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魔法使いの設定を重量過多にしてみたい

ふと思ったのだ。


「よく魔法の適正を判別してるシーンを見るけど、もうひと捻り欲しいなぁ」と。


属性だの得意不得意だのを追加してキャラクターに厚みを持たせると、煩雑化して作者の負担は増すが読者は楽しい(かもしれない)。

ましてや僕は読者側、ネタを垂れ流すだけなら誰も困るまいと指を躍らせることとする。


[得意分野]

例えば走るのが得意。例えば計算が得意。何故得意なのかと聞かれれば、好きだから得意。楽しいから得意。若しくはできるから、得意。言っちゃえばこれも適正の話になるのだろう。ただしこの得意不得意は魔法の有無に拘らない。剣や槍が得意なら兵士や騎士を目指すだろうし、弓が得意なら弓兵や狩人を目指すだろう。

では魔法使いにとっての得意分野とはなんぞや?と言われれば、そう難しく考えることもない。

単に人より遠くの的に当てられるとか、人より少しだけ詠唱が早かったりだとか。それを磨いていくことで[距離拡大]や[詠唱短縮]などの技能に繋げていく。それをキャラクターの味にしていくのだ。


―――――――――普通過ぎて驚いた。没ですよこんなもの。



[魔力性質]

各々のキャラクターが使う得意な魔法、その由来を魔力に求めるというもの。

個々に使える魔法の適正が振り分けられるなら、じゃあ魔力に性質を持たせてみるのはどうだろうか?血液型ならぬ魔力型の考えである。

【炎属性の魔力】や【水属性の魔力】では往々ある作品と変わらないので、例えば【粘性のある魔力】や【貫通性のある魔力】などをキャラクターの魔法適正と組み合わせてみてはどうだろうか?

効果としては【使用した魔法に魔力性質の上乗せ】や【特定の魔法の威力アップ】などが考えられる。例えば【水属性の適正】に【粘性のある魔力】を持つキャラクターであるなら、使用する水魔法に粘性を与えることで【重さ】を持たせることができるだろう。後者は【炎属性の適正】に【貫通性のある魔力】で、なろうではよく見るファイアランス等の魔法に貫通力を持たせ、威力の底上げになるというものだ。

結果、【魔力性質】を絡めた魔法がそのキャラクターの持ち味や決め手、布いては二つ名に転化される、というわけだ。

なんなら魔力性質に性格が引っ張られる、という設定にしてもいいだろう。【粘性のある魔力】とか陰キャ一直線である。

ただこの設定を使うなら【魔力を譲渡する魔法】をどう扱うか決めておく必要がある。魔力を回復するポーションならまだしも、魔力を直接ぶち込む魔法。血液型なら拒否反応の後、速やかにお亡くなりになるだろうがそこは作品を書くかもしれない誰かに任せよう。



結局うだうだ考えた割に、まともに使えそうな草案は一個だけになってしまった。

案外何処かに転がってそうな平凡なアイディアだが、諸兄の一助になることを祈る。


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