弱い力しか出ません。なので得意属性を伸ばすのが強くなる近道です。」
慧「そういえば、精霊召喚してましたよね?」
フ「精霊や召喚獣等、契約することによって呼び出すことができます。力を借りれば、更なる力を解放できます。」
凛「私で言えば光の精霊に力を借りれば、もっと強い光魔法が使えるってことですね?」
フ「その通りです。まだまだ、教えたりませんがもう夜なので明日にしましょう。明日は戦いの訓練をします。それでは第3騎士団へ行きましょう。メギドに食事と部屋の準備をするように伝えてあります。」
慧「お腹すきました!早くいきましょう!」
3人は食事と入浴を済ませ、各々部屋に入り考え事をしていた。
慧(はぁ。今日は大変だった。憧れの凛さんと異世界に転生して初日。いいところはまだ見せれなかったけど、明日から頑張って凛さんに近づけるように頑張るぞ!それに、フレネさんの為にも魔王を倒さなきゃ!さあて、寝よう。)
慧は電気を消して寝た。
凛(いいお風呂だった。明日は特訓か。夢見た異世界転生。いざしてみると楽しい反面、倒さなきゃいけないプレッシャーがのしかかってくる。きっと大丈夫だけど、強くならなきゃ。慧くんとフレネさん、仲間…私は2人を守りたい!その為にも明日から頑張ろう。)
凛は電気を消して寝た。
フ(2人ともいい子。2人に会えて良かった。死んでほしくない。2人の為にも強くなってもらう。)
フレーネは電気を消して寝た。
To be continued
おまけ
ヘラクロス・ナスパイム かつての勇者 初代勇者 黒龍と魔王を倒した英雄として語り継がれている。
フィクションを混ぜ7人の勇者という本がある。




