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Reality−勇者と眷属−  作者: Ongaku
12/27

トハマホの村の戦い

凛たちは村の前まで来た。村から悲鳴が聞こえる。家や田畑が、燃えている。門から魔物が村の中に入っている。


凛「何が起きてるの?急ごう!」


慧「僕は門を閉めるから凛は先に行ってて!」


凛「分かった!」


凛は悲鳴の聞こえる方向に魔物を倒しながら走った。凛は広場に着くと目を疑った。人間が魔物を従えている。村人たちは広場に座らされている。そして、リーダーらしき男が村人を生きたまま魔物に食わせている。すぐ死なないように四肢から…。手下らしき人間は6人いる。


男「ゲヘへへへ!こんな機会を与えて下さったあのお方には感謝だぜ!なあ?お前ら!」


手下「ほんとですぜ!」


凛「なんてことしてるんですか!?」


男「ん?まだいたか。」


村人「勇者様!お助け下さい!」


男「ケ゚へへへへ!勇者だと!?なら勇者様。こいつらが人質だ。もし動いたら容赦なくこいつらを殺すぜ?」


凛「何の為に?あなた方も同じ人間じゃないですか!?」


男「人間だ?下等種族と一緒にするんじゃねぇよぉ!気が変わった。魔物共その女をいたぶり殺せ!」


周りにいた魔物が凛に襲い掛かる。


凛『光纏』


凛の剣に光の魔力が纏う。その剣で魔物を斬り伏せた。


男「流石は勇者様ってか?動いたな。こいつを殺すか。」


男は薪割用の斧で村人の頭めがけて振り下ろす。


凛「そんなことさせない!」


凛は体全体に光を纏わせ、スピードを増して男に斬りかかった。男は斧でガードしたが凛の剣が豆腐のように斬り裂いた。そして男の体に剣が当たる。斬れなかった。心の問題ではなく、体が異常に硬いのだ。男は一蹴りで凛を遠くに吹き飛ばした。凛は態勢を立て直した。


