〜異世界冒険記6〜ちょっとした急展開の前段階をしてみた
途中までは何を言っているのか分からないとは思いますが、どうか最後までくれると助かります。(…まぁ読んでも分からないとは思いますが笑)
後、一応後書きにて大事な連絡をしますのでどうかよろしくです!
「ーーマジか…」
一通り村のみんなの様子を確認し終わった僕は落ち込んでいるかの様にガックリと肩を落としながらそんな風に愚痴をこぼしていた…まぁ実際に落ち込んでいるんだけどね?
「…………はぁ」
ちなみに今のため息は僕の横を歩いているクロのものである。そしてため息をついている事からも分かる通りクロも僕と同じく落ち込んでしまっており、いつもは元気よく伸びている尻尾が今は思いっきり下に下がってしまっていた。そしてそんなクロの様子を見た僕は
(…まるで説教された直後の飼い犬だね。こっちに飛ばされる少し前にマリー…あ、今はマリか。が、怒られていたけれど、その光景にソックリーーあ、そういえば隣にマリも居たんだっけ?まぁ前回の終わり方的にマリの所に行くって宣言をしてる訳だし、クロが居るのにマリが居ないのは話が繋がらないからおかしいし…)
そんなメタイ考えになりつつ(…まぁ正直皆も慣れてきてるだろうからわざわざこうやって注釈を入れなくても良いんだろうけど一応今回は入れておくけれど、この物語はゆるい感じの話だからみんなよろしくね?)マリが居るだろう方へと目線を向けてみると
「ま、二人共そんな落ち込まなくて良いじゃん!」
どうやらマリは、僕やクロとは違ってかなり元気だった。なので
「…マリは、元気だね…『作者から』あんなとてつもなく大変な事を頼まれたのにさ…」
ここまで読んでくれている人には僕達がこんな風になっている理由が『一切』分からないと思う、多分僕が読者なら全く分からないとそう断言出来るかな?なのでまぁ、この辺りでそろそろタネ明かしをしておこうかな〜と思った訳で後半の部分を入れたんだよねーーって事で早速マリの返事をみんなにも聞いてもらおうかな?
僕が肩を落としながらしたその質問に対してマリは
「だって楽しみなんだもん!」
自分の手と尻尾をブンブンと振りつつ
「魔王を倒す旅に出るんだからさ!」
何だか勇者っぽいじゃん、そう続けたマリの声は僕と、そしてクロには届かずに僕達は
「「………はぁ」」
二人揃ってため息をつくのだった……
ここまで読んでくれて有難うございます。えっと、前書きにて連絡した『大事な話』についてですが、次回の話をもってこの物語を『完結』させます。そして新しく『〜続・異世界冒険記〜』を始めます。こちらの方は割と緩くやってきましたが続編の方は割とガッツリの冒険をと思っていますが、まぁ続編も緩くなってしまった場合はご容赦を。という事でまぁどうかこれからもよろしくですm(__)m