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また出逢えたら…  作者: みぃ
9/13

武器屋(剣)




「武器屋ってなんかすげーなぁ。」



剣や銃が揃っている。



(あらた)くんは剣と銃どちらのスタイルでしょうかね?」



「知らね」



そもそも剣も銃も使うことねーし。



「あちらに体験コーナーがありますよ」



剣の種類は短刀のタガーから

変わり者のフランベルジェに

ロングソードまである。



「うん、これがしっくりくる。」



体験コーナーで決定したのは

ツーハンドソード。



よく「ひと狩り行こーぜ」的な

ゲームにも同じみの太くて大きな両手剣。



「驚きました。初心者でそちらを選ぶとは。」



背後から拍手と共に声をかけてきたプラント。



確かにツーハンドソードは

大きさが大きさな為

両手で扱う剣。


重さも物によるが数kg~数十kgのものまである。

その分速度が落ちてしまうので

体力が無ければ難しいとされている。



ちなみにプラントが腰からぶら下げているのは

ロングソードだった。

騎士の様な見た目の胡散臭(うさんくさ)い外見にぴったりだな。



「てか金は?」


せっかく来たのはいいけど

買えなければ意味がない。

レベル1の見習い駆け出し勇者なんて

どうせ所持金は0円だろう。



ゲージに目をやると


「レベル2で、56円?」



「先ほど倒した敵からの報酬です。敵を倒せば経験値と多少のルピアの報酬が自動的に吸収されます。」



「ルピア…」


「ここの通貨です。」


「って56ルピアじゃ何も買えねーだろ」


「まぁ、勇者誕生祝いということで(わたくし)がプレゼント致しますよ。」



ふーん。じゃあ遠慮なく。



俺は銃のコーナーへ向かった。

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