凛「う。なんて力。それに、体が硬い。服の中に鎧でも着てるの?」


男の服は斬れて皮膚も見えていた。皮膚は漆黒の色をしている。顔は他の人と変わらない色をしていたが…。


男「俺に攻撃しやがったな?お前ら村人を苦しめてやれ!逃げれないように足を折っとけ!」


手下「分かりやした!」


凛「やめてーーー!!!」


慧『爆発連弾』


慧の爆発連弾が手下達の頭に直撃する。手下たちはひるんだ。そして爆煙が晴れると悪魔のような頭が露わになっていた。


慧「ごめん遅くなって!少し手間取った!」


凛「いや。ほんとにナイスタイミング!」


村人「ま、魔族だ!」


村人「ひぃぃ!」


凛「あのラファーとか言う幹部以来だね。」


慧「うん。あそこまでではないと思うけど厄介そうな相手だね。」


凛「私の光纏しても斬れなかった。そうとうやばい。」


男「ばれちまったか!まあ隠す必要もないんだがな!全員殺せば済む話だ!俺はめんどくさい銃の奴を殺る。1人残って村人を見張っとけ!5人で女を殺れ!」


手下たちは人の皮を突き破り正体を現した。それぞれ容姿は少し違うが、基本的には漆黒の肌に頭に角のが生え、背中には翼が生えている。


凛「これが魔族…。これはこっちも本気でいかないとね。光の精霊よ!我が身に宿りし光の力を解き放ち糧とする!光の精霊バルドを今解き放たん!」


バ「魔族か。あの男はやばいな。」


凛「先にこいつらを倒さなきゃいけないから力を貸して!」


バ「厳しい戦いになるな。行くぞ!」


手下たちが襲い掛かって来る。


凛『光聖剣』 バルドの力を借り剣を強化する。手下の攻撃をかわし斬りつけた。手下は攻撃を腕でガードしたが、傷つき血が出た。


凛「よし!ダメージを与えられる!」


凛は村人を巻き込まないように広場から距離を取った。


凛「ここなら思いっきり戦える。」


手下「それはこちらのセリフだ。村人共は後でじっくりいたぶり殺してやるからな。簡単に死なれては困る。」


凛「…。あなた達を倒します!」


手下の1人Aが両手を構え炎を出してきた。炎は地面を焦がす程の火力だ。


凛『光纏』『光聖剣』


凛は体を光魔力で体を防御し、光の剣で炎を受け止める。


手下A「私の『豪炎』を受け止めるとはな。だが…。」


凛は炎を縦に真っ二つに斬り裂いた。その先にまた違う手下Bが目の前にいた。思いっきり凛のお腹に張り手を入れる。凛は後ろに吹き飛んだ。


手下C『地操壁』


凛の後方に土の壁が出現し、その壁に叩きつけられた。凛は衝撃で吐血する。今度はその壁が凛を押しつぶすように倒れた。凛は身動きが取れない。


手下D『落雷撃』


空高く飛んだ手下Dは落下の力と雷気の力を合わせて身動き取れない凛に突進した。衝撃で地面にクレーターが出来た。凛は直撃し、また吐血した。更に骨が折れる音がした。


凛「あ…う…あう…。」

 (痛い!痛すぎる!苦しいよ!)


バ「凛!大丈夫か!?」


凛「な、なんとか…。」


手下E『重力点1.1G』

凛にだけ重力を1.1倍にした。


凛「く…い…い…。」

 (体が重くなった。体が痛い!)負傷した体の傷が広がる。


手下E「じっくりGを上げてやるからな。苦しみながら死ぬといい!」


バ「負けるな!我が認めたお前はこんなものか!!?」

 (今我が出来るのはこれくらいしかない…。)


凛(動け。今動かなきゃ村の人も慧も私も死ぬ!動け…動け!…動け!…)

 「動け!!!」

凛は痛みをこらえて立ち上がった。


手下E「俺たちのコンビネーションを食らってもまだ立ち上がるとはな。なら2Gだ。」


凛に2倍の重力がかかる。それでも凛は痛みに耐え歩き出した。


手下E「なら3Gだ!」


3倍の重力。凛はその場に立ち止まった。


手下E「諦めたか?へへへ!じっくり楽しもうぜ!」


セ『癒陣』 

凛の足元に魔法陣が出来た。


凛(体の痛みが…傷が治っていく。回復魔法か。)


手下A「まだ人間がいたか。お前から始末してやる。」


セ『魔法付与-身体強化-』


凛『光聖剣』


手下A「豪…ぐわぁ!」


手下Aがセラフィに魔法を放とうとしたが凛がセラフィによって強化され重力点から抜け出して手下Aを凛が斬り裂いた。手下Aは死んだ。


手下B「何してる!?あいつの動きを早く止めろ!」


手下E「分かってる!」『重力点10G』凛に向かって10倍の重力を掛けようとしたが地面から尖った岩が生えて手下Eを貫いた。手下Eは死んだ。手下Eを殺したのはシュームだった。


セ「あの、その、お、遅くなってしまって…ごめんなさい!」


凛「来てくれて助かりました!」


セ「そ、そうですか…は、早く倒しましょう。」


一方慧はリーダーの男と戦っていた。


慧『爆発連弾』


男は右手で全てを弾き飛ばそうとした。ボム弾は着弾し爆発する。しかし、男は右手の人間の皮膚の部分がなくなっただけで、手下同様漆黒の肌の手が露出しただけだった。


慧(凛から聞いてはいたけど全然食らってない感じがする。こんな奴どうやって倒せばいいんだ!)


男「ゲヘへへ!それがお前の本気か?弱すぎるな!ガキの時の俺を見てる感じがして虫唾が走るぜ!」


慧「ならこれならどうだ!『零距離貫通爆発弾』」


慧は銃をいったん後方に向けて放った。その推進力と脚力で瞬時に男へ距離を詰め銃を目の前で撃った。爆発を一点に集中させた。それでも男はケロッとしていた。


男「さっきよりは痛かったぜぇ。デコピンされたくらいにはな。お陰で人間の皮がはげちまうぜ。まあ、またダ…うおおおおおおお!!!」


男は話している途中で苦しみだした。慧はその間に距離を取った。


慧(何が起きたんだろう?もしかして、強がってただけ?そうだ!バルドがいるから。)


男「ゲヘへへ…余計なことは言えないんだったな。まあいい。」


慧「新技!『光聖螺旋砲』」

 (貫通爆発弾の一点に魔力を集中させて威力を高める!)

