表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/12

自分用職業一覧[改稿多用予定]

感想欄に意見を聞きたい職業を募集。追々追加します。

簡単な中訳と覚書。それと『それを主役とするときに思いついたタイトル』


【戦士職】

・戦士/兵士/傭兵/盗賊

 概要:鎧と武器を持ち、時には敵に切り込み、ある時は見方を守るファンタジーの代表にして基本職の一つ。鎧や武器は個人と用途によって差別化されるが、その多くは戦線の構築や維持。または防衛へと帰結する。

 身分:傭兵と兵士は所属している組織によって名称が変わる。寄り集まりから始まり、契約期間中だけ雇い主に従うのが傭兵。国や領主などに雇われるのが兵士だろうか。賃金形態や求められるものも違ってくるが、領主や頭目、または依頼主などの指示に従って仕事をしており、戦士としての技能を習得する機会に恵まれるという面では同様である。

盗賊に関しては立ち位置が完全に別物。完全にならずものであり、現代風に言うと強盗。鍵開けや忍び足などの技能を持つのはどちらかと言うと“斥候”の職業であり、傭兵や兵士のように戦士としての技能を習えない場合が多い。

 役割:戦闘面では個々やグループとして見るならアタッカーやタンクなどの役割を持ち、パーティの構成によって後衛職の壁になったりダメージゲッターとしての役割を負うことになる。傭兵も近しいところがあるが兵士になるとより多くの人数で戦う群衆戦に駆り出される場合もあり、密集戦術などパーティ戦とはまた違った戦い方を経験を積むことができる。

 キャラクター:直情的な少年から歳を重ねた叔父様、ぶっきらぼうな女戦士と持たせられるキャラクター性の幅も広く、とても使いやすい。

 『こん棒から始まる異世界冒険譚』『傭兵、盗賊へ堕つ』


・騎士

 概要:フルプレートの鎧に身を包み、大きな盾と剣を携えて隊列を組む姿は実に憧れを擽る。昨今の作品では特記戦力の名称とされる場合もあるが、紐解けば騎馬で戦ったものの栄誉であるようだ。

 実力に品位や功績、精神面などの評価をクリアして国や領主から認定されら彼らの多くは軽率な行動は取らない。それは自身の行動如何で主の顔に泥を塗ることを心得ているからだ。

 獲得:位置的には兵士の上位職になるのだろうか。傭兵からのクラスチェンジも無くはないだろうが、最低位の爵位の名に【騎士爵】がある通り、単に兵士から昇格した職ではない。武勲を上げた兵士がその主に認められ、勲章や騎士証を受けて初めて認められる。

 身分:資金面で困窮しがちな戦士と違い、主を持つ騎士は多少なりとも金銭的、若しくは物資的なバックアップを得られる場合が多い。また、騎士の証は確度と位の高い身分証とされ、市民への聞き込みや関所の免除などに補正が掛かる場合もある。その代わり主を持つ以上行動に制限がかかるため、自由度は低め。

 役割:その役目は国と民を守ること。そこは兵士と変わらない。盾を並べて侵略者を防ぎ、馬を駆って逃げる敵を追い立てる。その姿を以て騎士とは民から支持されるのだ。

 キャラクター:騎士の如何によってキャラクター性は変わるものの、多くは清廉潔白で規律正しい場合が多い。主の意向と自身の意志とが合わず、苦悩を抱えるという場合眉間に皺を寄せた中年男性。年齢を理由に退いた歳を取った騎士など、その役回りは多岐に渡り使いやすい。それと女騎士は良いぞ。

 『騎士道服すべし』『フルプレートなど着られるか!~金属アレルギーの騎士物語~』


・聖堂騎士

 概要:騎士の亜種にあたる。フィクション的には国や領主ではなく一宗派が擁する兵力の中で騎士を叙勲した者を指す場合が多い。なお、聖堂騎士で検索をかけると多くはテンプル騎士団が表示される。その思想は清貧の精神と騎士にして修道士という二重性を掲げており、言うまでもなく多くの創作物に影響を与えた。

 獲得:騎士の亜種とは言え聖堂騎士に至れる経緯は道筋が少ないが、小さな教会や宗派だったら寄進という形で聖堂騎士の肩書は買えたりすることもあるかもしれない。物語とするなら孤児院出身の子供が信仰と鍛錬の末教会に認められて聖堂騎士の位を得る、というものが多い。回復魔法を使えるなら僧侶/聖職者の道もある。回復魔法が使えないとしても信仰なり恩返しなりをモチベーションに肉体の研鑽を続けた果てに聖堂騎士の道が開けるだろう。

 身分:実の所、聖堂騎士という身分に強い法的効力はない。が、教会に属しているからと言う先入観は個人の云々を差し引いて強い信用を発揮させる。また騎士同様自身の行動如何で教会への信心が左右される為、迂闊な行動は取らない場合が多い。

 国や領主に雇われてる騎士と違い、聖堂騎士のバックアップは教会の財力によると思われる。揃えられる騎士の数は、そのまま教会の武力に直結するからだ。

 役割:教会の盾であり、同時に異教徒や背教者を貫く鉾である。多くは教主や司教に従いその敵を打ち滅ぼす事が仕事となる。忘れてはならない、その役職はあくまでも教会の騎士なのだから。

 キャラクター:孤児院から聖堂騎士に駆け上がった場合はともかく、信仰に厚い場合はその教義に従って行動するキャラクターが多い。善しも悪しきも経典次第。我が法ならぬ教が法。信仰を拗らせすぎて半ば狂気を感じるのもちらほらと。

