第3話
短いです。
エリカが見た光景それは大量の殺戮された人達の血や死体の山だった。
死体には切られたような傷口がある物もあれば無残に破壊されてもう誰なのかすら判別出来ない者もあった。
「ヒドい、一体何でこんな事になっているんだろう?………………… そうだ、生き残っている人も居るかもしれないし、探してみないと。」
エリカは村を生存者を探しながら回る事にした
しかし建物も三割は潰れていて生存者がいても探すのが大変かもしれないと思い声を出してみた。……………が、返事は帰って来なかった。
いくつか建物を見ていると本や生活道具があり、特に埃もあまり被っていないことから、最近に何か起きたのだと分かった。
エリカは何時間も色々な所を探し続けたそして
緑色の屋根の家の中に生きている7歳程の生きている女の子をみつけた。
「良かった、まだ生きている子がいた。」
(あれでもこの子顔色が悪い、なんで?)
私は少し思案していると女の子は顔色が悪く、息が弱い事に気がついた。
「もしかして毒!? 」
(でもどうしよう私は【毒耐性】が手に入ったから良かったけど、この子が手に入れれるとは限らないし、そうだ!何か毒を治す物が、あるかも知れない。)
「でも私全然薬草とかに詳しくないしなぁ」
エリカはその時村を歩いている時に本のあった家を思い出した。
「ふむふむなるほどねここら辺に生えてそうで、簡単に手に入りそうなのはキュア草かな」
「四枚の葉っぱが並んでいて少し薄い緑色が特徴なのね。」
(よし、そうと決まればさっさと探しに行かないと!)
行ってくるねと、エリカはそう言って少女を布の上に置いて森にキュア草を探しに外に出る事にした。
「あ、でも取りに行く前に何かないか見ないと。」
エリカは辺りを見渡しある物が目に止まった。
それは部屋の奥の方にあった、長剣と短剣だった。
「これ使えるかな?」
エリカはまず長剣を持ってみようとしたが持つだけで精一杯でとてもではないが振れる様な物では無かったので結局、短剣だけ借りて森に行くことにした。
(さて早くしないとね、強い魔物に会いませんように。)