いつもよりも範囲が狭い光聖砲。しかし、ホースの先端をつぶすと水の勢いが良くなるように慧の光聖砲は威力を増していた。男はまた右手で防いだが、光聖砲の力でその体勢のまま後方に引きずられた。更に男の手は震え出血し、受け止めきれなかった力で男の人間の皮膚部分を全てはぎ取った。


男「やるじゃねぇか!お陰でこの通り中身の俺様が登場する羽目になっちまった!ゲヘへへ。」


男は漆黒の肌をした人に見える。ただし、目と鼻と耳はなく顔には口があるだけだ。翼も角もない。慧は男に光聖砲や爆発弾を撃ったがやはり、ダメージが与えることが出来なかった。


慧(やっぱり新技でしかダメージを与える事が出来ない。でも集中して撃たないと成功しないし、消費魔力が大きい。)


男「どうしたぁ?さっきの技は撃たないのかぁ?」

男は満面の笑みを浮かべている。慧は男が近寄ってこないように攻撃したが、男は慧の所まで移動して来た。慧は爆発弾の推進力を利用して男の顔に蹴りをいれた。当然のように男は動じなかった。それどころか慧の腹に殴りを入れる。慧は思わず膝をついた。


慧(い、息が出来ない!魔族ってこんなにも強いの?なぜ魔法が通じない?毎回右手で防いでいた。右手に何かあるのか?)

慧は力を振り絞って爆発弾を男に当て煙幕と爆発の推進力で距離を取った。


男「頑張るねぇ。その方がやりがいがあっていいなぁ!!」


慧『爆発連弾』

男は爆発連弾を右手で防いだ。傷は増えていない。


男「そろそろおねんねしてもらおうか。」


慧「分かったぞ。お前は攻撃を受けるとき必ず右手で防いでいた。だから見てたんだ。攻撃を防ぐ瞬間を!攻撃を受ける瞬間に黒い魔力を出していた。僕の魔法が弱くなっていくのが見えた!それでダメージを与えれなかったんだ!」


慧はこの世界で銃を使う内に遠くの物もはっきり見えるようになっていた。更に相手を観察する力も磨かれていた。


男「よく見えたなぁ!正解だ!闇魔法だ。ゲヘへへ!ま、それが分かったところでだがな。」


慧『爆発連弾』

慧は男の地面目掛けて撃った。爆発の煙と地面の砂が男を巻き込む。慧は男の後ろに回り込んでいた。


慧『光聖砲』

男の後頭部目掛けて撃ち、直撃した。


男「いてーなぁ!ま、わざと受けてやったんだけどな。闇纏を使うまでもなく耐えれたわぁ。」


慧「そ、そんな…。」


べ「いいねぇ!!その絶望した顔!俺の名を教えてやる。これからお前を死ぬまで苦しめる男だ。いや、死んでからも覚えておいてくれよぉ?俺様はベルクリン・ウォルだ!!!」


慧(もう駄目だ。こんなにも圧倒的な敵と戦ったことがない。あがくだけ無駄かもしれない…いや、諦めない。凛を…好きな人の為に僕は命を落とそうとも守って見せる!)

「今残っている全魔力をこの一撃に!『爆光混沌砲』」


1つの銃には光をもう1つには爆発の魔力を込めて放った。2つは混ざり合い高魔力エネルギーとなった。


ベ「これは流石にやべえなぁ!『魔解放』『悪魔ノ吐息』」

ベルクリンの頭に角が生え、背中から翼が生え、手足が伸びた。更には魔力が跳ね上がった。ベルクリンは口を大きく開け、手足を地に着け四つん這いになった。口から闇属性の霧状の魔法がすごい速さで放出された。慧渾身の技とベルクリンの技がぶつかる。闇属性が慧の技を吸収して威力を弱めていく。それでも慧の魔法はベルクリンの頭まで届いた。


慧「ダメだった…。」

 (ごめん凛。村の人たちも…。)

