〜異世界冒険記5 森騒動解決編〜 長引いていたこの話の幕を下ろす時がきたようです 脱線編
今回で本当にこの『脱線編』を終わらせようとの思いでこの『前書き』を書いてますが、書き始めたら割と広げてしまうのがこの作品の作者でありますので終わらない場合はご容赦を…
という訳で前書きは割と必死な感じで書いてますが、本編はまぁこれまで通りほのぼのとさせていきますのでよろしくです(*´ω`*)
「ーー私がミナ様から聞いた説明はそのような所ですね」
「…僕がマオウから聞いた説明と違うじゃん…」
そう言って僕は肩をガックリと落としていた。そしてその様子を見ていたシャルは
「…まぁ、マオウ様の言葉でありますのでどうか
お気になさらずに…」
そう言って僕の頭を撫でてくれていた。うん、本当にシャルは僕たちの『お母さん』だよ…
いきなりの展開についていけてないと思うのでこうなった一連の流れを伝えておくと、シャルがお茶を沸かしてくれている間、情けない事ではあるが暇になってしまっていた(…ホントにね)。なので台所のテーブルにてシャルがお茶を沸かしてくれている様子をのんびりと見ていた僕へと
「ーーあぁそういえばワタル様?」
「ん、どうしたのシャル?」
そう言ってシャルがお茶を沸かしながら僕へと話しかけてきていたので、僕はシャルの方へと顔を向けつつ返事をした。そしてシャルは何故か暗い顔になりつつ
「ワタル様達が魔族の方々へ向かっている間に無事ミナ様がお目覚めになられました…」
「…え、何で暗い顔なってるの?普通こういう時って明るい顔で言うものじゃないの?」
話すシャルの顔を見ながら嫌な予感はヒシヒシと感じてはいたけれど、質問しない事には先に進まないのでそうシャルへと尋ねてみると
「ちょうど私がミナ様の様子を確認に向かった時にお目覚めになられたのですが、私が様子を確認する前に
「…あれ?そういえば私の見間違いじゃなかったらマオウ居なかった?って事はこれはもしかして『復讐』のチャンスなのでは?…よし、そうと決まったらのんびりしてられないわね!」
そう呟くと同時に立ち上がられ、そしてそのまま私の事を無視して出ていかれました……」
「………え?」
あまりの事にそんな間抜けな声を出してしまった。が、そんな僕を見ながらシャルは申し訳無さそうに
「そして話は、『これで』終わりでは無いのです…」
と言ってきたので僕は
(あぁ今回も終われないのか…すまないみんな…)
どこかメタイ想いを胸に、シャルの話へと耳を傾けるのだった……
はい、申し訳ありません!
終わりませんでした\(^o^)/
それじゃあ次回に続く!