 『聖堂騎士の背教目録』『孤児は聖堂騎士を夢見る』


・拳闘士/武闘家

 概要:タンク職とは違い身軽さを生かした回避や受け流し、そのカウンターとして自身の拳を打ち込むグラップラー。初期装備の低価格さから始める事ができ、金が集まれば籠手などの入手で火力を上げることができる...が、回避受け流しが主な防御手段なのもあってどの物語でも紙装甲の場合が多い。

 身分:言うなれば貧者の抵抗。自身の肉体一つで打撃を打ち込む姿から、その発祥は身分の低い者とされる場合が多い。ならず者から身を守る貧民の護身術。装備に金がかからないことは大きな利点で、駆け出しの懐事情に優しいのもポイント。

 獲得:文明の発展レベルにもよるが、街の道場で習うというよりは殴り合いの喧嘩を発祥としてそこから効率化、研磨の果てに至るならスラム出身の子供でも馴染みやすい。その場合何処まで行っても対人拳になるが、冒険に出るなら何処かで発想の転換が必要になるだろう。

 拳に蹴り、掴み、投げ技など至近距離から近距離の手数と派生の数こそこの職の真骨頂であり、人の技巧を魅せてくれる。

 役割:対人、人型魔物に対して他の追随を許さない制圧力を誇る。その戦い方から集団戦は不得意で、戦士職の中では特異な立ち位置に落ち着く。また投げ技による転倒状態やスタンなどもこの職業のポイントで、これにより非殺傷の物取りなどのクエストにも向いている。

 キャラクター:その成り立ちからスラムのや地方の村出身、文明が発展しているなら中流家庭の習い事から始めるのが良い。その為チンピラや純朴な少年少女、レベルが上がって行くにつれて角が取れたり丸くなったりするといいかもしれない。出身が貴族など身分が高いなら自身の興味に加えて周辺の理解も必要になる。

『』『』



【魔法職】

・魔法使い/魔術師

 概要:ローブに身を包み、ナエン(魔女が被ってる帽子。「角」を意味する)を被り、杖を手に呪文を唱えて魔法や魔術を放つ。ファンタジーの代名詞にして花形なのは間違いないだろう。魔法や魔術で敵を打ち据え、味方にバフを、敵にはデバフを。嗚呼素晴らしきかな魔法魔術。

 獲得:作品によって差異は見られるが、多くは魔法や魔術の才能の有無が見られる。その才能がある上で師を招き、魔法や魔術の使い方や理念を教わる事で、初めて魔法使いや魔術師と呼ばれるようになる。その敷居は作品によって上下する。まず当然ながら字が読めること。そして魔法と魔術の師をつけられる経済力などが必要になるからだ。

 身分:才能さえあれば、と言いたいところながら身分もそこそこ重要になる。上記で師をつけられる経済力が必要だと記載した以上、そこそこ裕福な家か商家など“金を出してくれるパトロン”が必要になる。旅の魔法使い/魔術師に手ほどきを受ける流れもあるだろうが、才能を見出されたり興味を持たれたりとこれも相応に理由が必要になる。

 役割:少人数のパーティならブレイン。魔法使いや魔術師は“学者”の職と兼用の場合も多々あり、広い知識を有しているのは間違いない。魔物の弱点を暴く、謎のアイテムの効能を暴く、斥候と額を突き合わせてダンジョンの罠を紐解いたりと活躍の場は多い。

 キャラクター:魔法使いや魔術師は理知的なイメージが多い、と言うか強い。なんなら眼鏡かけてインテリ度アップである。ですます口調が多く、主人公やその参謀、ブレインとしている場合が多い。敵としての役割は魔法狂いのマッドや敵側の参謀などキャラクター性が固定されがちながら立ち位置は実に豊富である。

 『魔法狂いの研究記録』『』



・神官/聖職者

 概要:多くのRPGで言うところの回復役。味方を癒し、神に慈悲を乞い祝福を分配する。神の教えに忠実であり、自身が信仰する神の教義を布教することを使命として大都市から寒村までその姿を見ることができる。此処では回復魔法を使える職業として指すが、広義で言うなら教祖や教主、司祭に教師なども聖職者である。宗教制度や集団に所属しているものは凡そ聖職者といっても問題ないようだ。

 獲得:その意識は神の教えを広げること。回復魔法の有無と獲得の条件によるが、聖職者という位置は金品、この場合は寄付の額で買えてしまったりもする。教義に揺り動かされて信徒になる。神より啓示を受けて信仰の道に進むなど、その獲得にドラマチックな演出も事欠かない。 

 身分:素質や師事など身分的な敷居が高くなる後衛職、魔法使い職。その中で神官/聖職者は身分に置いてはその裾野は広い。多くに於いて学問に近い魔法職の中で神の奇蹟に縋る(とされている事の多い)神官/聖職者の魔法はその信心によるところが多い。そして信心とは凡そに於いて貧しい人にこそ必要とされるからだ。逆説的に裕福層や人の群れの長である王族等に見られるのは稀だろう。無論、ご利益のある神を信仰している場合がなくなないのだろうが…。

 役割:ゲーム的には回復薬兼バフ兼デバフ解除要因。信仰する神によって使える魔法の種類も変わる場合もあるが、後衛職であることに間違いはない。

 キャラクター:純朴な信徒から狂信者、生臭坊主からただそう名乗ってるだけの詐欺師などキャラクター性は正邪問わず幅広く対応できる。信仰に迷ったり自身の中に芯を定めたりと定番のムーブから味方を導く先人の役割など、パーティの一員(PC)から第一村人(NPC)の殆どに対応できる。言わば作者に於ける超便利ポジション。用法容量厳守必須の役回りでもある。

 『』『』


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