慧は気絶してしまった。


ベ「いってー!頭から血が出ちまったぜ!さてと、向こうも終わったかな?こいつを連れて戻るか!楽しい拷問ショーの始まりだぁ!ゲヘへへ!」


凛とセラフィは5人いた手下を全て倒していた。2人は広場へと戻った。


凛「残りはあなたとそこの魔物だけみたいね。」

甲羅が付いた魔物が一匹いる。


手下F「ば、化け物!!」

凛に言い放った。


凛「わ、私が化け物?それはあなた達でしょ?こんな事を平気でやるなんて!」


手下F「私達は化け物じゃない!それに元はと言えば…。」


セ「それより、は、早く、村の皆さんを…た、たしけましょう」

 (緊張しすぎて嚙んじゃった!(〃ノωノ))


凛「そうですね。あなたを倒します!」


手下F「お前が死ねーーー!!!」


凛は手下Fを峰打ちで気絶させた。


セ「殺…さないんですか?」


凛「さっきは敵の数も多くて殺されるところだったので仕方なく殺るしかなかったんですけど、なるべく殺したくはないんです。」


セ「そ、そうなんですか…お優しいですね!」


バ「やれやれ。甘い奴だな。その優しさが裏目に出ないといいがな。」


凛「さあ!あの魔物を倒して村の人達を助けよう!それに慧を助けに行かないと!」


セ「そうですね!シューム!あの魔物を倒して!」


シュ「アアアアアア!!」

シュームが動き魔物に攻撃した。しかし、魔物は甲羅に閉じこもる。シュームの攻撃では甲羅にヒビすら入らなかった。更には甲羅の体を出し入れする所もシャッターのように塞がっている。シュームは岩で貫こうとしたり、土で押しつぶそうとしたがヒビすら入らなかった。


凛「なんて硬いの?これはフェアリーリンクしか…。」


セ「それは、だ、ダメです。あの男まで力を温存しておいてもらわないと。」


魔物は一瞬に隙をついてシュームを捕食して甲羅に閉じこもった。


セ「シューム…でもこれで!『地爆散』」

魔物の体内でシュームが爆発して魔物本体と甲羅を内部から破壊し、土魔法が外部に突き出した。魔物は絶命した。


凛「すごいです!テコットさんがいて本当に助かりました!」


バ「セラフィ・テコットといったか?凛を助けてくれて感謝する。」


セ「そ、そんな…精霊様に…あ、あり、ありがとうございます!」


凛(バルド…ん?あれは?)


ベ「てめぇら!俺様の手下共とお気に入りの魔物をよくも殺りやがったな!絶対にコロス!」

ベルクリンは慧を引きずりながら広場に戻ってきた。


凛「慧!あなたよくも慧を!」


ベ「まだ死んじゃいねぇ。簡単には殺さねぇからなぁ!」


凛(良かった。まだ助けられる!)

 「皆さん逃げてください!」村人に逃げるよう伝える。村人はベルクリンと反対方向に逃げる。


ベ「先に村人を殺すか。逃したらあのお方に殺されちまう。拷問は出来ないが、他の村で楽しめばいいだけだ。」


凛「ここは通さない!『フェアリーリンク』」


ベ『悪魔ノ爪』

村人に向かって爪の斬撃を飛ばす。


セ『魔防壁』『魔法付与-身体強化-』

セラフィは村人に当たらないよう魔法の壁を作りだし、凛を強化した。


凛『光聖剣』ベルクリンの斬撃を受け止めた。


ベ『悪魔ノ雷』

黒い雷をセラフィに向かって放つ。


セ『地操壁』

地面が隆起して壁となりセラフィを守る。悪魔ノ雷は威力が弱まったが壁を貫通した。セラフィは魔防壁を即座に作り出したがそれすら貫通した。

「ううううう…。」


ベ「悪魔ノ…。」


凛『光烈斬』

ベルクリンのすぐ近くまで移動していた凛は高速で斬りつける。ベルクリンは闇纏を使い腕で防御したが腕に傷を負った。


ベ「ちっ!『悪魔ノ連爪』」

悪魔ノ爪を連発しまくる。


凛『光烈剣』

お互いの技がぶつかり合う。両者一歩も譲らない。だがベルクリンは笑みを浮かべた。


べ「ゲヘへへ!俺様にはまだ口がある。『悪魔ノ吐息』」

凛の光の魔力が弱体化した。


凛(防ぎきれない!)

