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Reality−勇者と眷属−  作者: Ongaku
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異世界転移そして希望

「おお!成功したぞ!勇者様とその眷属様だ!」


気がつくとよく有りそうな魔法使いが異世界から召喚した。そんな感じがした。どうやら本当に異世界に召喚されたらしい。最初は信じなかったが召喚士達や王様の話、この世界には魔法が存在し、魔物や魔王と呼ばれる存在がいることがわかった。


時は少し遡る


僕の名前は 杉本 慧 (すぎもと けい) 17歳

冴えない高校生。特に趣味や特技はない。夢もない。

ただ、そんな僕にも憧れの存在がいた。

それは同じクラスの 清水 凛 (きよみず りん)さんだ。

容姿端麗、文武両道で男女からの人気もすごい。

そんな彼女に憧れを抱いていた。今日はたまたま清水さんと2人で日直だ。先生から荷物を2人で運ぶように頼まれた。

職員室から教室への移動中


「早く終わらせて、帰りましょう!」

清水さんに急に話しかけられて思わず、嬉しさと驚きで荷物をばら撒いてしまった。


「あ、す、すみません!」

(清水さんに話しかけられた。びっくりしすぎて落としちゃったよ)


「大丈夫ですか?拾うの手伝います!」


「だ、ダイジョウブデス。」

舞い上がって上手く話せない。


「ふふふ。杉本さんって面白いですね。」


「そ、そうですかね?あはは…。早く終わらせましょう。」

心を落ち着けて荷物を拾う。

(なんだろうこの本?魔法陣?なんか少しずつ大きくなっているような・・・)


「逃げて!!」


清水さんが叫んだのが聞こえたがもう遅かった。光に包まれて意識を失ってしまった。


清水 凛にかわり


私は 清水 凛 (きよみず りん)17歳

部活はやっていない。現在は家の道場で剣術と武術を学んでいる。剣術も武術も道場では右に出るものはいない。

容姿端麗、文武両道なんて言われているけどそれが原因でみんなと距離を感じている。私も他の子みたいに遊びたいが、親が許してくれない。それもあって、人ともっと仲良くなりたいけど、どう接したらいいか分からない。

私の1番の楽しみは・・・今話題の異世界物!親は厳しいのでこの事は自分だけの秘密。


(今は、お母さんもお父さんもいない。ふふふ。今がチャンス!!)そう思いながらこっそりスマホで異世界アニメや漫画を見る。これが清水凛の日常だ。


(えー!!何この展開!楽しすぎるぅぅ。次も気になる!1日1話って決めてるのにぃ。くぅ〜。そろそろ親が帰ってくるしやめるしかないか)

そして、いつも通り道場で腕を磨き、家で勉強して、晩御飯を食べて、入浴して、睡眠、朝起きて、朝食を食べて、準備をして学校へ行き、授業を受けて、帰る。そんな日が続くかと思っていた。今日杉本君と荷物を運ぶまでは…。


「早く終わらせて、帰りましょう!」

(お楽しみの時間が減っちゃう!でも、今のはちょっと冷たい態度だったかな?)


「ふふふ。杉本さんって面白いですね。」

(杉本君てなんか、アニメとか漫画で頼りない主人公とかでいそうだなぁ。あの照れてる感じとか少し可愛いかも)


「逃げて!」

(魔法陣?何か危ないものだったら・・・でも、異世界とかに行けるなら楽しみかも♪)


時は戻り


「という訳で、勇者殿とその眷属殿にこの世界を救ってもらいたい。魔王を倒した暁にはなんでも褒美を出そう。」

要約するとこの世界は魔王によって人間は甚大な被害を受けている。つまりは魔王を倒せということだ。魔王軍は強大らしいが、冒険者ギルドや騎士団など仲間になり得る存在もある。勇者である僕に…嘘つきました。勇者は清水さんで僕はその眷属です笑

王様に説明を受けました。


「1つよろしいでしょうか?」


「なんだね?勇者殿。」


「私達は平和な国から来ました。魔法もありません。戦いもルールに則ってです。実戦において私達は兵士の方々よりも弱いと思うのですが…」


「安心してくだされ。こちらに召喚させてもらう時に身体能力は向上してあるはずです。魔力も感じる事が出来るようになっております。魔力を感じる事が出来れば魔法を使えるようになるはずです。」


「わかりました。魔王討伐お受けいたします。」


(清水さん、呑み込み早い。まだ整理ついてないのに)


「眷属殿も良いですかな?」


(まあ、清水さんと一緒にいれるならいいか)

「はい!」


「では、勇者凛殿!その眷属慧殿!よろしく頼みましたよ。」


「はい!」 「はい!」


皆違う思想を持って冒険が今始まる



To be continued

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