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〜異世界冒険記6〜

    『ーーー前回の説明ーーー』


・ グダグダさせてみたってタイトルがホントかどうか確かめる為に家の外へ出たワタルはとりあえずマリの元へと向かう為にいつも水を汲みに行っている井戸へと向かった

          

          ↓


・ その道すがら出会った何人かの村人達へと何か変わった事は起きていないかと質問をしてみたところ、どうやら村の入口辺りにて知らない人達が居るとの情報をもらう

         

          ↓ 


・ その事を聞いたワタルは、きっとこれがグダグダさせてみたっていうタイトル回収に繋がるんだろうなぁ、とそんなメタイ事を思いながらマリの元へと向かっていた歩みを村の入口の方へと変える事にしていった

         

          ↓ 


・ 入口へ着いてみるとどうやら僕よりも村の先客が居たようでリーダーらしき風貌ふうぼうの男性と先客であるマリが話しているのが見えたのでとりあえず近付いて話に加わってみた


          ↓


・ その話を聞く限りどうやらその男性は廣瀬ひろせ勇人はやとという名前の()日本人なのだそうだ

        

 注: 覚えている人は全く居ないと思う(ちなみに自分は思いっきりど忘れしてたので登場回を見てきました笑)のでここで注釈を入れておくと、この人はワタルの次に『勇者』として呼ばれた男性ですのでヨロスク!


          ↓


・ そしてその勇者である男性のハヤト(どうやらこっちの世界ではワタルと同じ様に名前をカタカナ表記にしてもらったらしい)からワタルへと

「僕はつい先程こ《・》()()()()()()()()()()()()()()()、どうやらそのせいで何故かお前に僕よりも高い『チート勇者の素質』が出来てしまったようだ」

という言葉を聞いた


          ↓


・ そして説明はそこで終わらずに

「そしてそんな『チート勇者』が現れると当然『チート魔王』も現れるのは必然だ」

と続けていくので当然ワタルは

「いやいや、それはおかしいでしょ!」

そうツッコミを入れた。が、ものの見事にそのツッコミは無視され

「僕は()()()勇者であって『チート勇者』ではない。だから当然その『チート魔王』に勝つことは不可能だろう…というか挑みたくない!」

そんな勇者らしくない発言をしていた

         

          ↓


・ この流れで何となく、そして()()()察してしまったワタルは

「…つまり()()()()()()()()()()()しろという事ですか?」

そうハヤトへと聞いた。そしてハヤトはもちろん

「そうだ!!」

そう力強く答えるのだった


          ・

          ・

          ・

          ・

 

「…魔王討伐なんて僕…というか僕達には無理だと思うんだけどなぁ」

一連の流れを思い出しながら読者へと説明し終わった僕はそう愚痴っていた、セットに大きなため息も添えて。しかしそんな鬱真っ盛りの僕の右横ではマリが

「大丈夫、私達なら勝てるよ!」

そう高らかに宣言をしつつ腕を上げていた。そして僕の左隣ではクロが

「……何でワタシにあんな『素質』が…」

ドコか遠い目になりながらそう呟いていた


 ちなみにマリとクロが僕と一緒に魔王討伐に参加しようとしている理由については

「ワタルが行くところは私ありってね!というかワタルだけだと心配だし!」

ってのがマリの理由だった。正直かなり失礼な理由ではあるけれどマリの身体能力は並外れているので本当に魔王討伐するなら正直助かった、まぁというか今更別れる気はないし。

 そして次にクロが一緒に来る理由についてなんだけど、正直先程クロが自分で言っていた様にクロにとある『素質』があるからなのだ。そしてその素質というのが

()()ヒロイン】

だからなのだ。(ちなみに【メインヒロイン】の素質を持っているのはマリなんだそうだ)

 それを僕から聞いたクロは

「サブって事はメインよりも弱いポジションだというのは何となく分かるのですが、【ヒロイン】っていうのがワタシには分からないのです。どういうものなのでしょうか?」

という様に質問をしてきたので

「ーーええっと…」

少し考えたけれど良い返しが思いつかなかったので思わず

「『勇者の冒険に参加する()()()の仲間』、なのかな?」

そう返してしまい、その瞬間クロが

「……え、本気で言ってます?」

めちゃくちゃシリアス顔でそう聞き返してきた。本来なら僕は否定しなければいけないんだけれど

「……そう…だね…」

あまりのシリアス顔に思わず肯定してしまったので

「……あぁ、ワタシの人生、終わった…」

膝をつき思いっきり絶望してしまったので

(……ごめん、クロ)

僕は心の中でそう謝っていた。


(ーーヒロイン、本来なら恋愛ゲームとかで攻略対象になるキャラの総称であって、魔王討伐に参加する女性である筈が無いんだよな…)

 そんな反省をしつて僕は改めてマリとクロを見てみたが

「どんな魔王なのかな〜楽しみだな〜!」

と、そう楽しみな感じで話すマリと

「……あぁ、蝶々がキレイ〜」

現実逃避をしているクロが見えていた。

(…本気でこのメンツで魔王討伐するの?)

いくらチート勇者の素質があるとはいえハヤトの話を信じるなら相手の魔王にもチートの素質がある…らしい。ただまぁ救いなのが

(互いに持っているのが『素質』だから鍛錬なり訓練なりしないとその素質が開花しないんだよね…もしかしたら鍛錬とかしても開花しないかもだけどね?まぁ一応僕は鍛錬する予定だけど…)

互いに持っているのはチート勇者やチート魔王の『素質』であるので、それが才能として【開花】しないと本物のチート持ちにはなれない。とまあ色々と考えてはみたものの

(どっちにしても今すぐ旅に出ようにも準備が足りないからしばらくは準備期間だけどね…)

明らかに準備が出来ていないので、しばらくは村で色々と準備でもしようかなどっち思っているので、とりあえず今回の締めはこれで終わろうかな?



   【新シリーズに続く!!!】

とりあえずこれにて旧シリーズは完結です、どうもこんなショボい作品を読んで下さってありがとうございましたm(__)m

新シリーズというか2部については全然構想も練れてませんので投稿がいつになるか分かりませんが、どうか次も読んでもらえると助かります。それではまた次のシリーズで会いましょう、バイバイ〜(^^)/

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