凛は悪魔ノ爪を食らい吹き飛ばされた。


べ「ゲヘへへ!勇者はこんなものかぁ!あのお方が手を下すまでもない!」


セ『土石竜』

ベルクリンが気づく頃には土の巨大な塊が土竜の形となりベルクリンを襲った。ベルクリンは土の下敷きになった。


凛(今のうちに慧を!)

凛は慧を凛とセラフィ側に移動させた。


セ『癒陣』凛と慧の傷を回復させる。

「こ、これで…倒せたんでしょうか?」


凛「多分これじゃあ倒せません。セラフィさん私のフェアリーリンクはまだ未完成で長く持ちません。それに魔力がもうそんなにないです。大技を一回撃てば解除されてしまうと思います。」


セ「私ももうあまり魔力がありません。」


慧「うううん…。」


凛「慧!良かった!」


慧「…凛!テコットさん!あいつは?」


セ「まだ戦いの最中です。」


慧「僕も戦うよ…あれ?体が思うように動かない。」


セ「魔力を限界を超えて使ったせいですね。魔力回路に負荷がかかって体がダメージを受けてます。」


慧「魔力回路?」


凛「それより今は休んでて!」


地面から手が突き出した。そこからベルクリンが飛び出し宙に浮いている。ベルクリンも傷を負っている。


べ「貴様らああああ!殺すううううう!」


凛「テコットさん。森で騎士団長並みの火力が出せるって言ってましたよね?お願いできますか?」


セ「時間をくれるのなら…。」


凛「分かりました。必ず!」


慧(僕も何か力に…そうだ!困った時ネピアさんが使ってって言ってたのがある!)


べ「ゲヘへへ!切り刻んでやろうと下で戦ってたがもういい!上空から一方的に攻撃してやる!『悪魔ノ炎』」

上空から炎を吐いてくる。


凛「はぁ…はぁ…はぁ。」

 (血が足りないのかな?意識が薄れていく。そんな時に家の道場の事を思い出すなんて…風水火地…風のように早くそして舞、水のように流れるように、火のごとく攻め、地のごとく重い一撃をが私の家の教え…風…水…火…土…感じる!)


慧「えっと、ネピアちゃんだよ☆困ってるみたいだね!属性弾と言って最初から魔力が込められた弾だよ☆魔力が尽きたときとか違う属性を使うときに使うんだよ(`・∀・´)エッヘン!!という訳でこれ使ってみて♡愛をこめて♡」

中には属性弾と書かれた弾が入っていた。


凛「風のように早くそして舞う!」  

凛は風を纏い空を飛んだ。そして悪魔ノ炎を風を纏った剣で斬り裂いた。光の魔力が風の力を増大させた。ベルクリンの体にも当たり、血を吹き出す。


べ「ぐっ…光魔法は闇魔法の対極か。」


凛「水のように流れるように!」

今度は水が凛の剣に纏い流れるようにコンビネーションを決めベルクリンを斬っていく。


べ「離れろ!『悪魔ノ連爪』」


凛「火のごとく攻め!」

今度は火が纏い物凄い勢いで斬りつけ、悪魔ノ連爪を上回る。


ベ『悪魔吐…』


凛「地のごとく重い一撃を!」

今度は土属性を纏い強烈な一撃でベルクリンを地面に叩き落した。凛も下に降りた。


べ「アアアアアア!コロシテヤル!!!」

ベルクリンに闇と雷が纏う。

『悪魔ノ雷爪』

ベルクリンは闇と雷を纏い凛に突撃した。


凛「もう少しだけ体よもって!!!『獅子光聖剣』」

ベルクリンと凛がぶつかる。力は拮抗している。


べ「死ねええええ!!!!!」


凛「うおおおおお!!!!」

その時凛のフェアリーリンクが解けてしまった。凛はベルクリンの技で吹き飛んだ。体に深い傷を負った。


バ「すまん凛…。」

バルドも消えていった。


べ「ゲヘへへ!危なかったぜぇ!後はお前だけだぁあ!ん?」

ベルクリンの頭上に大きな魔法陣がいくつも出来ている。


セ「構築完了。魔素に光の魔力になるよう指示…後はあなたに当たるように指示を出すだけ!」


べ「こいつはやべぇな!だが当たらなければいいだけだぁ!」

ベルクリンはその場から移動しようとした。だが、足が動かない。凍り付いていた。


慧「これでどうだ!氷の属性弾だ!」


べ「この野郎ぉ!」


セ『創造魔法-一筋ノ光芒ー』

巨大な光が雲を貫きベルクリンに降り注ぐ。


ベ「死んでたまるかぁ!!!『悪魔ノ魔力喰』」

ベルクリンから大量の闇が噴き出してセラフィの技とぶつかる。ベルクリンの技では耐え切れず、本人に光魔法が降り注ぎ続ける。しかし、ダメージはあれどベルクリンは耐え続けている。


