〜異世界冒険記3〜とりあえず海の家に戻ってみた
中途半端ですが、是非読んで見てください!
それではm(_ _)m
僕たちは少しの間立ち尽くしてしまっていたが、
「ーーーはっ!
立ち尽くしている場合じゃないな!」
そう言って僕は、
「マリ!帰ってきてくれ!」
そう言ってマリの身体を揺すってみたが、
「………。」
マリからの反応は、返ってこなかった。
(…1人でなんとかするしかないな。)
そう思いつつ僕はマリの身体から手を離し、再びエルの様子を確認してみた。
しかし流石は女神様と言うべきなのか、エルは泣き止んでくれていた。
ただ、
「…ワタルのバカ…。」
目の辺りを腕でゴシゴシしながらエルはそう呟いていたので、どうやらまだエルの怒りは収まっていないようだった。
(…どうしたものかな…。)
僕がそう思っていると、
「ーーよし、復活!」
そう言ってマリが両手を上に上げていたので、どうやら正気に戻れたようだ。
そしてマリは、
「ここでジッとしても暑いだけだから、とりあえず海の家に行こう!」
そう言ってエルを自分の肩に乗せ、
「それじゃあ出発〜!!」
そう言ってマリは走り出してしまった。
エルは、
「…ゆっくりね?」
と言っていたが、マリには無理な相談だろう。
僕はそんな2人の後をゆっくりと歩いて追っていった。
僕が海の家に着くと、
「あ〜、楽しかった〜!」
「…死ぬかと思った…。」
マリは元気な顔で、そしてエルは暗い顔でそう言っていた。
(…まぁこうなるよね…。)
予想通りの展開になってしまったので僕はそう思った。
そしてエルに近づいていき、
「…疲れているところ悪いんだけど、質問をしていっても良いかな?」
僕はエルにそう尋ねてみた。
エルは、
「…そうね。」
そう言って立ち上がり、
「なんでも聞いて良いわよ!」
そう言ってエルはふんぞり返っていた。
そんなエルを僕は無視して、
「とりあえず1つ目の質問なんだけど、エルがこの世界に来てから、僕たちに『喚ぶのが遅い』って怒ってたけど。」
ここで一旦区切り、そして
「……エルはこの世界に喚んで欲しかったの?」
僕は恐る恐るといった感じでエルに聞いてみた。
そしてエルは、
「そうよ!」
と言ってふんぞり返えったまま、そう答えてくれた。
そして僕は、そんなエルのふんぞり返っている様子をやっぱり無視しながら、
「…どうして喚んで欲しかったの?」
と言ってエルに尋ねてみた。
「寂しかったからよ!」
エルはそう言って大声で僕にそう伝えてきた。
(堂々とそんな事が言えるのはある意味凄いけど、女神が言っても良いのかな…。)
エルの話を聞いた僕はそんな事を思っていた。
「他に質問はある?
ないなら、質問タイムは終わるわよ!」
何故か怒ったように言ってきたが、それは一旦無視して、
「とりあえず喚んで欲しかった理由については分かったよ。
後は『喚ぶのが遅い』の部分の遅いってところについて聞きたいんだ。」
僕がそう言うと、
「…分かったわ。」
そう言ってエルは、ようやくふんぞり返るのを止め、僕の顔を正面から見てくれた。
(…ようやく正面を向いて話してくれる。)
そう思いつつ、
「遅いって事は、エルはもっと早く喚んで欲しかったらしいんだけど、具体的には何時喚んで欲しかったの?」
エルにそう尋ねてみた。
エルは僕たちを指差しながら、
「…アンタ達がこの世界に来た日」
そう言って拗ねながら言った。
「え?いや流石にそれは分かんないよ。」
思わず僕は、思った事をそのまま言ってしまった。
そしてそれは再びエルを怒らせるには十分だったらしく、
「それくらい分かりなさいよ、この鈍感!」
そう言ってそっぽを向いてしまった。
「え?これ、僕が悪いの?」
隣に居たマリにそう尋ねてみると、
「いや、流石にこれは分からなくてもしょうがないんじゃない?
ワタルは悪くないよ!」
そう言ってマリは僕の味方になってくれた。
しかし、それのせい?でエルはさらに怒ってしまい、
「ワタルが悪い!これは決定事項なの!」
そう言ってエルは余計にへそを曲げてしまった。
(…しょうがない。
この世界に来る前にエルと話したことを少し思い出してみよう。)
僕はそう思い、この世界に来る前、つまりは女神の間でエルと会話をした時の様子を思い出していった。
〜続く〜
エルが怒っている理由が理不尽だと思うでしょう。
ですが、出逢った時のエルを少し思い出して見てください。そうすれば分かると思います。
ヒントは、『ワタルと会話する前のエルはどんな様子だったか。』です。
今日はここで終わります!それでは〜。




