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〜異世界冒険記〜村の手伝いをしてみた2

手伝いの内容を聞いて早速水汲みを開始した。しかし……

 

 マサさんに連れられて行くと、そこは家の裏でそこに小さな畑があった。 

 どうやら家庭菜園をしているらしく、様々な野菜が植えてあった。

「とりあえずは、毎日ここの水やりをしてもらう、今のところはそれだけかな。」

少し拍子抜けだった。

 てっきりもっと重労働をさせられるものかと思っていた僕は、

「こんな簡単な仕事でいいのですか?

面倒をかけるのでもっと大変なことを頼まれるものかと…」

と伝えた。


 するとマサさんは、

「いや〜これが意外と大変なのよ。

ほら、周りを見てごらん?」

というので辺りを見渡してみると、

「あれ?水やりをするホースが無い?」

そう、水源がないのだ。

 なのでどうやって水やりをするのかマサさんに聞いてみた。

 すると、

「この村の近くにキレイな川があるんだよ。

しかもそのまま飲める。

 だからそこから水を汲んできてほしい。」

と指を指す方を見ると、ここから300mぐらい先に川が見えた。

 どうやら、そこから毎日水を汲んできて野菜にあげるとのことで、かなりの重労働であると予想が出来た。

 続けて、

「ちなみに、君たちが入った風呂や食器を洗う水なんかもあの川から持ってきている。

 これまでは俺の役割だったがこれからは君の仕事になる。」

とのことだ。

(おいおい、僕の方が大変じゃないのか?マリが羨ましい…)

 そんなことを考えていると、

「まあ、大丈夫だよ。

慣れたら意外と平気になるから。」

 マサさんは気楽そうに言ってくれた。

(つまりは、慣れるまでは大変だということを遠回しに言っているよね…)

 まあ、昨日の恩を返すと思えば頑張れるだろうと気合を入れながら、ふと先ほどの会話の内容を思い出してみて

「あれ、

「これからは」?

ってことはつまり?」

マサさんに確認のため聞いてみると、

「まあ、流石に1日やそこらで出て行けってのは流石に可哀相だしな。

 しばらくは、面倒を見てあげることにしたんだよ。」

 どうやらありがたい事に、しばらく住まわせて貰えるらしい。

 ちなみにトモコさんも了承済みのようで、何ならこのまま家に永住してもいいとの事だ。

 ありがたい提案ではあるが、1人では決められないので後でマリと相談して決めよう。

 とりあえずしばらくは衣食住の心配は大丈夫だと分かったので良かった。

 なので、

「分かりました。頑張ります!」

 そう言ったが、まずは運び方を聞かないといけないのでとりあえずは、

「水ってどうやって運ぶんですか?」

マサさんに聞いてみると、

「そこにあるバケツを使ってくれて構わない。

が、もっと楽な方法があるならそっちでも構わないよ。」

 つまりは、自分で考えて、より良い方法を見つけろとのことだ。

 まあ、試したいこともあったのでこの機会に試しておこう。

「とりあえずは、ゆっくりでも良いから無理しないでね。

また昼時ぐらいにまた呼びに来るからそれじゃあ頑張ってね。」

 そう言いながら去っていった。

「まあとりあえずは、バケツで汲みに行ってみるか。」

とりあえずは試してみよう、駄目ならまた考えればいいんだし。

 そう思いながら、バケツを両手に持ち川へ向かった。

家庭菜園を自分の家でもやっているのでそれを元に書きました〜よろしくです!

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