セ「くぅ…もう魔力が持たない。」


べ「その技が終わった瞬間お前らは終わる!楽しみだな!」


凛(死にたくない!負けたくない!誰かに傷ついて欲しくない!あいつを倒したい!こんな所で倒れている場合じゃない!立て!あいつを倒すために!強くなるために!慧達を守る為に!!!)

凛は立ち上がった。眩い光が凛を包んでいる。


べ「な、なに!?だが、立っているのがやっとのはずだ!」


凛「…。」

 (心に語り掛けてくる。先代の勇者達が…想いの力を力に変えろと。限界を超える。『想力天換』)

凛の想いが力へと変わっていく。枯渇していたはずの魔力が沸き上がり、剣に力が宿った。


べ「なぜだ!?そのままくたばっていればいいものお!」 


凛はベルクリンの言う通りそばから動けなかった。その為、剣をベルクリンに向かって投げた。


べ「ゲヘへへ!やっぱり立ってるのがやっとか!そんなへなちょこな攻撃じゃ俺に当たりもしないぜ!」


慧「それはどうかな!属性弾爆発!」

爆発属性の弾を凛の投げた剣の柄頭の部分に当てた。爆発で投げた剣の威力が増し、ベルクリンの体を貫いた。


べ「くそがあああああ!!!」

ベルクリンの闇の魔力が一気に薄れてセラフィの放った技が直撃する。ベルクリンは跡形もなく消滅した。


セ「や、やりました…。」

セラフィも凛もぶっ倒れて気絶してしまった。


慧「すごいよ…2人共。僕ももっともっと強くならなきゃ。」


手下F「ベルクリン様まで…だがお前たちは満身創痍だ!殺してやるよ!」

凛が気絶させていた手下Fが起き上がっていた。


慧(やばい!早く他の弾を込めなくちゃ!)


手下F「おっと!そうはいかないぜ?」

慧の銃を取り上げた。


慧「やめろ!」


手下F「負け犬の遠吠えだな。この銃でこいつらを殺してやるよ。お前の銃で勇者とこの女が死ぬんだ!お前のせいだぞ?まずは勇者から手足を撃って使えなくしてから頭を撃ちぬくか!」

手下Fは凛に近づいた。銃に魔力を込める。コツンと手下Fの頭に石が当たった。


村人「勇者様方はやらせねぇ!俺達の命の恩人だ!」


村人「そうだ!世界を救ってくださるお方達を守り抜く!私達が全員死んでもな!」


村人達が集まっていた。


村人「俺だって自警団のはしくれだ!戦うぞ!」

村人達が一致団結して手下Fに向かって行く。


手下F「わざわざ出てくるとは手間が省けて良かったぜ!先にお前らを殺すか。目が覚めた勇者に守れなかったと痛感させてやる!」


慧「みなさん逃げて!」


?『土人形』『地手』

巨大な土人形が現れ、手下Fを殴り飛ばした。殴り飛ばした手下Fを巨大な土の手が握り潰した。

「…あ…捕まえる…つもりだった…のに…。」

そこには中学生くらいの女の子が機械を装着して宙に浮いていた。






                              To be continued


おまけ


凛「テコットさんって流暢に話す時と言葉に詰まることがありますよね?森の時はすごい話してくれたのに戦いの時は違った印象を受けました。」


セ「そ、それは、魔法の事になると緊張せずに話せるんですけど…それ以外の時は緊張しすぎて!本当に人見知りなんです!」


慧「なるほど!そういう事なんですね!キャラがブレたのかと思いました!」


セ「キャラって何ですか?」


凛「こっちの話なんで気にしなくて大丈夫です!」


セ「き、気になりますよ!え?終わり?」

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